偏差値20~40台 中学受験の土俵に立つには

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中学受験の窓口 今日のメニュー 
・「どうして中学受験?」という子 
・大手進学塾へ通塾してもムダな子 
・「8割正解問題」で中受の土俵に立てるようにする 
・最大の敵は親御さんの「短気」 
・「自分で気が付いた」時に親御さんができること 
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★「どうして中学受験?」という子 
 成績が「低迷」しているパターンで一番多いのが「中学受験をやることの意味が分かっておらず、親御さんに勉強しなさいとだけ言われている」というケースです。 

 とりあえず親御さんの言う通り進学塾へ行ってはいますが、本人の正直な感想は「どうして中学受験なんてするの?」です。前向きな姿勢ではない以上、できることは多少の楽しさを感じるでしょうが、自分の理解を超えた内容については「難しくてわかんない」でそれ以上考えようとせず、興味も湧いてこないことでしょう。 

 このタイプは普段の生活から見直す必要があるケースが多いのですが、今回は学習面に関して触れてみます。 
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★大手進学塾へ通塾してもムダな子 
 率直に言って、このタイプの子は自分で気が付かない限り大手進学塾へ通塾していても効果はほとんどありません。親御さんからは「周りの子も中学受験をしようと頑張っているし、刺激を受けるのでは?」と反論されそうですが、成績が低迷している子同じクラスの子は同様に「どうして中学受験なんてするの?」と思っている子です。つまり「同類」です。 

 同じようにできない仲間がいて、自分だけじゃないと安心してしまいます。同レベルで同学年、これに話も合えば“社交場”としての「塾は楽しい」となります。子どもの「塾は楽しいよ」が危険なのはこういうことがあるからです。「同類」からは刺激は受けません。むしろ、突出することすら恐れるかもしれません。進学塾が「親御さんが考えている目的の中学校へ進学させる」という願望を達成させる手段とすれば、このような状況での大金の“投資”は見合わないものと言えます。
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★「8割正解問題」で中受の土俵に立てるようにする 
 自分のやっていることが「ちんぷんかんぷん」では興味の湧きようもありません。成績が偏差値20台とか30台の子は転塾というより、子どものレベルに合わせて焦らず、じっくり伴走してくれる、地元の個人経営の塾や家庭教師の先生を見つける方が得策です。その際には先生にお任せではなく、きちんとお話しすることが必須です。 

 しかし、余程経験に長けている先生でないと通り一辺倒の指導になってしまうので、偏差値45に満たないレベルは親御さんの「親塾」の方が一定期間はいいかもしれません。 

 具体的な親塾のやり方の一例です。問題が10問あるとしたら、7~8問正解のレベルの勉強を続けます。5年生なのにレベルは小3でも構いません。現状がそうなのですからしっかり現実を見つめてください。大切なのは残りの2~3割。ここに少し考えたり、考え方を発展させればできる問題を一緒に取り組みます。8割方正解したことを評価しつつ、それ以上に残りのややレベルアップした問題に取り組んだこと、きちんと考えたことで正解を導き出せたことを8割の正解以上に評価し認めます。基礎中の基礎を固めつつ、少しずつ中学受験レベルに持っていくのがこのやり方です。 

★最大の敵は親御さんの「短気」 
 注意しなければならないのは「できる子に追いつこう」という“焦り”です。偏差値20とか30台の子の場合、中学受験の土俵に乗っていないケースが大半です。なので、人様の進捗状況や出来は全く度外視して、自分の勉強だけに集中します。塾の進度に追いつくのではなく、その子のレベルと現状に合わせたものを中心に「やや背伸び」したものを2~3割程度ブレンドすることで、「できること」の積み重ねをします。 

 縦への積み重ねが徐々に横への広がり(関連事項や別の問題を解くヒント)になり、こうしいいくことで「できること」が徐々に増えていきます。そうなるまでには「基礎の基礎」の積み重ねという長丁場を乗り切らなければなりません。効果がすぐに表れないからダメ、という親御さんの「短気」が子どもの伸びを阻害しているケースは多々あります。 地道で先がなかなか見えないと嘆くこともあると思います。しかし、「基礎の積み重ね」が中学受験です。忍耐です。

★「自分で気が付いた」時に親御さんができること 
 冒頭の方で書きましたが、通塾中に「自分で気が付けば」流れは変わってきます。周囲と「同類」であることに疑問を持ったり、その状態を不快と感じ「何とか変えたい」と思った時にはじめて中学受験の勉強が始まる、と言ってもいいでしょう。そうなると一転して「強い」です。 

 ただ、意志だけでは中学受験の勉強はどうにもならないことが多いので、折れないためのメンタルサポートや取り組んでいる学習内容のレベルチェックなどの親御さんの出番となります。できれば塾や家庭教師の先生で信頼できる人を見つけられると、子どものやる気とともに成績も上がっていくのですが、「いい先生」を見つけるのは偶然の出会いの要素が高いのも事実。親御さんの「目利き」が問われます。(受験デザイナー・池ノ内潤) 

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