中学受験 偏差値を高くしないと始まらない②

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塾が合格に導いてくれるわけではない
・勉強のゾーンに入る状態になる
・ゾーンに入る不可欠要素「勉強習慣」と「勉強体力」
・ゾーンに入らないまま終わる子は8割⁉
・中学受験が「親の受験」といわれる理由

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★塾が合格に導いてくれるわけではない
 塾の授業だけでそれなりの中学校に合格する。だって高いお金を払っているんだから、と思っている親御さんがいるとしたら、お金が生きてこないので、もう一度よく考えてみることをお勧めします。中学受験は塾が必要な教材と授業でガイド役、サポート役をするのであって、それを有効活用して自力で合格するものだからです。

 自宅学習の大切さ、自分で勉強して得た気づきや、暗記だけではないしっかりとした理解を経て学力は付いていくものです。どんなに合格実績が良い塾へ通っても、結果が伴わない受験で終わってしまったケースは、そこの認識が甘い家庭が多いです。

受験直前になって中学受験の真の姿を知っても遅い

★勉強のゾーンに入る状態になる
 「勉強のゾーンに入る状態になる」(勉強に集中する状態になる)。偏差値を高くする2つ目のメリットは、集中して自分から前向きに勉強をするようになることです。

 中学入試を突破するには程度の差こそあれ、小学校の学習では考えられないような勉強量と段違いにレベルが高い学習内容を次々と消化しなければなりません。そして身に付いた知識、理解を活用して、最終的には親御さんが付きっきりで勉強の面倒を見るシーンを少なくして、自学できるまでに成長していく必要があります。

 偏差値がアップしていくと、自力で集中して勉強できる時間が長くなります。勉強の進み具合も比較的スムーズになり、つまずきが少ない分さらに学力も付き、新しい発見もあって学ぶことが楽しくなります。まさに受験勉強をしていくうえで好循環になるのです。

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ゾーンに入った子の成績は伸びて、順調にいけば高止まりする

★ゾーンに入る不可欠要素「勉強習慣」と「勉強体力」
 子どもが「勉強のゾーンに入る状態」に到達するまでには2つの要素が不可欠です。1つは「勉強習慣」、もう1つは「勉強体力」です。

 「勉強習慣」とは、毎日計画を立てて塾でやったことの復習を次週新しい単元に入る前に積み残すことなく学習を進めることです。具体的には塾で次の週にある復習テストできっちり合格点を取ることを一番身近な目標にします。いわゆる普段の小さなテストからから「勝ちグセ」をつけて、目的を持って勉強することを当たり前にし、できなければ「なぜなのか?」を探求することも当たり前にするのです。分からない分からないところ、自信のないところは「自分はここまで考えた」「こう思うのだけど」という方針を持って先生に質問です。このサイクルを確立するのが「勉強習慣」です。

 「勉強体力」とは、立てた計画に沿って勉強を進められる気力と学力です。やる気があっても取り組む内容が理解できていなければ、勉強頑張るぞという気持ちもやがてしぼんでしまいます。勉強内容は理解できていても、中学受験なんてなんでするのかなぁ、ゲームやりたいなぁ、と気持ちがあさっての方向にあれば、やる気は起こらないでしょう。

 この2つが身に付かない限り成績も偏差値も上がっていきません。この2つを得るためには、何らかのモチベーション(人が何かをする際の動機づけや目的意識)がないと難しいです。要するに「何のために中学受験をするのか」という意識があいまい、低い間はなかなか軌道に乗りません。

「勉強習慣」と「勉強体力」

★ゾーンに入らないまま終わる子は8割⁉
 「ゾーンに入る」レベルになるまでには個人差があり、受験の最後までとうとうその境地に達しなかったという受験生は全体の8割くらいになるかもしれません。だから、同じくらいの時期に受験勉強を始めても人それぞれの結果になるのです。

 しかし、ゾーンに入るためには、子どもの学力とやる気だけでは難しいです。その時点での子どもの「勉強習慣」「勉強体力」のレベルに応じた、あるいはやや低い課題を設定し、子どもの取り組み具合を見ながら、日々計画を調整していく必要があります。その役目は家庭学習の管理をする親御さんが担います。

ゾーンに入らないまま入試では悔いが残りそう

★中学受験が「親の受験」といわれる理由
 中学受験が「親の受験」といわれるのは、親御さんの作戦立案と、子どもをどう軌道に乗せるかということが受験の成否のカギになるからです。親御さんも「中学受験を勉強する」。それが中学受験というものです。 (受験デザイナー・池ノ内潤)

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