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・「丸付け」の意識を変えるだけで成績はアップする
成績が伸びない子ほど“ノートが美しい”
罪悪感はあれど…「解答丸写し」がやめられないワケ
時間と労力が…残念な丸付けのパターン
丸付け習慣改善で成績を伸ば

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「丸付け」の意識を変えるだけで成績はアップする
 塾での子どものノートやテキスト、親御さんはどれぐらいの頻度で見ていますか。もしかしたら反抗期もあって「見せてもらえない」というケースもあるかもしれません。ちゃんとノートをとっているか、テキストの重要部分に線は引いてあるか、を見る必要はそれほどありません。大切なのは、問題をやった後の「丸付け」です。

 これがいい加減な子はなかなか成績が伸びません。言い換えれば、「丸付け」の意識を変えるだけで点数も偏差値もアップしてくるということです。

丸付けで子どもの実力が分かる

成績が伸びない子ほど“ノートが美しい”
 成績が伸びない子の「丸付け」の典型例として“ノートが美しい”という特徴があります。ほめ言葉ではありません。嫌味を込めて“美しい”と表現しました。主にパターンは3通りあります。

 そもそも「丸付け」をしない生徒が結構います。宿題だからやったけど、答え合わせをしない、というより無関心といった方が正確かもしれません。

 最初の数問を除き、解くために問題と格闘することなく、自分の持っているわずかばかりの引き出しを用いて、適当に数字を書いているだけのノートです。別紙に筆算の跡だったり、図を描いていろいろな角度から問題にアプローチした形跡もありません。適当な数字を記入しているだけなので、〇か×か自分が一番よく知っているのです。生徒の側から言わせれば「敢えて赤ペンで〇×を付けるまでもない」といったところです。

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正解だろうと不正解だろうと、勉強自体に無関心

★罪悪感はあれど…「解答丸写し」がやめられないワケ
 同じ“ノートが美しい”でも、〇が目立ち、×がちらほらというノートやテキストもあります。×が付いていても直した形跡はあまりありません。こういう生徒も成績は一様に芳しくないケースがほとんどです。

 これは「解答丸写し」のパターンです。塾のテキストの解答は、家庭学習をきちんと進めるために生徒側に配布しています。それをいいことに膨大な宿題量と難問の山を早く片付けて、ゲームでもしたい生徒の中には、多少の罪悪感を感じつつも解答を写して「宿題終わった!」と親御さんに豪語する子もいます。満点だと丸写しがばれてしまうので、所々わざとミスしたり、間違った答えを書いてみたり、子どもなりに細工を施します。

 それを「悪いこと」とほぼ全員の生徒が分かっています。「もう、こんなことはやめよう」と何度思っているか分かりません。でも、“やめられない止まらない”のです。「これが最後、これが最後。次からは」と子どもも思うのですが、すでに丸写しが習慣化している間、学習の遅れは著しくなり、問題に正面から向き合おうとしてもついて行けないのです。そうなると進みませんから、あの決心はどこへやら、気が付けばまた解答冊子を広げているのです。

全く意味がない答え丸写し

時間と労力が…残念な丸付けのパターン
 前の2例とは違い、自力で宿題に取り組み、丸付けも自分でします。直しもやります。しかし、理解したかしないかに関わらず、ただ間違った答えを書くだけで終わって「解答分析」を全くしないので、ノートやテキストの余白が“きれい”なのです。多くの生徒がこのパターンです。

 記号問題で不正解の「ア」を、正解の「イ」に直す、算数で解答を10と出して間違い、正解の20と書く…。何も意味がないですよね。塾で答え合わせをして、よくわからないまま先生の板書をひたすら写すというのも同じく、教材も時間も有効活用していないことになります。サボっていないので良さげに見えますが、やった割に、時間をかけた割に成績が上がらない「残念なパターン」です。

頑張ってはいるが丸付けに工夫がほしい子もいる

★丸付け習慣改善で成績を伸ばす
 子どもの成績がなぜ伸びないのだろう?と疑問に思って、有効な解決策が浮かばないのなら、ノートの検証、どんな丸付けをしているのかから始めてみましょう。

 夏以降にグッと成績を伸ばすために、今から習慣を変えて、学んだこと、取り組んだことを無駄にしない丸付けを会得していきます。(受験デザイナー・池ノ内潤)

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