中学受験 入試当日の“お守り”(1)

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・入試当日の“お守り”になるテキストやノート
・「間違え克服ノート」で「勇気と自信」
・ノートは1冊に再編集 親御さんの役目です
注意点のメモ書きだけでも効果的
・プレッシャーをかけられないためにも

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★入試当日の“お守り”になるテキストやノート
 受験にお守りは“必須アイテム”でしょう。どの受験生のかばんにも大抵1つや2つ、中には「一体何個付けているんだ?」というくらいの数をもっている子もいます。

 しかし、ぶら下げているお守りはアクセサリーのようなもので、ご利益をそんなに期待しているわけでもないと思います。受験生にとって真のお守りになるのが、受験勉強で使ってきた塾のテキストやノート、参考書などではないでしょうか。試験前になると「あれはどうだったっけ?」「えっ、これ忘れてる!」など、次から次へ不安が頭をよぎります。その時にまとまったものを1つ持っていれば確認できて、気持ちが落ち着きます。

 今まで勉強した分、すべて持参して直前までチェックしたいところですが、そういうわけにもいかないので、入試当日の“お守り”として持参したいものは、絞り込みましょう。

「合格祈願」のお守りよりもご利益があるものは…

★「間違え克服ノート」で「勇気と自信」
 お勧めは「間違え克服ノート」です。受験生の中には塾の授業や模試、あるいは過去問でできなかった問題を集めてそれを解き直したノートをつくっています。できなかった、という苦い経験や苦手意識の記憶がよみがえってしまうかもしれませんが、解き直してきちっと〇が付いていれば、逆にできなかったものを乗り越えてきたという、「勇気と自信」になります。

 入試で一番大切なのは「気持ち」です。試験当日になってビビってしまい、不安なまま試験に臨むのは、それだけで緊張が高まってしまいます。ノートをじっくり見直して、1点でも2点でも取れるようにするというのが目的ではありません。「これだけやってきたんだ」という自分を誇りに思い、「勇気と自信」をもって、試験にトライできるように気持ちのコンディションを整えることが大事です。「勇気と自信」を呼び起こしてくれるのが、自分が格闘してきた足跡が残るノートです。

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 とてもベタなようですが、「勇気と自信」は受験で思っている以上の威力を発揮します。ボーダーラインの子が合格ラインに「引っかかる」のは間違いなく、気持ちの面で強かった子です。

ベタなようですが「勇気と自信」は受験で強い味方になる

★ノートは1冊に再編集 親御さんの役目です
 「間違え克服ノート」は各教科ごと、何冊にもなっているかもしれません。全部持っていきたいとこですが、各教科1冊ずつ、もっと言えば4教科1冊にまとめたものが理想です。

 何冊にもまたがっている場合は、復習を兼ねて見直し、そこからいくつかピックアップしてコピーするなどして再編集するのがよいでしょう。目を通すのは受験生本人ですが、再編集作業は親御さんの役目になります。再編集は「作業」で、やっていると勉強しているような気になりますが、実際は違います。貴重な詰めの時期、作業系の仕事は受験生を持つ親御さんにひと肌脱いでもらいます。

 子どもが気になる箇所に付箋をつけて、これをコービーし、ノートに張り付けて「特製ノート」が出来上がります。入試当日以外に内容をもう一度点検しておき、当日はペラペラめくる程度で良いでしょう。

1冊にまとまった「オリジナルノート」は“お守り”に最適

注意点のメモ書きだけでも効果的
 そういうノートを作ってこなかった場合は、自分の注意すべき点をまとめて一覧にしたメモがあると良いでしょう。

 例えば算数で計算ミスが多いのが自分の“特徴”ならば「計算スペースは広めにとる」「数字ははっきりと、筆算のケタを整えて書く」など、社会なら「正しいものを選ぶのか、誤っているものを選ぶのか、必ず問題文を〇で囲む」「漢字を間違えやすい人物名」といった具合に、自分にあてはまる「入試心得」を整理して紙に書いておくだけでも違います。これも親御さんが作成しても良いでしょう。

「間違え克服ノート」がある受験生も、裏表紙などに貼って、直前に見直すと効果があります。

科目別のチェックリストも試験前に見直しおくと効果あり

★プレッシャーをかけられないためにも
 みんなが持っていない、「オリジナルノート」を持ち込んで試験会場で堂々と座っていると「あいつ、デキそうだな…」と周りがプレッシャーを感じます。それが目的ではありませんが、逆に自分がプレッシャーをかけられる、のは避けたいところです。ノートとメモで「勇気と自信」をもってシー入試に挑んでください。(受験デザイナー・池ノ内潤)

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