過去問対策 「実物」を使うこれだけの効果

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・第3志望までは実物を入手する努力を
・本番の問題冊子の体裁が分かる利点
・解答欄の広さ、文字の大きさ、字体 情報満載
・実物はどこで手に入れるのか
・実物と赤本のセットで過去問を徹底攻略

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第3志望までは実物を入手する努力を
個人差はあるものの、9月からは本格的に志望校の過去問にトライする時期になります。決まっているわけではないので、通塾しているご家庭では塾の先生の指示を仰ぎながらスケジュールを組むのが良いでしょう。

 過去問といえば「赤本」です。入試問題に解答解説、解答用紙、合格最低点などが1冊にまとまって収録されているので、受験生には必須アイテムです。

しかし、第3志望までの学校はできることなら実際の入試問題の原本、つまり実物を入手してほしいのです。過去問に挑む際に1度でもいいから実物を使ってという体験をさせてあげてください。

本物はやはり強い

本番の問題冊子の体裁が分かる利点
実物の入試問題を使う最大のメリットは、入試本番での問題用紙の体裁が分かるということです。

問題用紙が冊子になってホッチキス止めになっているのか、折っているだけで止められてはいないのか、B4あるいはA3の大きい紙のまま一部が閉じられていてめくっていくのか、カラーなのか全編モノクロなのか、ページはどれくらいなのか…。あらかじめ知っておくのと、そうでないのとでは雲泥の差です。

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塾の月例テストや模試と問題用紙の雰囲気が違うだけで、緊張して力を発揮できない子もいるのです。大人の物差しで見ずに子どもの立場で考えてあげてください。些細なことですが、親御さんが気にしてあげることで本番への子どもの安心度が格段に違います。

子どもにもちょっとした気遣いを

解答欄の広さ、文字の大きさ、字体 情報満載
さらに表紙にもさまざまな注意事項が記載されています。試験時間はもとより、試験開始まで数分の猶予がありますが、注意事項があらかじめ頭に入っていれば、いざというときに慌てずに済みます。

解答用紙についても紙の大きさだけでなく、解答欄の広さや裏表に印刷されているかなども分かります。そして何よりも大事な名前と受験番号を記入するという作業も実物で体感できます。コピーをとって解き直しなどに使うのもよいでしょう。

問題用紙、解答用紙の紙質も学校によってさまざま。文字の大きさ、字体も違います。実物の入試問題は、解く上での情報が満載なのです。

入試問題は実物に触れるのが一番

実物はどこで手に入れるのか
実物の入試問題は多くが学校説明会の際に各中学校で4教科セットになって売っています。相場は1000円。500円程度のところもあります。午前入試、午後入試、第1回あるいは第2回など複数回試験をやる場合は、販売していない回もあります。

 四谷大塚の過去問データベースでは300校以上の入試問題がPDFで無料閲覧でき、印刷もできます。四谷大塚が出した模範解答もあってとても便利です。実物を入手できない場合や、それほど志望順位が高くないのなら、これでも十分事足ります。また、比較的古い年度の問題も収録されているので、数年分取り組む際にも頼りになります。

 ただ、本命、熱望、入学してもよいと思っている中学校なら実物を使って挑戦、という方が気分も盛り上がります。過去問を解く上でモチベーションアップは重要です。

1000円でモチベUPなら安い!

実物と赤本のセットで過去問を徹底攻略
では赤本は買っても本棚のアクセサリーにしかならないのでしょうか。赤本の役目の1つは解答解説です。実物の入試問題を手に入れても解答がないことが多々あります。入試まで日がないこの時期に大忙しの塾の先生にお願いするのはとても心苦しいです。納得いかないところ、国語の記述、算数の途中式などを除き、基本過去問は自己採点なので、赤本は必要です。

 赤本には推定ですが各問題の配点も載っており、合格最低点や科目別の平均点なども一覧で掲載されていることも多いので便利です。「あなたの得点」を記入することもできます。

 少々いいお値段ですが、「この中学に合格するんだ!入学するんだ!」という“決意表明”にもつながります。実物と赤本のセットで過去問を徹底攻略しましょう。(受験デザイナー 池ノ内潤)

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