【不合格体験記】過去問徹底研究も…第1,2志望校合格せず

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あんなに過去問を徹底して解いたのに…2校計5回の不合格
中学受験は過去問がすべて!?
寝ても覚めても…第1志望校は10年分を5周
解法暗記ではない正解への考え方をアウトプットできるかが肝
過去問から「学校のメッセージ」を読み取ることが一番大切

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あんなに過去問を徹底して解いたのに…2校計5回の不合格
 あんなに過去問を徹底して解いたのに、なぜ…。2月上旬、インターネットで発表された合格発表で、愛娘の受験番号が見つからなかった母親は、その場で崩れ落ちるように座り込んでしまいました。

 最後は合格者平均点も上回っていたし、時間も余るほどだった。本番のテストも「できたと思う」と娘は言っていた。なのにどうして…。第1,2志望の2校計5回の入学試験で1度も番号が見つからなかったことに、母は理由が分からないまま「どうして、どうして」と繰り返すばかりでした。

合格発表に娘の番号はなかった…

★中学受験は過去問がすべて!?
 中学受験は偏差値じゃない、本当の勝負は過去問。過去問との相性が本番でものを言う。

 このような言葉を学校説明会で聞き、受験関連の書籍で読み、中学受験経験者の親が運営しているブログで目にするたびに、カオリさんのお母さんは大きくうなずいていました。

 「過去問を繰り返しやり込むことが合格への近道」。そう疑わないお母さんは、夏休みに入ると偏差値60超の第1志望の女子校と、同じくらいの偏差値帯の共学校である第2志望校の赤本を購入。これを業者に頼んできれいに裁断し、科目ごとに問題冊子風に編集し直し、何セットも作成、解答用紙も表示されている倍率にして拡大コピーしました。

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過去問こそ合格への近道と確信

寝ても覚めても…第1志望校は10年分を5周
 家庭学習は過去問とその解き直しを中心にスケジュールを組みました。「ウチは塾の日曜特訓に志望校のクラスがないから、過去問の取り組みがすべて」とお母さん。自らも問題を解き、カオリさんに解説できるよう準備万端整えていました。

 1週間に2校の1年分、あるいは第1志望校2年分を時間を見つけては解いて、やり直しての繰り返し。塾の宿題は後回しにし、まさに“寝ても覚めても”過去問でした。

 最初は受験者平均にも達せず途方にくれましたが、やり直すたびに得点はアップし、11月には合格最低点に近づき、年末には合格点を超えることも珍しくなくなりました。1月には算数で満点を取り「やってきた甲斐があった。これで合格できる」とお母さんは確信しました。結局、受験前日までに第1志望校は10年分の過去問を5周、第2志望も6年分を4周したといいます。

受験日直前まで過去問をやり込んだ

解法暗記ではない正解への考え方をアウトプットできるかが肝
 しかし、結果は第1志望の2度の試験に合格できず、第2志望の3度の試験でも桜は咲きませんでした。

 過去問に取り組むこと自体は、中学受験の必須項目です。ですが「すべて」ではありません。過去問は出題傾向、問題のタイプなどを知るとともに難易度を体感し、合格点に達するためにはどのような問題を正解していかなければならないかを分析、そこを重点的に取り組むことで合格点に近づいていく、という使い方が有効です。

 何度もやることでできるようになる、というより、次にその問題にぶつかった際に自力で解けるかどうかが焦点になります。直後の解き直しは必要ですが、その解法を忘れないうちに同じ問題で解けるかどうかを試すのではなく、類題などを通して「その問題に正解するための考え方を解答としてアウトプットできる」状態になることが大切なのです。解法を暗記したところで、問題の表現や出題形式が変えられてしまえば対応できません。過去問も解法を覚えた中で高得点を記録しても意味はないのです。

自力でできるようになることが肝

過去問から「学校のメッセージ」を読み取ることが一番大切
 カオリさんが合格したのは、受験するのでとりあえず3年分解いた第3志望校。「塾で同じような問題をやった時もできていた」とカオリさん。算数で正解した問題は、解法暗記ではなくどうやって解くのか人に説明できるほど理解していたといいます。

 過去問をやり込んで対応できてしまう学校も確かにあります。が、上位校、中堅校の中でも偏差値帯が上の学校では、それだけでは通用しません。過去問はやり直しより、そこから「学校のメッセージ」を読み取るひとが一番大切です。

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