【中学受験】旗艦校舎

★旗艦校舎（きかんこうしゃ）
　首都圏を中心に多くの校舎をかかえる大手進学塾のうち、鉄道の主要駅など生徒が集まりやすく、成績優秀者が多く、合格実績をけん引する主力校舎こと。各塾とも看板講師が配置されるケースが多い。

　海軍の艦隊の中で、司令長官が乗る軍艦に、長官旗が上がっていることから旗艦と呼び、塾の中心校舎を表す言葉として使われる。１校というよりは、各都府県に数校ある。他塾も同じ地域に進出することが多く、大手塾の授業についていくために、生徒の学習フォローをする中小規模の塾、個別指導塾も周辺に林立する。

池ノ内　潤

　「その子基準」で、勉強法、成績アップ、スケジュール立案、受験校・併願校選びなど、受験のあらゆる相談に乗る「受験デザイナー」。　昭和四十年代の夏、神奈川県生まれ。教師を志し、偏差値40程度の県立高校から独自の勉強法を駆使し、同校で初めて早稲田大学に合格。　進学塾講師、家庭教師で中学～大学受験に関わる。就職後もスポーツや執筆活動を通じ、教育や受験に携わる。　　子ども2人の中学受験をサポート。1人は大手進学塾最下位クラスから転塾を経て、首都圏1都3県の偏差値トップ私立全てに合格し、第1志望に進学。　もう１人は偏差値30台から「親塾」でベースを固め、6年から入塾。3校に合格して大学付属中学へ進学した。