中学受験 親御さんが勉強する意味①

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親御さんは2つの意味で中受を勉強する
学習内容を把握していないと計画がズレる
・最強の勉強法は“早期発見早期治療”
・塾に一目置かれる親はここが違う
・家庭教師、個別の当たり外れはここで見る

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親御さんは2つの意味で中学受験を勉強する
これまで「親御さんが中学受験を勉強する」とたびたび書いてきましたが、これには2つの「勉強」があります。1つは「学習に関わる勉強」、もう1つは「中学受験のしくみの勉強」に大別できます。

 親御さんが勉強しなくてもなんとかなると言えば、なんとかなってしまいます。ただ一部の何でも自分でできる少年少女、あるいは我関せずのマイペースくんを除いて、当初描いていたような結果にはなりづらいと思います。我が子の学校選択の幅を広げ、通塾している意味がある状態をキープするには、親御さんのアシスト、伴走があるとないとでは雲泥の差になることは確かなことです。

中学受験は子ども一人で走らせるのは酷なレース

★学習内容を把握していないと計画立案がズレる
 「学習に関わる勉強」とは、まさに受験科目についてです。10歳程度から勉強を始めて、塾の授業に出席し、帰宅後に復習、宿題…と一人で流れるようにできれば天才です。しかし、9割方できないでしょう。その時に親御さんが子どもと一緒に学習計画を立て伴走できれば、受験勉強を軌道に乗せることができる可能性が高まります。

 伴走は何も塾の授業を再現するかのように勉強を教えられなければいけない、というのではありません。子どもが塾で何を学び、理解度はどの程度かを把握し、「勉強習慣」(計画を立て復習し、身近な目標は塾の小テスト満点もしくは合格点)を付けるべく、計画と進捗状況を管理できるようにするのです。そのためには、親御さんが塾での学習内容をある程度分かっていないと、計画のポイントがズレてしまう可能性が高くなります。

 テキストを見て、親御さんもひと通り目を通すこと(実際に算数や国語の問題を解説解答を見ながらでいいので解いたり)をしないと、子どもに沿った計画は立てられません。時には簡単な質問くらいには答え、子どもができなかったところの解決の糸口示すようなことができれば、子どもも親御さんを信頼してくれて一緒にやることを拒絶しません。

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勉強の計画は親御さんが学習内容を理解していないと難しい

★受験成功の最強の勉強法は“早期発見早期治療”
 家庭教師のごとく、マンツーマンで我が子を指導する必要はありませんが、親御さんが「学習に関わる勉強」をするメリットは2つあります。1つは、子どものつまづきにいち早く気が付くことができます。

 大けがしないうちに、「できない、分からない、面白くない」の三重苦がたまらないうちに、すぐ潰していけば、受験はかなりの確率で成功します。これが「勉強習慣」でいう「積み残しがない勉強」に通じます。病気と同じで、「早期発見早期治療」が受験では一番有効な勉強法です。普段から子どもの学習に関心があれば黄色信号が赤信号になる前に察知することは可能です。

「できない、分からない、面白くない」の三重苦になる前に苦手は潰しておく

★塾に一目置かれる親は子どもへの目配りも違う
 2つめは塾の先生、あるいは塾の担当者に具体的で、有効な質問ができ、塾側に「一目置かれる親」という存在になります。塾の先生に「うちの子算数ができないのですが、どうしたらいいでしょう?」という相談では漠然としています。親御さんが塾でどのようなことを学習しているかを把握し、子どもがどこで立ち止まっているかを示すことができれば話はより具体的に進みます。塾の先生も「分かっている親」には、舌も滑らかになり、より的確なアドバイスがもらえることになります。

 実は親御さんが一目置かれると、先生の子どもに対する態度も違うものです。塾に大金を出す“スポンサー”でもある親御さんからアプローチがあれば、子どもに比較的目を配ってくれるものです。学習の状況を気にしてくれるものです。塾は何も言ってこない親御さんには、たとえ子どもの成績が惨たんたるものでも「順調」と判断して、決められた保護者会など以外は何も接触してきません。

 クレーマーやモンスターペアレンツとは違った意味で、親御さんが塾に対して一歩踏み込むかどうかで、塾の月謝の「お値段以上」の恩恵を受けやすくなります。余談ですが、塾はなるべく子どもを直接教えている先生と話ができる環境の方が良いです。学年が上がっていくと痛切に感じると思います。

塾で子どもを迎えに行って先生とあいさつを交わすだけでも違ってきます

家庭教師、個別のアタリ・ハズレはここで見る
 とても勉強の内容までは…という親御さんは、子どもが塾で頑張って自力で突破できる学校に照準を合わせるか、親代わりに信頼できる家庭教師や個別指導にペースメーカーを依頼するという選択になります。

 家庭教師、個別は“切り札”的な頼れる存在に映りますが、そのアタリ・ハズレは塾以上に大きいです。大金も動きますので、任せる前に十分な検討が必要です。一つの目安として、やったことの復習時間を考えて計画を立ててくれるのならそんなにハズレはいないと思います。逆にインプットばかりで、受験生自身が学習と向き合うアウトプットの時間を軽視し、「あれも必要、これも必要」と営業を仕掛けてくる場合は手を引くことをお勧めします。(受験デザイナー・池ノ内潤)

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