中学受験 超当たり前「受験番号と名前」忘れずに

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・「そんな馬鹿な…」が本当に起きる中学受験
・何よりも最初に「受験番号と名前」
・名前と受験番号なしは不合格か
・忘れたら命取りの中学もある 

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★「そんな馬鹿な…」が本当に起きる中学受験
多くの中学受験生の天王山、2月1日が目前です。1点でも多く得点するために、最後の総点検に余念がないと思います。大いに結構です。直前に確認した問題が出題された、とか朝家を出る前に書いた漢字が出題されたとか、本当にある話ですし、受験生の力は最後まで伸びますから、それを信じて最後の瞬間まで諦めないでください。

 一方で、テストの出来以前に、どうしても忘れてはならない、超が付く当たり前のことがあります。読んでいて「いくらなんでもそんな馬鹿な…」と失笑されるかもしれませんが、それが中学受験なんです。今年度のすべての受験生と親御さんにこんなことがないようにと祈るばかりです。

親御さんもびっくりのことが起きる中学受験

★何よりも最初に「受験番号と名前」
「始めてください」。試験監督の先生がそう言って後、問題冊子を開いて最初にすることは、簡単な問題を探すことではありません。「受験番号と名前」の記入です。当たり前ですが、これ、結構忘れます。12歳の子どもにとっては、これまでの人生で一番緊張する瞬間です。頭に血が上って、忘れる受験生、実は珍しくないようです。「1つの教室に1人くらいはいる」と話す、私立中学の先生もいるほどです。

 中には「まず、解答用紙に受験番号と名前を書いてください」と開始前にその時間をとってくれる親切な学校もあります。男子最難関校の開成はホームページのQ&Aに「受験番号や名前が書いていない答案用紙があれば、回収時に本人に書いてもらいますので失格にはなりませんが、各自でしっかり注意してください」とあり、そのような措置を取る学校も多いです。

普通この2つを書く欄は解答用紙の上の方か、国語なら前方にありますが、学校によっては下とか、後ろにあるので注意してください。実物の問題用紙で過去問を解く際には、必ず受験番号(受験票が交付されれば実際の自分の番号を書く、交付前なら好きな番号でも)と名前を必ず記入するようにしてください。書く以上は丁寧に、受験番号が採点者に読めなかったら書いてないも同然です。

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受験番号と名前の記入は問題にとりかかる前に必ず書く

★名前と受験番号なしは不合格か
 では、本当に書き忘れて回収されてしまったらどうなるのでしょうか?「受験番号と名前は書く」というのが当たり前だからでしょうか、明確にしている学校は少ないようです。学校説明会などの機会に聞いてみると「受験番号順に集めているので見当がつきます。こちらで記入して合否には関係ない」とする共学の中学もあります。学校側の記入ミスがないように、欠席者の解答用紙は机の上に欠席と分かる受験番号を試験監督の先生が記入したうえで置いておき、番号がずれないように回収する工夫をしている学校もあります。

 書いていないことに気が付いたら、試験が終わった後に監督の先生に受験生自ら申し出てみてください。全教科が終了し、教室から出た後に気が付いたら親御さんも学校の教職員にその旨を説明してみてください。“結構救われる”ようです。確証はありませんが、言ってみるものですねぇ、ということになることもままあります。

 万に一つよりも低い確率かもしれませんが、親御さんが家を出てから帰宅するまで付き添うという意味は「まさか」の時のためです。本当にあり得ないことが起きてしまうのが中学受験ですから。

記入漏れに気が付いたら中学校の先生に申し出る勇気を

忘れたら命取りの中学もある
 しかし、すべての中学校がそのような寛大な措置をとってくれるわけではありません。言葉はきついですが名前や番号がなければ「それも入試のうち」ということで、問答無用、不合格という中学もあります。実際にそれで今までの努力が水の泡、という受験生も見てきました。

 「うるさいなぁ。分かってるよ!」と子どもに言われるかもしれませんが、試験直前、親御さんと別れて教室に向かう我が子に必ず言ってあげてください。「受験番号と名前、最初に書いてね」と。効果は絶対あると思います。(受験デザイナー・池ノ内潤)

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