中学受験 塾の先生の素性って…

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・ほとんど公にならない先生の“素性”
・多士済々 自称「問題集おたく」も
・高学歴多数も元は漫画家、シェフ、ギタリスト…
・塾の先生の年収ってどれくらい?
・教えるのが好きな人ばかり“利用してナンボ”

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★ほとんど公にならない先生の“素性”
大学受験の予備校の講師は書籍に略歴が書いてあったり、講師紹介のパンフレットまで用意してあるところもあり、素性は結構明らかになっています。一転して中学受験塾の先生のプロフィールというのは、ほとんど公になりません。

 大学受験は自分の通っている予備校以外でも、何人かの有名講師の名前は出てくるものの、中学受験では自分の塾でも他校舎の先生となると、評判などは聞こえてこないものです。大手、中規模の塾の先生の“正体”はどのようなものなのでしょうか。

中学受験の先生はなぞなぞだらけ

多士済々 自称「問題集おたく」も
ひと言でまとめると多士済々、担当の科目については腕に覚えのある人の集まりです。中には複数の科目での“つわもの”もいて、中学受験の算数を担当していた先生が、実は専門は英語だったり、社会の先生が大学では数学を専攻していた、というケースもあります。

 が、多くは自身の学生時代から、その科目は学校でも「右に出る者はいない」という場合が多数派。時々、苦手だったからこそ一生懸命勉強して、いつのまにか面白さにハマって…という先生もいます。いずれにしても三度の飯より、問題を解くのが好き、というタイプで、算数の先生の中には「問題集おたく」を自称し、あらゆる問題集、中学入試の過去問を解き、そのデータが頭に入っている、なんていう信じられないような人もいます。

三度の飯より問題を解くのが好き

★高学歴多数も元は漫画家、シェフ、ギタリスト…
 もちろん、難関大学出身の先生も珍しくありません。開成から東大に進み、塾で開成コースを担当、女性でも桜蔭卒業で算数の敏腕講師という人などがいます。一方で、大学は超難関ではない先生も少なくありません。ある科目は滅法強いのですが、他の科目は…という感じです。国語の先生なのに算数は4年生の内容もアブないとか、社会の歴史はからっきし、というのもよくある話です。

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 大学院に進んだ先生も結構います。特に文系の先生は、本来大学に残って研究者を目指していたものの、文科系は大学に残っていてもなかなか准教授や教授の道は厳しく、かといって授業1コマでいくらの講師では生計を立てるのは楽ではないことから、この道にはいったという先生も一定数います。元学校の教員もよくいます。生徒指導や学校行事の煩わしさより、勉強を教えることに専念できる環境を求めたようです。大学時代のアルバイトからそのまま就職というケースも典型的です。

 元商社マン、銀行員、漫画家、家具製造職人にギタリスト、西洋料理のシェフ、自動車のエンジニアなどの職歴を経てこの世界に入る人もいますが、最近は新卒で教壇に立つ先生も多くなっています。

人気歌手のバックバンドのギタリストなんて肩書の先生も…

★塾の先生の年収ってどれくらい?
 1980年代から90年代の大学受験の人気予備校講師は年収2000~3000万円超がゴロゴロいましたが、それも今は昔。中学受験塾の先生も初任給で年収500万円強といったところ。年末年始や夏休み、ゴールデンウイークも休めない塾も多く、授業の準備で寝不足気味とか…。職場環境は決して良いとは言えませんが、営業成績や付き合いなどが苦手な人は授業は自分主導でできるため、悪くないのでしょう。

 室長、校舎長クラスになると“大台”に近づくといいますが、中学受験塾の先生の子どもが月謝が高すぎて、進学塾に通えないというウソのようなホントの話もあり、中学受験が「課金ゲーム」という一面を、このエピソードからうかがい知ることができます。

気になる先生の懐事情

★教えるのが好きな人ばかり“利用してナンボ”
 さまざまな素性を抱えていますが、基本的には人にものを教えるのが好きでこの世界に入ってきた人ばかりです。「せんせー、せんせー」とうるさいくらい質問しましょう。先生は“利用してナンボ”です。(受験デザイナー・池ノ内潤)

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