【中学受験質問箱】ダメなら公立、それとも合格した中学か…

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・合格しても…子どもと親御さんの意見の相違
・通うのは親じゃない 進学先は子どもの意思優先
・「ダメなら公立」は子どもにいい影響を与えない
・「住めば都」 前受け校の説明会もきちんと出席して

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【質問】中学受験で私立中高一貫校を目指しています。親としては合格したら行ってもいいと思っている学校は2校ありますが、実際に受験する学校はお試し校2つを含め5校です。
1つは息子が「どうしても」というので受けさせますが、自宅からも遠いうえに親としてはそれほど魅力を感じていない、というのが正直なところです。餅偏差値から見れば、受かる可能性は高いと思います。息子はその学校の部活動に大変興味を持っており、その一点だけで「行きたい」と言っているのだと思います。
お試し校はあくまでその位置づけで、親子共々進学は考えていませんが、親が希望する2校と縁がなかった場合、地元の公立中学校へ進み、高校受験で再度勝負すべきでしょうか。それとも息子がいきたいという学校へ進ませるべきでしょうか。

★合格しても…子どもと親御さんの意見の相違
具体的な志望校がそろそろ決まった時期かと思います。平均して7校くらい出願するのが昨今の中学受験のトレンドですが、今回は新型コロナウイルスの影響もあって、感染しやすい環境をできるだけ避けるため、受験校を絞る傾向にあるという予想ですが、果たして…。

 合格、不合格によって受験校が目まぐるしく変わる受験生がいる一方で、「ダメなら地元公立中学」と割り切って受験する家庭も一定数います。親子で共通認識ができているなら良いのですが、子どもが合格して「この学校で頑張る」と言っているのに、親御さんが譲らない場合もあります。逆もあって子どもは生きたくもないのに、親御さんが「せっかく合格したのだから」と強く進める場合です。

「ダメなら地元公立中学校」という家庭も一定数いる

★通うのは親じゃない 進学先は子どもの意思優先
結論から言うと、子どもの気持ちを第一に考えてあげてください。分かりきったことですが、中学に通うのは子どもです。親御さんは物心両面で子どもを支えるスポンサーで、発言権もあると思いますが、子どものための中学受験です。主役が上がりたくないという舞台の上に無理やり立たせてもいいことは何一つありません。

 親御さんの意見を聞き入れた先に進学しても、余程何かを見つけたり、いい友達に巡り合わない限りはモヤモヤを抱えたまま子どもは中学校生活を送ることになります。ただその中学校に入っただけで、魅力も楽しさも感じていないので勉強なんてしません。自己肯定感も低くなり、何をやるにしても消極的で、勉強もパッとしないことから“深海魚”扱いされるのが関の山です。

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中学に通う“主役”は子ども

★「ダメなら公立」は子どもにいい影響を与えない
 一度私立中高一貫校受験と決めたのなら、親御さんとしては「ダメだったら地元公立中学」という思想は捨てて臨んでほしいと思います。子どもが3年前後の期間、一生懸命頑張ってきたことを否定してしまう恐れがあるのが「ダメなら公立」という結論です。受験で「全滅」しないように、あるいは進学したい学校を広い視野で見つけていくサポートをするのが親御さんの“仕事”であるし、子どもが行きたい学校、親御さんが通わせてもいい学校を複数見つけ、受験日程を考えるのも役目です。

 12歳での挑戦で自分の力でもぎ取った“勝利”を、親御さんが意に沿わないからと“否定”して自分が思っている方向へと強引に引きずり込めば、子どもは反発するか逆に無気力になり流されるままの主体性のない若者になってしまいます。

子どもの頑張りを親は受け入れてあげて

★「住めば都」 前受け校の説明会もきちんと出席して
 できれば位置づけは「お試し校」であっても、そこにしか縁がなかった場合は入学してほしいと個人的には思います。なので、前受けする学校も偏差値がちょうどいいからとか、日程的に都合がいいからとかだけではなく、ちゃんと学校説明会に足を運び、「まさか」の時にはお世話になる、くらいの覚悟をもって受験してほしいと思います。意外と「住めば都」で、6年間を振り返った時「これで良かった」となる日がくることでしょう。(受験デザイナー・池ノ内潤)

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