中学受験 入学後も通塾は必要か?

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中学受験成功!それでもまた通塾
大学受験のためだけではない通塾の諸事情
中学から塾 男子はほとんど勉強しない
性質が変容している中学からの通塾
中学受験塾と大学受験塾を結び付けるもの

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中学受験成功!それでもまた通塾
 3年通った中学受験塾を見事合格で有終の美を飾り、晴れて志望校へ進学、となっても、引き続き「通塾」をする子どもが結構います。中学へ進んでも今度は6年後の大学受験へとシフトするのです。

 合格発表当日、大手予備校から個人塾まで「さあ、次は大学受験」とばかり、蛍光ペン付きの入塾案内やチラシをじゃんじゃん配布します。御三家クラスになると、「東大への定番コース」鉄緑会(てつりょくかい、東京・新宿にある大学進学塾。鉄道研究会と勘違いする親御さんが毎年いる)が、門の外で入塾受付をしていたこともありました。

合格発表後、大量の入塾案内のチラシ、パンフが配られる

★大学受験のためだけではない通塾の諸事情
 中高一貫校の通塾率はどれくらいなのか、統計はなかなか見当たりません。中学校側も調べてといる学校もあるかと思いますが、内部資料で敢えて公表しません。大半の中高一貫校が、学校の勉強をしていれば大学への道が開けるという「塾いらず」を標榜しているわけですから。

 中学1年から「英語だけ」とかを含めれば通塾率は3~4割程度というのが肌感覚。そのうち「学校の授業についていけない」「大学附属校なので自分が行きたい学部へ行くために」など、さまざまな“用途”で塾予備校通いをする生徒が増えてきます。

 予備校によっては御三家など“指定校”ならある程度の成績を学校でとっていれば、無料で入塾させるところもあります。無料で入れても、御三家クラスの子が弾き出す、大学合格実績を新年度の募集広告に出すだけで、違う生徒が入学して採算が取れてしまうからです。つまり無料入塾は宣伝費代わりといったところです。

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中高一貫校ならではの”悩み”で通塾する生徒も多い

中学から塾 男子はほとんど勉強しない
 では、中学に入学した後も通塾して子どもたちは、中学受験を戦ったように寝ても覚めても勉強するのでしょうか。そんな子はかなり「まれ」です。女子御三家の一角、桜蔭中学の生徒は比較的まじめでコツコツ中学1年から勉強するようですが、男子御三家の開成や麻布の子が「鉄緑会」に入っても大半の子が「とりあえず親が行けっていうから」という雰囲気が中学のうちは漂っています。

 他塾も似たり寄ったりで、中学受験で志望校に落ち、大学受験でリベンジを誓う生徒は「かなり真剣」ですが、そういうケースはそれほど多くない様子。こちらも「親が行けって言うから」という空気。中学の授業と同じところをやっておらず、そっちで忙しくて塾のテキストは全く復習していないという生徒も珍しくありません。実力は付くかもしれませんが、その真剣度によって大金が無駄に…となっている事例も少なくないようです。

中学時代は塾に行ってもどこか真剣さに欠けていることが多い

性質が変容している中学からの通塾
 最近は指定校推薦やAO入試が盛んで、受験をして大学へ、というかつてオーソドックスだった進学スタイルが完全に崩れ、今後もその傾向で推移するのは明らかです。AOや推薦入試専門に対応する塾も街中には目立ち始めています。

 中学1年からの通塾は来る大学受験のために、という性質は変わってきて、どちらかというと、中学のうちから校内で良い成績を取り、そのモチベーションのまま高校へ進み、希望の進路を歩めるようにするための下準備、といった性格を持ちつつあります。今後まだ道半ばの大学入試改革の方向性によっては、通塾の時期、どのようなタイプの塾へ次はいくのかいろいろ変化しそうです。

最近は推薦、AOでの大学進学が増えている

中学受験塾と大学受験塾を結び付けるもの
 中学受験塾も難関校合格という目的(それが最大の宣伝効果になるため)とともに、継続して同グループの塾へ進み、大学合格実績を積み上げてほしいという願望があります。現場の先生は目の前の子どもたちをどう志望校に合格させるかで、そこまでは考えていないと思いますが、各進学塾も少子化の中、生き残りを懸けて、次々と新しい戦略を練っているのです。(受験デザイナー・池ノ内潤)

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