脱偏差値30~45 待てるかどうかがカギ

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・偏差値が安定しない理由、安定する理由 
・一時的に成績UPも入試で勝てない理由 
・学生時代賢かった親が発するヤバい言葉 
・親の学生時代の学びは影響するのか? 
・短気を起こさず子ども信じて待てるか   

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偏差値が安定する理由 、安定しない理由
成績不振、偏差値低迷という場合、一朝一夕には改善されません。1カ月でとか、わずか10日で、など短期間での上昇をうたっているところもありますが、どのようなノウハウをお持ちなのでしょう? 

 一時的ではなく、この先安定した成績、偏差値を維持していくためには、いろいろ積み重ねても壊れない土台(基礎)が必要です。基礎がグラグラで弱くても、物は積み重ねられます。しかし、ちょっと押しただけで簡単に崩れ落ちたりします。中学入試で言えば、ちょっと問われ方を変えられたり、違った表現で尋ねられただけで答えられない、分からないといった現象です。テクニックを駆使して一時的に上がっても、持続性がなかったり、応用が利かないのなら意味がありません。

 逆に言うと、基礎が分かっている=原理原則の理解があるから「変化球」がきても打てるのです。ただ、どんな球がきても大丈夫、というしっかりしたものを構築するには手間と時間がかかります。親御さんはそれまで「待つ」ことが必要です。 

一時的に成績UPも入試で勝てない理由 
 親御さんも子どもも成績低迷から脱出したいという願いが強いため、脱却へ即効性のあるもの、簡単に抜け出せると感じるものに飛びつく傾向にあります。やむを得ないことです。苦境からはいち早く脱したいと思うのが人間ですから。 

 往々にして耳障りの良い、ラクに成績が上がる、という類の「宣伝文句」は一時的に効き目はあるかもしれませんが、効果が薄れるのも早いですし、使い道が限られます。多くが「こういうパターンで解けばいい」「これを暗記すればいい」というスタイルの勉強法、テクニックを伝えて、大量学習によって覚えさせるやり方ですが、これだと「定番」問題はできても、ちょっとずらされるとお手上げ。自分で考え、理解する学習をしていないねその場しのぎの丸暗記だからです。 

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 最近の入試問題はパターン化された問題は減少の一途をたどっています。ベースとなる知識がある前提で、それを使ってどう問題を解き進めていくかを問う問題ばかりです。「定番」はできるのは当たり前、さてそれをどう料理し、味付けていくか、というところが勝負を分けます。これを身に着けるのは一定の時間がかかります。基礎を少しずつ積み重ね、振り返り、定着を図るには「待ち時間」が必要なのです。 

学生時代賢かった親が発するヤバい言葉
 親御さんはなかなか「待ち」の大切さを分かってくれません。理屈はそうかもしれないが、早く結果が欲しいのです。精神的に追い詰められていると、早く楽になりたいと思うのは仕方のないことです。 

 「待てない」や親御さんのタイプは大別して2つあります。1つは「勉強で苦労しなかった」親御さんです。小中高、大学と順を踏んで学習してきた結果、大きなつまずきもなく、順調に進学してきたタイプです。賢い、というのもありますが、小学校低学年からきっちり勉強を重ねてきたので「分からない」という感覚があまりないまま学校生活を送ってきたと思います。 

 なので理解に時間がかかることが、体感的に分からないのです。「どうしてこんなことが分からないの!」のセリフは、そういう感覚から出てきます。子どもって、大人が「えっ」てずっこけるようなことが実は分かっていなかったりします。キロやメートルの換算だったり、お金の感覚だったり、人間の感情だったり、地方によって違う気候だったり、「普通分かるでしょ」ということを全く知らなかったりします。 子どもによって「どうしてわからないの!」の質も種類もそれぞれ。あなたは分かるかもしれませんが、僕は、私は分からないのです。

 「どうして」と言葉を発する前に、それを冷静に受け止めて、手を変え品を変え丁寧に教え、説明します。表現の仕方を変えるだけで「そっか、そういうことか」と電球が点灯したように理解し、そこから勉強の「流れ」がよくなることもあります。親御さんが子どもと同じ目線にまで降りて、一緒に考えてあげます。感情に任せて短気を起こして怒鳴っても、子どもには何も響きません。 

★親の学生時代の学びは影響するのか? 
 もう1つのタイプは、失礼な言い方ですが、学校に通っている時、あまり真剣に勉強してこなかったタイプの親御さんも「待てない」タイプです。 

 学生時代に勉強と格闘し、もがいて何とか克服したという経験がある人は「勉強って、ある程度のレベルに達するまでには時価がかかる」ということを感覚で分かっています。そういう経験が浅いと、机に向かってテキストを広げれば勉強が進む、塾に通えば勉強ができるようになる、というとても単純な思考回路で大人に、親になってしまいます。 

 その思考回路である限り腰が落ち着きません。ちょっとやって成績が伸びないと「塾があっていないのかしら」「もっといい方法があるはず」などと転塾や、藁をもつかむ思いで“魅力的な”言葉で誘う家庭教師派遣業者や個別指導塾へと突き進みます。 

 子どもは核となる勉強が確立していないため、どれも中途半端で断片的。受験勉強の肝になる「流れ」=1つの事柄が次にどうつながっていくか、がないため、テストをやっても芋ずる式に正解する「得点の連鎖」がなく、点数が積み重ならないのです。一番成績、偏差値がアップしない典型例です。 

★短気を起こさず子ども信じて待てるか 
 勉強で「安定して」一定の成果が出るまで短くて3カ月、半年ぐらいが普通で1年近くかかる子もいます。6年生夏から取り組んだことが、入試直前になってようやく花開いて、志望校に滑り込み合格になるのは、夏に頑張ったからです。秋にはまだ定着せず、冬に間に合ったという感じです。 

 焦る親御さんには気の遠くなるよな話ですが、実が熟すまで待ちます。子どもが牛の歩みのようにじれったいほど少しずつでも、勉強を頑張っているのなら我慢です。短気を起こさず、信じて待てるかどうか。成績低迷から脱出するには、親御さんの度量が試されます。(受験デザイナー・池ノ内潤) 

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