中学受験 小学校1、2年生 楽しみながらベースをつくる

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・小学校低学年で通塾は必要か?
・「文章の音読」で「学力の土台」を築く
・必ず親御さんが付き合う音読を
・算数で優位に立つ第一歩 九九はしつこいほどやる
・苦戦する図形 折り紙でイメージをつける

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★小学校低学年で通塾は必要か?
 小学校低学年から中学受験対象の進学塾へ入塾させる親御さんも結構います。塾側もゴリゴリやるわけでなく、勉強することの楽しさをうまく教えてくれるので、まだピュアなうちにその世界に触れることは、勉強というハードルを下げ、学習習慣が身につきやすくなるでしょう。

 ただ、スイミングだ、ピアノだ、そろばんだ、など習い事だらけで、さらに塾を組み込んでスケジュールを“満タン”にするのはお勧めできません。中学受験に先取り学習はそれほど必要ではなく、それより親御さんとの日々のコミュニケーションを大切にして、一緒に学んで成長していくという余裕が親御さんに求められています。

勉強以上に大切な親子のコミュニケーション

★「文章の音読」で「学力の土台」を築く
 親御さんが子どもと一緒にやってほしい第1位は「文章の音読」です。中学受験をするしないにかかわらず、文章を理解するということ、耳に入ってくるものを理解するということは、生きる上での基本です。大人になれば黙読や、あるいは声に出さなくても表情や様子で物事のおおよその理解はできますが、子どもにはまだそれは難しいのです。

 まずは声に出してみて、この文章がどういうことを言っているのかを確かめていきます。分かるところは声に出したときに違和感なく、スムーズに読むことができるでしょう。しかし、何を言っているのか分からないところは、つかえたり、ぎこちない読み方や棒読みになります。

 これが文の理解を伴ってくると、意味が分かっているため、読み方がスムーズになります。その数や文の種類が増えていくと国語力だけでなく、さまざまなものの見方もできるようになり、柔軟に考えられる思考力も身に付きます。これが「学力のベース(土台)になります。

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音読で「学力のベース」をつくる

★必ず親御さんが付き合う音読を
 子どもが音読をする際に、子どもだけ読ませて「はい、よくできました。おしまいです」では効果は薄いでしょう。親御さんが5分でも10分でも毎回付き合ってあげます。

 子どもがつかえたところ、意味が分からなそうなところを察知して、分からないところは説明してあげてください。一緒に意味を考えられる時間が取れればベストです。一度で分からないこともあります。根気よく、分かるようになるまで繰り返し、または間を空けて音読します。何度も声に出して読み、耳にすればいずれなじみの言葉になります。

 時には交互に読みあいをするのも効果的です。子どもは親御さんの読んでいるところを耳で聞き、文字を追うようになります。真剣に聞いて追わないと、どこから読むのか分からなくなるので集中力が違ってきます。やり方にメリハリを付けて、音読がマンネリ化しないように工夫しましょう。

親子で一緒に文の意味を考えるのは最良の勉強

算数で優位に立つ第一歩 九九はしつこいほどやる
 算数に関しては計算を正確に、雑にならないようにやる習慣を身に着けてください。早さはこだわらなくて良いです。早さより正確さ。これは6年生になっても同じです。極端に遅くない限り、早さはさほど気にしなくてもいいでしょう。入試問題はひたすら計算問題が続くわけではなく、自分の思考したことが正しいかどうかを確かめるために使うツールですから、正確さの方が重要なのです。

 九九が正確にできる子どもは意外と少ないです。難関校を狙うような子でも間違えます。6の段から先は苦手な子もいます。九九を完璧にするだけでも、算数は優位に立てます。このトレーニングはしつこいほどやってください。

九九をきちんとできるようにすることは意外と難しい

★苦戦する図形 折り紙でイメージをつける
 余裕があれば図形の感覚を身に着けると良いでしょう。図形のイメージをつかめず苦戦する受験生はごまんといます。まずは折り紙を使ってさまざまな形を作って親しむことからということで、お勧めなのが「おりがみで学ぶ図形パズル」(山口榮一、ディスカヴァートゥエンティーワン)です。

 実際に手を動かし、形を作ることで図形のイメージが頭の中に出来上がるとともに、折り目を気にすることで、算数の問題を解くうえで大きなヒントとなる補助線の概念も育ちます。試す価値はある一冊です。(受験デザイナー・池ノ内潤)

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