中学受験 調査書のお願いの時期と方法

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調査書作成は小学校の先生の通常業務外の仕事
先生への依頼は11月中がベスト 12月になるようなら“予告”を
手書きの手紙、子どもの名前、希望受取日は必須
先生へのお願い 最低限の礼儀は必要

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★調査書作成は小学校の先生の通常業務外の仕事
中高一貫の国公立中学や一部の女子校などでは、通学している小学校の通知表や学校生活、活動の記録や表彰などを記入した調査書(報告書、内申書)を提出しなければなりません。これは小学校の担任の先生にお願いして書いてもらうことになります。

 当然ながら調査書の作成は、担任の先生の通常業務ではありません。親御さんの依頼を受けて、業務繁多の中で時間を割いて手書きで作成します。その点を踏まえて、依頼する親御さんも先生が迷わずに作成できるようにきちんと段取りをする必要があります。今年はすでに依頼のピークは過ぎたと思いますが、来年度以降の受験生の親御さんは、参考にしてみてください。

調査書作成は先生の業務外

★先生への依頼は11月中がベスト 12月になるようなら“予告”を
先生にお願いする時期ですが、11月半ばから後半、遅くても12月半ば過ぎくらいまででしょう。志望校が早くに固定されてしまえば11月中に、塾の面接を経ての志望校決定なら12月に入ってからになると思います。

 そういう場合は、予め「少し時期は遅くなりますが、お願いすると思いますので」と一筆書くなり、連絡するなりして“予告”しておくのが良いでしょう。いきなりイレギュラーな仕事を頼まれては、先生もいい気はしません。いずれにしても中学受験が盛んな地域では、調査書依頼が“殺到”します。試験日にもよりますが、家庭の事情だけでなく、先生の身にもなってお願いしてください。

先生も忙しいです こういうお願いは慎んで

手書きの手紙、子どもの名前、希望受取日は必須
 お願いする際には必ず、記入してもらう各学校の指定のシートにもちろん、「手書きの作成依頼の手紙」、「調査書依頼一覧」を同封します。親御さん自身がお願いに上がる場合は問題ありませんが、子どもが学校で先生に渡す場合は、連絡帳に子どもに持参させた旨を記入するとともに、子どもには「大切なものだから」と言って、学校へ行ったらすぐに提出しなさいと伝えておきます。

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 「手書きの手紙」は先輩方が残してくれているひな型(テンプレート)が、インターネット内などにもありますので参考にするとよいと思います。「調査書依頼一覧」は受験校名、出願予定日、出願期間、必要書類を表にしてまとめて先生が何通作成すればよいかを一目瞭然にします。加えて、子どもの名前と希望受取日を明記しておいてください。先生は何人もの受験生の調査書を作成します。誰のものかわからなくなっては一大事です。希望受取日があれば、先生も作業のめどがつけやすくなります。

 受け取りはさまざまで、子どもに持たせる場合もあれば、親御さんと先生で連絡を取り合って親御さんが小学校へ出向いて手渡してもらうケースもあります。中には学期末の個人面談の際にということもあるようです。

先生へのお願い 最低限の礼儀は必要
 調査書がどのような内容になるかは中学校側が用意した項目にもよりますが、先生にできるだけ気持ちよく書いてもらうに越したことはありません。中には中学受験そのものを快く思っていない先生もいます。お礼の品などは必要ありませんが、最低限の礼儀は必要です。

 冬休みに入っていきなり「調査書必要なんです。書いてください!」と押しかけたら迷惑ですよね。かわいい教え子のためなので、先生もひと肌脱いでくれますが、あくまでも業務外のいわば「サービス」ですので、そこのところをよく考えてお願いしたいものです。(受験デザイナー・池ノ内潤)

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