デキる子の親御さんは家庭で何をしているのか?

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中学受験の窓口 今日のメニュー 
・「中学受験の準備」は親が9割 
・「子どもにまかせているから」はほぼウソ 
・母親“企画・監修”の「間違えノート」は完璧 
・親御さんがテキストに目を通す2つの理由 
・メインはあくまでも塾の授業 

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★「中学受験の準備」は親が9割 
 中学受験は親が9割――。そんな言葉があります。同じタイトルの書籍も出版され、一時期は中学受験に参戦している親御さんなら一度は書店などで手にしたことがあるでしょう。 

 最終的には子どもが勝負するわけですから、正確には「中学受験の準備」は親が9割といったところでしょうか。本番を迎えるまでの間、親御さんプロデュース、監督で子どもが主演の作品をどう完成させるか、というのが中学受験の実際です。 

★「子どもにまかせているから」はほぼウソ 
 生活面や送迎などを除く、中学受験のメインである学習面で多くの親御さんが子どもに関わっています。「うちは子どもに任せているから」という話を多くの親御さんから聞きますが、これはほぼウソです。中にはホントの場合もありますが、大抵はどの親御さんも手の内は明かしません。逆に「ウチはこれだけやっている」というのを自慢げにご披露する親御さんは御幣はありますが、大したことありません。 

 中高一貫校へ入学して他の親御さんと接して分かるのですが、多くが自身も学生時代に受験勉強でそれなりの成果を挙げてきた方です。特に難関校ではそれが顕著です。別に私は●●大学出身で…とすは言いませんが、話の端々から漂ってくるものを感じます。中学受験では自らの学習スキルを活かして子どもに伴走したのでは、と推測できます。 

デキる子の親御さんはほんと「ホント」を言わない

母親“企画・監修”の「間違えノート」は完璧 
 親御さん、特に母親の方が深く子どもの受験勉強に関わる傾向にあります。特に“デキる”お母さんは、子どもができなかった問題や理解があいまいな問題の分析とむアフターフォローが素晴らしいです。 

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 子どもがテキストでつまずいた問題に付箋を使って目印とし「暗算で×」とか「勘違い、掛ける数を間違う」「うしろめたい、の言葉の意味が分からず」など必ずなぜできなかったのかのメモ書きがしてあります。これが後々、効いてきます。 

 成績の良い子の多くは「間違いノート」を作っていることが多いです。自分のできなかった問題や苦手なものを集めて科目ごとにまとめてあるノートです。テスト前にこれを重点的にやり直せば、得点がアップする可能性が高くなります。このノートの“企画・監修”はお母さんです。ノートにまとめるべき問題のセレクト、間違えポイントの注意メモ付き…子ども独自のオリジナルテキストは完璧です。 

デキるお母さんは「間違えノート」で差をつける

★親御さんがテキストに目を通す2つの理由 
 「間違えノート」だけでも凄いのですが、子どもが小学校へ行っている間に「問題研究」をしている親御さんもいます。中には通勤や帰宅時にコピーした塾のテキストに目を通し、勉強している親御さんもいます。 

 親御さんが受験するわけではないのに…と思うかもしれませんが、理由は2つあります。1つは「子どもの勉強にいつでも付き合えるようにする準備」です。子どもが「ねぇ、お母さん」と来た時に、「先生に質問しておいで」でも構わないのですが、解答のヒントくらいは説明できて、子どもが自力で解ける突破口を開く“援護射撃”ぐらいはしたいと思っています。 

 もう1つは「塾との情報共有」です。塾で今どんな単元をやっているのか、内容、難度はどれくらいかなど、実際にテキストに目を通すことによって親御さんも子どもの現状とともに授業内容もある程度把握しておくのです。これは保護者会やの先生との面談にも役立ちます。先生に勉強の相談をする際にも話が通じやすくなりますし、より具体的なアドバイスがもらえます。ただ単に「算数ができないんですけれど、どうしたらいいですか」では漠然としすぎていて先生も漠然としたアドバイスしかできません。 

★メインはあくまでも塾の授業 
 中学受験で“デキる”親御さんは「合わせる」ことができます。塾のやり方に沿ったアドバイスを子どもにしてあげることができます。学歴のある親御さんはつい自分の経験に照らし合わせたやり方、成功体験を子どもに教え込もうとします。しかし、塾とは違うやり方に子どもは混乱して、結局消化不良を起こして何もマスターせず、という悲劇を招きます。 

 メインはあくまでも塾の授業。自宅はそのフォローと補強、たけど完璧にやる。こういう方針の家庭が多いです。授業をしっかり聞いたうえでの自宅フォローです。親主導で「家塾」をやってしまうと子どもは塾の授業を聞きません。デキる子を見習うのなら、勉強法でなく、授業での姿勢を学ぶべきです。(受験デザイナー・池ノ内潤) 

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