中学受験 参戦一歩前の3年生の準備

0

受験の窓口 今日のメニュー
4年生では満員で入塾できない!?年々早まるスタート時期
3年の冬は受験国語と算数の“戦闘態勢”を整える
まずは計画的にことわざ、慣用句、四字熟語を
読解力の基礎は語彙力にあり
・算数は「脳みそに汗をかく」を当たり前にする
計算の「ケアレスミス」は放置すると“致命傷”になる

スポンサーリンク

★4年生では満員で入塾できない!?年々早まるスタート時期
 最近は3年生から中学受験塾に通う子どもも珍しくありません。「いち早く先取り学習をして受験を優位に進めたい」という親御さんの気持ちがそこには働いています。一方で中学受験の盛んな地域では、3年生のうちに入塾しておかないと4年生では定員が埋まってしまい「空き待ち」という物理的に入塾できないという事態が起こっています。

 いずれにしても中学受験のスタートが早くなる傾向は今後も加速するとみられ、各塾もカリキュラムの充実に努めていることは間違いありません。

地域によっては3年生で定員一杯になる塾もある

★3年の冬は受験国語と算数の“戦闘態勢”を整える
 ただ、冬期講習はさすがにがっつりやる、という雰囲気はありません。冬休み中に全く勉強をやらないのも困るから程度のスケジュールで、時間も短く負担にはならないでしょう。なので、この冬休み、そして2月からの4年生カリキュラムに入る前に、国語と算数を中心に“戦闘態勢”を整えておく必要があります。

 具体的に1点ずつ挙げるとすれば、国語なら語彙力の習得、算数なら計算が正確にできるという前提で、きちんと頭を使って考える習慣のマスター、計算に不安があるのなら計算の正確さを身に着けてほしいと思います。

4年生へ戦闘態勢を整える冬

★まずは計画的にことわざ、慣用句、四字熟語を
 国語は5年生になる前にできるだけ多くの言葉を習得すると、読解力をつけるのにスムーズになります。手っ取り早いのがことわざや慣用句、四字熟語です。このあたりは短い例文とともに、一部分を穴埋め問題にするなどして意味とともに覚えていきます。これなら親御さんと楽しみながらできるし、日々知っている言葉が増えていき子どものやる気も出てきます。

スポンサーリンク

 4,5年生でも塾でとり上げるので深いところまでやらなくても大丈夫です。一例として、受験期間中に辞書代わりとしても使える「自由自在 辞書+αで学ぶ 小学ことわざ・四字熟語新辞典」(監修 深谷圭助、受験研究社)の巻末にある「入試でる順チェック 重要慣用句100」などことわざと四字熟語を合わせた計260語を使えるようにして語彙力のベースを築くのが良いでしょう。

かるたを使って琴柱を覚えるのみ「あり」です

★読解力の基礎は語彙力にあり
 言葉に対して興味や親しみを持てるようになったら、和語やカタカナ語などにも慣れていきたいところです。漢字の熟語と合わせて、通塾していれば文章題に出てきた言葉を拾って文章とセットで理解します。

 なぜ語彙力を先に養成するかといえば、これが読解力の基本中の基本になるからです。親御さんなら経験があると思いますが、英文を読む場合でも意味が分からない単語が多いとスムーズに読めないのと一緒で、日本語も言葉の意味や使い方を正確に理解していないと、正しく読解ができません。逆にその1語の意味が分かっただけで、前後がつながり、正解へ導かれることもあります。

 語彙力養成はどこまでやれば、という線引きはありませんが、本格的に読解問題に取り組む4年生後半から5年生にかけての間に相当数の言葉を知り、使えるようになれば、少なくても偏差値30台とか40台とかいうことはありません。

語彙力増強は国語攻略の第一歩

★算数は「脳みそに汗をかく」を当たり前にする
 算数は「思考する」という習慣をこの時期に身に着けると、後々苦戦せずに済みます。正解を導き出すというより、正解に至るまでの過程をあれこれ考えると、入試でぶつかる「初見の問題」や「問い方を変えた問題」などに対応できる力が養われます。

 塾のテキストを徹底的にやり、どうしても答えが出ない問題は先生に質問します。その時必ず「ここまで考えて、こう思うんだけど」という自分が描いた筋道を必ず示します。とんちんかんでもかまいません。まずは、自分で思考する、ということが最重要なのです。

 塾のテキスト以外だと「きらめき算数脳」(サピックスブックス)がお勧めです。小3レベルとあっても、中身は難しいです。スラスラ解けなくても大丈夫です。その代わり丁寧に考えながら取り組んでください。親御さんと一緒にやっても構いません。目的は算数の問題を解くときは「脳みそに汗をかく」というのが当たり前、という意識を植え付けることです。思考する習慣ができれば、「解法暗記」という難関校では通用しない勉強法に走ることはなく、受験期後半での算数の成績の落ち込みは回避できる可能性は高くなります。

自分で考え抜いて「分かった!」となるのが最強

★計算の「ケアレスミス」は放置すると“致命傷”になる
 3年生の算数は計算力も重要なのですが、それは塾でもかなりの演習量をやるので、親御さんは子どもがどこでつまづいているのか、雑に取り組んでいないか、小数、分数の計算は理解しているかを常にチェックしてください。

 計算ミスを「ケアレスミス」として片付けていると、6年生になってから“致命傷”になります。芽が小さいうちに摘み取る(悪い癖を取り除く)ことがポイントです。(受験デザイナー・池ノ内潤)

Follow me!

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です