最難関校合格のため? 高い偏差値3つの利点

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中学受験で「決定権」を握るのは偏差値
4,5年生の間に偏差値をアップする意味
偏差値が高い利点①精神的な安定
偏差値が高い利点②勉強の質量向上
偏差値が高い利点③選択肢の幅が広くなる
「奇跡の合格」後に中学で待つ冷厳な事実

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★中学受験で「決定権」を握る偏差値
学習成績の順番を付けるのに、偏差値は指標になります。個人の偏差値と大手進学塾や大規模な模擬試験を実施する業者が過去のデータに基づいて作成した「偏差値表」と照らし合わせて、最終的に受験校を決めるのが中学受験のセオリー(一般的な方法)でしょう。

 振り回されたくありませんが、偏差値に中学受験の「決定権」を握られていると言っても過言ではありません。「決定権」に逆らい、果敢に挑戦する中学受験用語でいう「特攻」をしても、多くは勝負にならずに終わるのがオチです。

縁が切れないなら、偏差値は上げてしまいましょう
おおむね30台から70台の2ケタの数字に一喜一憂して、小学校の半分の時間を過ごし、十代の大切な6年間の方向性を決めていくのはつまらないものです。

 ならば偏差値は早いところポイントをアップし、精神的にも数字的重圧からも解放されて受験本番に臨めるようにしましょう。時期的には早ければ早いほどいいです。できれば、4,5年生の間にというのが理想的です。

 6年では多少の前後はあってもなかなか偏差値は上昇しません。自分以外の周りの受験生も頑張りますから。中学受験という往復レースの折り返し地点といえる5年生終了時に、それなりのポジションにいて焦らずに自分のペースを刻みながら、2月にゴールする。志望校の偏差値の高低は別として、学習面でも精神面でも余裕をもって進むのが、中学受験で勝てる王道です。

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4,5年生のうちにダッシュしておきましょう

★偏差値が高いことのメリット①精神的安定
 偏差値が高いと、受験の世界では気持ちに余裕が生まれます。「どうしたら成績が良くなるか」という多くの人が抱える問題を深刻に考えなくて済むからです。

 精神的に楽な状態になると、受験生がいる家庭でも明るく前向きに物事が考えられ、良好な雰囲気を保てます。反抗期に差しかかった子どもとでも、ぶつかることは最小限に防げ、心が疲弊しません。気持ちが安定することは、受験において最高のアドバンテージとなります。

受験で精神的な余裕は成否を分ける

★偏差値が高いことのメリット②勉強の質量向上
 偏差値が高いということは、受験勉強でつまずいているところが少ないということです。勉強もはかどり、自然と量も増え、質も伴ってくるということになります。「順調」に受験勉強が進められているということです。分からないところ、理解にあと少しの助言がいるところを絞って塾の先生などに質問でき、さらにパワーアップします。

 親御さんも余計なことを考えずに済みます。つまらない勉強法に手を出す必要もなければ、甘い宣伝文句に誘惑され、別の塾を物色したり、当たり外れが大きい家庭教師や個別指導の門をたたくこともありません。

 勉強の良い習慣とペースを保つと、健康管理や食生活など勉強以外にも気が回り、学校説明会等にも気持ちを集中させて臨むことができます。6年の夏以降になって、多くの親御さんが偏差値アップに躍起になってあれでもない、これでもないとやっているのをしり目に、過去問や総復習に落ち着いて取り組むことができます。

偏差値が高いと勉強の質量が向上する

★偏差値が高いことのメリット③選択肢の幅が広がる
 正確には偏差値が高いところを目指すというより、志望校合格へ偏差値が「足りている状態にする」と言った方がいいかもしれません。

 別に偏差値の高い中学校や大学の合格実績の良い中高一貫校へ入るために偏差値アップを図るのではありません。単純に東大や有名大学に入りたいのなら、6年間塾や予備校に行った方が手っ取り早いですから。

 偏差値が高い状態にする最大のメリットは、偏差値に振り回されない学校選びのためです。この校風で6年間過ごしたい、この部活に入りたい、この文化際に参加したい…偏差値が足りていれば、そういう純粋な思いで幅広く学校選択ができるようになります。純粋は何よりも強いです。

偏差値が高いと受験の選択肢の幅が広がる

 ★「奇跡の合格」後の冷厳な事実
 「偏差値が届いていない」という心理的に落ち着かない状態は、子どもには絶望感を、親御さんにはその代替となる学校を探す際にも偏差値によって縛られる、という現実を突きつけます。

 確かに偏差値が届いていなくても合格した例はいくらでもあります。しかし、入学後は多くの場合、勉強面で苦戦する傾向にあります。特に最難関、難関校では「奇跡の合格」の生徒は入学直後からスタートダッシュをかけないと、その後の学習面でのランクアップはあまり見ません。歓喜の逆転合格後のあまり語られない冷厳な事実がそこにあります。「入学」が最終目的なのか、「入学して6年間そこで過ごす生活」が大切なのか、考えるまでもないと思います。

 次回は偏差値に振り回せれる受験生と親御さんの現状について触れます。(受験デザイナー 池ノ内 潤)

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