中学受験 入試であと10点アップの理科(2)

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・理系科目は「手の届く問題」で勝負
・選択肢問題 解答の解説をきっちり利用する
・正解の選択肢は記述問題に“使い回し”できる

・先生への質問にも「やり方」がある
・1つの確実な財産は、10の生煮えの知識に勝る

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★理系科目は「手の届く問題」で勝負
算数でも言えることですが、理系科目は「手の届く問題」を確実に正解していくことで合格点に近づくようにします。

前提として、計算問題など「確実にとれる問題」をミスなく正解する必要がありますが、「手も足も出ない問題」に取り組むより、直前期は「手の届く問題」を徹底的に演習して得点力をアップしましょう。

「手が届く問題」を着実に正解することが合格への近道

★選択肢問題 解答の解説をきっちり利用する
「手が届く問題」というのは2種類あって、1つは「問題には正解したけど、実はよく分かっていない」「問題には正解しなかったけど、もう少し分かりやすい解説があれば(聞けば)なんとかなる」という2つです。

 ヤマ勘で正解したのなら分かっていないということになり、選択肢問題で「2つのうちどちらか」と迷ってエイッとやったのなら解説をよく読み、問題用紙の空きスペースにそれを書き込んでおきましょう。

 例えば「雲ができる条件に当てはまらないもの」を問われ、4択の選択肢のうち次の2つに絞られたとします(慶應義塾中等部で実際に出題された問題です)。
ア 山の斜面から強く風が吹き下りる。
イ 山の斜面に向かって風が当たって空気が山に沿って上がる。

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 正解はアですが、この時解答の根拠がはっきりしていなかったとしたら、問題用紙の余白に「雲は水蒸気が上空で冷えて水滴に変わることでできる。空気が下降する際には温度が下がるため、雲は発生しない」と書きます。離れた場所に書くときは矢印などで分かるようにしておきます。問題集でも過去問でも解答の解説がきちんとしているものを使って、不確かなところは確実に分かるという状態にするのが、得点を一番伸ばすコツです。くれぐれも流して読んで「ああ、分かった、分かった」で終わらせないように。問題を解いた意味がありませんから。

選択肢からでも十分知識は増やせる

★正解の選択肢は記述問題に“使い回し”できる
 選択肢は記述問題にも“使い回し”ができます。正解の選択肢は短文でよくまとまっています。なので、理由を答える記述問題にそのまま、あるいは少し長く、短くすることで解答になるのです。

 丸暗記はお勧めできませんが、理解したうえで「いざ」という時は、これで勝負できます。選択肢問題もただ解答を出して合っていた、間違っていたでおしまいではもったいないです。“出会った問題”は骨までしゃぶってしまいましょう。

寄せては返す波のように得た知識は何度も使おう

★先生への質問にも「やり方」がある
 解説を読んでもよく分からない場合は、塾の先生など分かる人に質問します。その際にただ「分かりません」では答えてくれる人も困ります。必ず「自分はこう考えているんだけど…」とか「ここまで考えたんだけど…」という、自分なりに考えた跡を示すことが大切です。

 なぜかと言えば、何も考えずに質問して説明してもらっても「分かったような気がするだけ」で、「自分はどこまでが分かっていて、どこからが分からなかったのか」という自分の疑問点が解決されないからです。

 質問する際にも必ずメモを取ります。その時は分かったつもりでも人は忘れる動物ですから。それを読み返して、また疑問がわいたらさらに質問です。塾に通っている以上、先生は積極的に“利用”します。

質問を続けることで学力がレベルアップする

1つの確実な財産は、10の生煮えの知識に勝る
 全部復習しきれなくても、親御さんも受験生も焦らないようにしてください。漏れがないようにするのが理想ですが、追えば追うほど「あれもやっていない、これもやっていない」と気になります。それよりもやったことを確実に正解できるようにすることが「財産」です。

 1つの確実な財産は、10の生煮えの知識に勝ります。この確実な財産をいくつキープできるかが勝負になります。(受験デザイナー・池ノ内潤)

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