中学受験 大学附属を選択するということ(2)

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内部進学は「大甘」オール3程度でも行ける
いつ決まる内部進学の最終決定
併設大学に進むからこそ勉強してほしい理由
・企業は内部進学をどう見ているか
・附属校から外部受験に必要な「タフさ」と「マイペース」

目的意識の強さが成否のカギ

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内部進学は「大甘」オール3程度でも行ける
 大学附属の中高一貫校に進学すると、余程のことがない限り推薦で進学できます。内部進学の推薦基準は“甘い”ことが多く、学校内の成績で5段階評価なら「オール3」程度でも進学できます。絶対評価でのオール3ですから「大甘」といえます。

 ただし、成績のいい順に学部は決まっていきますから、希望の学部に進めるかどうかは成績次第。人気学部や理系の学部に進みたいなのら、それなりに学内で頑張っておく必要があります。

内部進学はけっこう「甘い」

いつ決まる内部進学の最終決定
 ところで内部進学が最終的に決まるのはいつ頃なのでしょうか。夏休み前には決まり、高校生活最後の夏をエンジョイしたり、合宿免許でも取りに行くかなんて計画する生徒もいそうですが、さまざまな学校の話を聞くと11月後半から12月の中旬ぐらいに最終決定するようです。

 つまり、2学期の期末が終わってから、というのが大多数で、中には「クリスマスプレゼントに」という学校も。最後まで気を抜かないように高校側もいろいろ考えているようです。

推薦合格が“クリスマスプレゼント”の学校も

併設大学に進むからこそ勉強してほしい理由
 大学が決まれば、親御さんとしてもひと安心でしょう。最近の大学生は就職のことを考え、語学や資格の勉強する人も珍しくありません。特に附属校から進学した場合は、その姿勢を貫いてほしいと思います。

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 というのも、内部進学者に対して就職する際の企業の目は厳しいものがあるからです。学歴を参考程度にとどめて採用活動をする企業も年々増えてはいるものの、就職しようとしている大学生が、これまでどういう「道のり」を歩んできたかは、企業としても注目しています。

就職するまでの「歩み」を企業は注目している

企業は内部進学をどう見ているか
 大学進学時に受験をして進学する、つまりチャレンジをした経験があるかどうかを採用担当者は見ます。附属からエスカレーター式で進学したのならば、勉強以上にスポーツや芸術活動、あるいは語学習得の勉強に時間を割き、それを大学でも継続した、あるいは次のステップにしたというのなら大いに評価されます。受験よりも打ち込める大切なことがあり、それを貫いてきたことは大きな財産だからです。

 しかし、親に尻を叩かれて中学受験をし、その後はエスカレーター式に併設大学へ進み、これといって何かをしてこなかった学生は、受験をして失敗した経験のある学生よりも評価は低くなる傾向です。このような事実を中学受験の前にした親御さんの多くが知らずに、「大学の心配がないから」という安易な理由で附属校を選択すると、後悔することにもなりかねません。

 大学を出れば、という時代はとうの昔に終わっており、これからは間違いなく「大学は出たけれど」という時代です。大学名よりも何をしてきたか、企業側はシビアに評価します。

「エスカレーター式」の進学には注意を

★附属校から外部受験に必要な「タフさ」と「マイペース」
 内部進学に背を向けて、違う大学を目指す生徒もいます。ただ、早稲田中・高以外では早慶ならかなり珍しいし、GMARCHクラスも8割方内部進学するので、その“逆風”の中で「わが道を行く」のは、精神的にタフか、我関せずぐらいのマイペースである必要があります。

 日大系のように内部進学と外部へ行く生徒が半々のところは、それなりに刺激もあり、学校によっては受験対策もしてくれます。一方で多くの生徒が内部進学する学校では、他大学に行くための対策は期待できず、自ら積極的に動く必要があります。

敢えて坂道を上るのだからタフさが必要

目的意識の強さが成否のカギ
 附属校の多くが良くも悪くも“のどか”な雰囲気です。そんなに頑張らなくても、「何をそんなにムキになってるの?」というような目でも見られると言います。その中を突き進む。面白くもありますが、流されないだけの目的意識の強さが、他大学受験の成否のカギを握ります。(受験デザイナー・池ノ内潤)

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