小学校の授業中を受験勉強につなげる①

+4

中学受験の窓口 今日のメニュー 
・小学校の授業中に“中受トレ”を 
・どんなに易しい問題でも「きっちり」解く 
・なぜ算数の偏差値が50以下なのか 
・理科は教科書と実験で中受につなげる 
同級生に教える最高の復習の仕方 

スポンサーリンク

【関連】入試直前、小学校は休むべきか
【関連】ピアノを習っている子ができるワケ

★小学校の授業中に“中受トレ”を 
 受験生がいる家庭も5月はまだ精神的に余裕があるのですが、これが9月以降になると「小学校全部休ませて過去問をやる時間に充てたい」とか、本気で思うようになります。昼間小学校へ行って6時間の授業に参加するだけでも疲れるのに、帰宅後今度は通塾してさらにハードな勉強をし、復習の時間を確保しなければならない。至難の業です。 

 かといって、小学校の授業では受験に対して直接有効ではありません。しかし、ぼやっと過ごすのももったいないです。少しでも有効活用でき、周囲に悟られずに成績を上げるトレーニングをしていきましょう。 

【関連】「詰め」を誤った全落ちの悲劇
【関連】「どうしても慶應」だった

★どんなに易しい問題でも「きっちり」解く 
 算数はどんな問題でも計算間違いをしないことに徹します。簡単な問題でも頭の中でやらず、手を動かして、ノートを広く使い「きっちり」計算してください。 

スポンサーリンク

 進学塾へ通って、偏差値50レベルの子なら小学校の授業は退屈かもしれません。先生の話を聞いて分からないことはないでしょう。解く問題も塾のテキストよりはるかに易しいです。しかし、だからこそ早く正確に解く練習をしてください。問題が簡単なので正解は出せると思いますが、大切なのは雑な計算をせず、どんな場面でも「きっちりと」やるという「勉強習慣」を付けるためです。 

 入試本番ではたった1問の九九を間違って、志望校に落ちたという例は枚挙にいとまがありません。中学受験で勝てる生徒は算数が得意な生徒ではなく、解いた問題の答えを正確に出せる生徒だということをよく覚えておいてください。 

【関連】算数 模試で偏差値を上げる(1)
【関連】算数 模試で偏差値を上げる(2)

★なぜ算数の偏差値が50以下なのか 
 特に偏差値50以下の子は、この「きっちり」算をしっかりやってください。なぜ、偏差値が真ん中より上に届かないのか、よく考えてください。難しい問題ができないから、ではありません。正答率が60%を超える基本問題をぽろぽろぽろぽろ落としているからです。 

 その1問の大切さを日ごろから意識するために、受験勉強以前に小学校でやる計算は真剣にやってください。偏差値が5~10くらい一気に上がることも珍しくありません。早く解くは二の次。まずは正確に丁寧にを意識して解答してみてください。その習慣が身に付いた時、塾の成績も劇的に上昇します。 

★理科は教科書と実験で中受につなげる 
 理科は4教科の中で、小学校でやったことが一番受験で通用する科目かもしれません。特に注目したいのが「実験」です。まず教科書に載っている実験器具、そして手順を暇さえあれば見てください。なぜなら、小学校で使われている教科書の図がそのまま中学入試の問題として出題されることが、よくあるからです。 

 こう書くのもどうかと思いますが、小学校の先生で理科の授業を「きちんと」できない先生は少なくありません。誤った認識の説明も時々あり、中学受験組の子どもにそれを“指摘”されることもあるといいます。実験の時は定年退職した中学校の元理科教諭が登場し、実験を仕切っているところもあります。 

 「できる先生」がいる時は、積極的に実験に参加してほしいと思います。紙の上やネット上より、理科実験はやはり「リアル」が一番です。中学入試では実験を扱った問題が年々増えています。知識と実践、理科に興味を持つ絶好のチャンスです。 

★同級生に教える最高の復習の仕方 
 小学校の授業自体、中学受験をする子ども、特に成績のいい子は退屈だと思います。先生は中学受験をしない子にも分かるように説明しなければならないからです。だからといって、露骨に「僕はできる、私は分かっている」という態度はとらないように心がけてください。 

 むしろ、あまり理解していない同級生に先生役を買って出て教えてあげてください。人に教える、という行為は自身の知識。理解の確認、復習ができます。上手に教えることができれば、きっちり原理原則をマスターしていることになります。もしかしたら、最高の復習方法かもしれません。塾のテキストがなくても中学受験の勉強はできるのです。(受験デザイナー・池ノ内潤) 

Follow me!

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です