中学受験 入試であと10点アップの算数(1)

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受験生の正月は合格したその日
算数は「日頃のくせがすべてをぶち壊す」
・「早さ勝負」の子は悲劇を招く!?
・「問題文の誤読」を防ぐには
・「ミスった」は悲劇を招く

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★受験生の正月は合格したその日
 2021年が始まりました。6年生は元日から「正月特訓」で朝から塾、という子も多いことでしょう。子どもたちが一番大変なのですが、サポートする親御さんも大変です。新型コロナウイルスの感染者が急増し、新変種も海外から入ってきた中での中学受験は、これまでで一番気を遣う受験となります。合否はともかく、無事に試験当日を迎えられることをお祈りしています。

 受験生の正月は晴れて志望校に合格した日です。あと1カ月先、人によってはあと10日ほど、20日ほどの場合もあるかもしれませんが、みなさんそれぞれに吉報が届くことを念じてやみません。

受験生の正月は志望校合格の日

★算数は「日頃のくせがすべてをぶち壊す」
 大半の受験生が嬉しい正月を迎えるために避けて通れないのが算数との勝負です。1問あたりの配点が高く、一番差が付きやすい科目です。特にボーダーライン上の受験生が1問正解するか、1問落とすかで運命が180度変わってしまいます。

 個人の偏差値帯や受験校のレベルによってやるべき課題はそれぞれですが、誰にでも共通して言えることは「日頃のくせがすべてをぶち壊す」という恐ろしさです。例えば「書いた数字が汚くて自分で判読ミスをする」「余白を雑に使い計算式が入り混じってしまい計算ミスを誘発する」などを日頃から時々やらかしていないでしょうか。肝心の入試でこれをやると「まさかの不合格」に至ることも多々あります。

計算が散らかっているのは間違いのもと

★算数「早さ勝負」の子の悲劇は枚挙にいとまがない
 入試本番では程度の差はあるものの、皆緊張状態で問題に取り組んでいます。先を急ぐために、早く計算しようとして雑な数字を書いてしまい、きちんと判読できず、それが誤った数字での計算となり、当然答えも間違うという流れです。消しゴムで中途半端に消してそれが残ってしまって計算ミスが生じるということもあります。

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 気ばかり焦ってもロクなことはありません。もちろん正確さ重視といっても試験時間との勝負があり限度はありますが、標準的あるいはやや遅い程度ならまずは正確さが第一。早く解き終わった人が合格ではなく、正確に解いて得点を積み重ねた人が合格です。

 もし、まだ「早さ勝負」とか言って雑な計算をしているのだとしたら、この1カ月でシフトチェンジしてください。算数の成績が良い子ほど早さにこだわる傾向がありますが、本番で痛い目にあった子は、これまで枚挙にいとまがありません。算数は1点、2点の失点ではなく、大量失点につながります。一番冷静に臨まなければならない入試科目です。

算数は「スピード」より「正確さ」

★「問題文の誤読」を防ぐには
 もう一つ、成績の良し悪しに限らず、誰もが入試で命取りになるのが「問題文の誤読」です。

 入試は時間との勝負で少しでも早く解きたい、難しい問題に少しでも時間を残したいとの思いから、計算問題や一行問題などを手早く終えようとフルスピードで走り去ろうとします。ここで問題を最後まで読まずに、冒頭を読んだだけで、あるいはサラッと流して読んで読み違いをするケースが多々あります。単位換算をし忘れることもよくあります。

 問題文の「誤読」をすると、どんなに算数の得意な子でも正解はなりません(本当にできる子は途中で違和感を覚え、もう一度問題を読んで軌道修正できる強さも持っていますが…)。問題文は目で追うだけでなく、最後まで鉛筆でたどりながら読み、キーになる言葉を〇で囲むなどの習慣を付けてください。

問題文は目で追うだけでなく、鉛筆でたどりながら

★「ミスった」は悲劇を招く
 先ほども述べたように算数は入試本番で「早さ」より「正確さ」を追求することが合格への最短距離になります。

 早合点せずに普通にやれば本来はできる問題なので、計算の乱雑さや問題文の誤読を「ミスった」で済ませてしまう子が多いてす。しかし、甘く見ると「不合格」という、何年もの努力が一瞬にして水の泡になる悲劇を招きます。親御さんは解答欄が空欄の問題以上に、この手の失点に目を配ってください。10点くらいすぐに上がります。(受験デザイナー・池ノ内潤)

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