中学受験 「偏差値が上がる」質問の仕方

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親御さんも「一枚かむ」偏差値が上がる質問
・質問には必ず「仮説」を立てて先生にぶつける
親御さんの質問へのかかわり方
「分からない」を考えることでつながる偏差値上昇
塾を“お値段以上”に利用する1つのきっかけ

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★親御さんも「一枚かむ」偏差値が上がる質問
「分からなければ先生に質問しなさい」。親御さんが子どもに言う定番のセリフです。至極まっとうな指示なのですが、質問にも「偏差値が上がる」質問と何も解決しない質問とがあります。

 質問には子どもだけでなく、親御さんも「一枚かむ」とより良い質問ができます。質問によって勉強の“障害”を取り除けば、流れは確実に良くなります。学習計画を順調に進められることが、成績の高止まりを維持する最大のポイントです。

親御さんも質問に「一枚かむ」とは…

★質問には必ず「仮説」を立てて先生にぶつける
子どもが家庭学習で、あるいは塾で勉強してきたことで「分からない」となった場合、必ず「どこまで分かって、どこからが分からないのか」をはっきりさせます。

よく「どこが分からないのか分からない」とか「問題の意味自体が分からない」とさじを投げて、“丸投げ”状態で先生に質問する生徒がいますが、それでも自分なりにこう思うんだけど…という「仮説」を立てます。合っているか合っていないか、方向性がズレているとか、全くトンチンカンとかは関係ありません。“できる先生”は、その子供の「思考回路」がどうなっているかを見極めたうえで、有効な処方箋を用意します。途中まできちんと考えた子には、自ら答えを出せるような糸口を示して正答に自力でたどり着かせ、子どもの実力アップにつなげます。

質問する側は、必ず「ここまでは脳ミソに汗をかいた」こん跡を先生に示すことが大事です。ただ解答の導き方を教わって、それを暗記したところでできるのはそれと同じ問題のみ。偏差値は全く上がりません。

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必ず問題と「格闘」してから質問へ

親御さんの質問へのかかわり方
 この方式を子どもだけで実践するのはかなり難しいです。なので親御さんが「一枚かむ」のです。子どもの鉛筆が止まったら「どこまで分かったか」「どこが分からないかを」メモ書きでもいいので記し、自分が聞きたいことを明確にする、という指示を親御さんがします。いずれきちっとできるようになれば任せますが、最初のうちは親御さんが見てあげてください。

 何を質問するのか、よく分からないのに先生に聞いても何も得るところはありません。時には、分からないことを整理しているうちに「分かった!」となることもあり、これは有効な勉強法です。

「質問メモ」作成にはさまざまな大きさの付箋が便利

「分からない」を考えることでつながる偏差値上昇
 指示をしても、質問メモを書けない子どもも少なくありません。「何が分からないかが分からない」という状態です。ここまで困った状態だったら、親御さんが子どもの話を聞いてメモ書きの“代行”をするのも「あり」です。大切なのは親御さんが先走って、子どもを置いてけぼりにして質問メモを完成させないことです。必ず子どもと一緒に「分からない」をたどってください。

 「分からない」を考えることを続けると、その問題ではなくてもいつか「分かった!」という瞬間が必ず訪れ、その瞬間が多くなってくると、意味のない丸覚えや理由なき正解から解放されて、偏差値は大きく上昇します。

 注意したいのは子どもの分からないところを、親御さんが一方的に解説して答えまで出してしまうことです。大切なのは解法を知ることではなく、自分の力で正答に近づく、あるいは到達することです。もう一度書きますが、解法暗記はその場しのぎで、成績のアップにはつながりません。

 子どもの「分からない」にもどかしくなると思います。しかし、冷静に、客観的にお客様の訴えを聞き取るようにしてメモ書きを子どもと一緒に作り上げます。子どもの「分からない」を克服するのは時にいくつものプロセスを積み重ねなければならない手間のかかることなのです。

「分かった!」の瞬間が多くなると偏差値は上がる

塾を“お値段以上”に利用する1つのきっかけ
 子どもが引っ込み思案で質問に行けないようだったら、親御さんはもう一歩踏み込みます。塾へ連絡を取って、丁重にお願いして先生に時間を作ってもらいます。

 ここまですれば先生も子どもを放置しません。基本的に先生は頼られるのが好きな人種です。質問を通じて、先生と親御さんのホットライン構築にもつながります。塾を“お値段以上”に利できる1つのきっかけになります。塾は使ってナンボです。(受験デザイナー・池ノ内潤)

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