中学受験 5年生 GWどう使う?

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5年生のGWに勉強のギアチェンジを
・「暗記」でテストを乗り切っていませんか?
受験の流れを決める算数の「読解」
・暗記勉強法が全く通用しない「初見の問題」
・GWに解答へのプロセスを検証する

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★5年生のGWに勉強のギアチェンジを
 まだ入試本番には時間があるとはいえ、この時期の過ごし方によって1年後の立ち位置が決まる。それが5年生のゴールデンウイークです。

 中学受験の中間地点である5年生の夏休みをしっかり乗り切るために、勉強に取り組む姿勢をゴールデンウイークあたりからギアチェンジした方が良い子が相当数います。コロナ禍で遊びに行くのも難しい状況です。志望校を難関、上位、中堅校にしているなら、この期間に親御さんとともにしっかり自分の勉強スタイルを見つめ直してほしいと思います。

★「暗記」でテストを乗り切っていませんか?
 勉強に取り組む姿勢のギアチェンジとは、どういうことでしょうか。まず、それぞれ進学塾で催される「月例テスト」(マンスリーとかカリキュラムテストとか)前の勉強法について、どういうやり方で進めているかを振り返ってみてください。

 例えば算数。一行問題の解法手順を覚えることに専念していませんか。図形問題も方針もなく、目に見える数字だけを適当にいじって解答していませんか。理科もどうしてそうなるのかはよく分かっていないけれど、いつも正解はこういうパターンだから、そう答えている、というのが本当のところではないですか。

 社会は地名とかは覚えればできるし、グラフの読み取りもなんとなくできるけれど、その地域の特徴を考えたり、どうしてそういう気候になるのか、どうしてその産業が盛んになるかはあまり考えたことがない、といった感じで勉強を進めていませんか。共通するのは「暗記」中心の勉強で得点を稼いでいるということです。

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受験の流れを決める算数の「読解」
 親御さんの中には自身も中学受験を経験した方が多くいると思います。算数ではつるかめ算とか植木算などの特殊算の問題を数多く解いて、解法を「暗記」した、という記憶がありませんか。理科や社会では一問一答式の問題をこれまた馬に食わせるほどやって合格したという経験がありませんか。平成の前半期にみられた中学入試の受験勉強の風景です。

 時代は変わりました。解法暗記でできる典型題は中堅校より下位の偏差値帯にはみられる出題ですが、親御さんや子どもたちの多くが志望するする学校では素直には出ません。今の算数の出題の主流は「読解」問題です。

 問題が何を要求しているのかを読み取り、その思考の流れに沿って解答を導き出すというものです。「読解」ができれば、大問丸ごと全問正解します。「読解」ができないと、下手をすれば大問ごと「全滅」です。算数の得意不得意、偏差値が高い低いの差は国語だけでなく算数の問題で「読解」ができているかどうかで決まるのが現代の中学入試です。

★暗記勉強法が全く通用しない「初見の問題」
 4年生から5年生前半は「暗記」でもまずまずの点数を取れます。それほど複雑な「読解」を必要としないからです。しかし、習ったことが増えるにつれて問題を複雑化することが可能になり、それを組み合わせて解答する問題も次々と出てきます。

 その時に、この問題は何をきいているのか、何を解答として要求しているのかの読み取りをします。それを理解したうえでどう解くかの方針を立て、それにはどの道具(習ったこと)を使えばいいかを思考します。これが入学試験で合否を分ける算数の「読解」問題です。しかもそれが初めて見るような「初見の問題」であることが多いのです。解法暗記が通用しない世界です。

 5年生の夏期講習前あたりから、思考力を必要とする問題が数多くなります。そこまでは同じくらいの点数を取っていた子ども同士が徐々に差がついてしまうのは、4年の時から思考しながら問題を解いていた、暗記に任せていた、の差が出るからです。受験前半期の暗記の成功体験から抜け出せない子は、算数の成績の伸びが後半はほとんど期待できません。

出題者側が工夫を凝らした「初見の問題」に暗記では解けない

★GWに解答へのプロセスを検証する
 このゴールデンウイークに過去のテキストを引っ張り出して、正解した問題ももう一度解答へのプロセスをたどり直してみるのがおすすめです。

 子どもが解法暗記に走っていたら、少しずつ時間をかけてシフトチェンジしていった方が後々の成績の伸びが違ってくるのは間違いありません。(受験デザイナー・池ノ内潤)

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