中受撤退してよい場合 しない方がいい場合

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撤退か否か…決断したらもう振り返らない 
熱中しているものがあれば「撤退もあり」 
・体育がちょっと…という男子は撤退するな!
・女子は大人しめなら一貫校向き 
・子どもを信じるのが親の務め 
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★撤退か否か…決断したらもう振り返らない 
 なかなか上がらない偏差値、アップダウンを繰り返す塾のクラス…。その間にも塾では夏期講習に日曜特訓などのオプション講座の案内が届き、それに追いついていけそうもない我が子の成績にため息をつくばかりの親御さんも一人や二人ではないと思います。6年生になると、多くの親御さんが一度は考える「中学受験からの撤退」。しかし、ここまで時間とお金をかけて、今さら…という思いとの間で揺れ動きます。 

 撤退してよかったかのか悪かったのか、これは将来何年、もしかした十数年経ってからでないと答えは出ないかもしれません。正解も100人いれば、100通りでこの選択が正しいとは言い切れないのですが、決断したらもう振り返らないという決意は必要だと思います。 
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★熱中しているものがあれば「撤退もあり」 
 「撤退してもよい」ケースの1つとして、勉強以外に何か夢中になっているものがある、という場合があります。勉強には身が入っていないけれど、スポーツ、芸術系の習い事など、熱中しているものがあれば今はそれに集中させてあげるのも選択肢です。 

 子どもが自分の居場所を見つけて夢中になって技術向上を図っているのなら、今はそれに取り組むべき時期。公立中学に進めば、嫌でも高校受験と向き合わなければならず、その時自分のこれからを「自分ごと」として考えます。中学受験がどこか「他人ごと」のようなら、中受撤退も「あり」でしょう。 

 夢中になっていることを中断したりして「勉強しなさい」では、スポーツや習い事への未練が断ち切れず、塾へ行っても勉強に集中できません。何かに夢中になってやり通せる子なら大丈夫。親が敷いたレールの上を意味も分からず、どこへたどり着くかもわからず、漠然と中高一貫校に進むよりも有意義な人生です。
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★体育がちょっと…という男子は撤退するな!
 逆に「撤退してはいけない」ケースとして、男子なら「運動が苦手な子」、女子なら「大人しい子」というのがあります。 

 公立中学へ進むと実技系科目の点数が重要視されます。運動の苦手な子は成績的にも不利になりますし、加えて男子の場合はどうしても「イジられる」対象になりやすくなります。「イジり」が「いじめ」に発展することもよくあり、それで中学生活が台無しになるという事例は、実際のところまだなくなっていません。 

 私立の中高一貫校は体育に関してはかなり「甘い」です(大学附属で運動部が強い場合は得意な子が多いので、別の面で厳しいですが)。苦手としている子も比較的多く、授業の位置づけとしては「体がなまらない程度に動かす」といった感じで、まじめに出席していれば評点「10」が付く学校もあります。運動での“悩み”が少ない分、学園生活が楽しめることと思います。 

女子は大人しめなら一貫校向き 
 女の子も「大人しい性格の子」は公立に進むと少し居心地の悪さを感じるかもしれません。どうしても自己主張する子が前に出がちで、その子の思いがクラスの他の子に影響を与えたりします。それに従うしかないという雰囲気が醸し出されます。 

 ところが中高一貫校では自己主張をする女子もいますが、流れている空気は「みんなそれぞれ」といった感じ。仲は良いのですが好きなこと、興味のあること、夢中になっていることは個々に違ってそれを認め合っているという雰囲気です。難しい年ごろの女子ですが、文化系の部活動も公立よりは充実していて、男子同様、自分の居場所が見つけやすいという点では居心地は居心地は悪くないでしょう。 

★子どもを信じるのが親の務め 
 もちろん成績との相談にもなると思いますが、無理してお尻をたたいて勉強をやらせたところで受験が「自分ごと」にならないと、偏差値も上向いてきません。6年生の最終盤、12月、1月になって成績が伸びたり、過去問が急にできるようになったりするのは、ようやくエンジン全開でオンになるからです。 

 かといって、その時期にオンにならないことだって考えられます。気が付かないまま、受験は終了。全落ちこそしなかったけど、滑り止めの中学へとなるかもしれません。でも、子どもを信じてあげるのが親の務め。撤退よりも、一度踏み込んだ以上は「完走」るにはどうしたら…という方向性で考えていくのがよいかと個人的には思います。(受験デザイナー・池ノ内潤) 

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