脱偏差値30~45 夏期講習をどう使うか

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・なぜ偏差値30、40台前半になるのか 
・できるを確実に できないをできるに 
・親御さんが踏み込んで塾にお願いする   
・中受専門の良い家庭教師、個別は希少価値 
・受験の「勝利の方程式」は並走 

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★なぜ偏差値30、40台前半になるのか 
偏差値が30台、40台前半の子にとって夏期講習とどう向き合っていくか、というのは大きな課題です。入試までに膨大な量と幅の学習を終えなければならない進学塾のカリキュラムでは、4,5年生の場合、夏期講習は復習の時期ではなく、通常カリキュラムの一環として先へと進みます。振り返らず、立ち止まらずです。6年生は演習中心の授業になるので、復習というより、確認の連続になります。 

 塾によっては「まとめ」としてざっとおさらいをする時間もあったり、何度も同じ単元が出てきて徐々に発展的な内容に進むスパイラル式の授業を展開しますが、基本は「前へ」です。受験勉強は「流れ」に乗る(前にやったことが分かっているという前提で次の学習内容へとつながる)ことが大切なので、復習がしっかりできていないと「流れに乗れない」=「分からない」状態になり、それが恒常化します。そんなコンディションで模試や塾内テストを受けた結果が、偏差値30台とか40台前半です。 

できるを確実に できないをできるに 
 となると、成績が振るわない子どもにとって、そのまま夏期講習を受講しても効果があるのかどうかという問題に直面します。夏期講習へ休まず真面目に「そのまま」通っても、正直なところ効果は薄いでしょう。 

 6年生なら過去問にチャレンジを始める子もいたり、その一歩手前で受験校以外の過去問を練習代わりに解き「入試」というものを体感する時期です。しかし、成績が厳しい子は同じように入試問題取り組んだとしても、効果はあまり期待できません。 

 時間がかかっても基本に立ち返り、自力で「できるもの」と「できないもの」を確認し、「できる」ものをより確実に、できないものの中でも「もう少しでできそうなもの」を1つでも多く増やしていくのが効果的です。4、5年生も各教科の基本に戻って、同様な仕分けをして「できる」の品数を増やしていきます。 

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 夏期講習へ通いながら、そのテキストを使い家庭で「できる」「できない」の仕分け、「できる」ものをより正確に、「できない」ものの中から「できそうな」ものを「できる」にする取り組みが必要となります。 

親御さんが踏み込んで塾にお願いする 
 ただ、家庭での復習といっても、能力的、時間的、環境的にき厳しいというのが現実です。基礎に立ち返るといっても成績が厳しい子ども一人でその作業をするのはまず無理です。半日を使って大量の学習をする夏期講習は、連日(4日に1度の休みというサイクルが多い)行われるため、毎回復習をきっちりしていくのはデキる子でも至難です。親御さんのアシストがあれば嬉しいのですが、各家庭どこも事情はさまざま。一概にこうすれば、とは言えません。 

 とはいっても、指をくわえてみているわけにはいかないので、親御さんが時間的にも能力的にも「アシストは難しい」というのなら、せめて塾と密に連携し、基礎段階からみてくれるようにお願いしてみます。夏期講習で忙しい先生方が引き受けてくれるかどうかは、各塾の事情、方針で何とも言えませんが、基本的に先生方は「頼られれば嫌と言えない」性質の人が多いです。それに子どものいいところ、悪いところを知っている先生なら、やらなければならないことの優先順位もきちんと付けてくれます。 

 講習の前後、あるいは先生の都合の良い時間に面倒を見ていただけないかと、親御さんが一歩踏み込んでアプローチしてみてください。あくまでも時間外にお願いするのですから「教えてもらうのが当たり前」のような言動はNG。子どもも補習の意味を理解し「できるようになりたい」という前向きな姿勢で臨めないのなら、お願いすべきではないでしょう。 

中受専門の良い家庭教師、個別は希少価値 
 親御さんの「親塾」、塾の先生への補習依頼が難しいのなら、家庭教師、個別に任せるという手段が「あるにはあります」。ちょっとおすすめできないような書き方をしたのは、短期間で遅れている状態の子どもの学力を飛躍させ、劇的に成績をアップさせるのは簡単ではないからです。 

 成績アップは、勉強に関してその子の歩んできた道のり、考え方の方向性、性格などいろいろ知ったうえで指導しないと効果が出ません。教え方は十人十色なのです。この教材をやったからできるようになった、解法を教えてもらって分かったという単純なものではないのです。しかも、先生によっては中学受験は「専門外」という人も少なくありません。高校受験をみられる先生は多いですが、中学受験専門の先生 (特に女性の理系の先生) 、しかも成績アップをしっかりできる先生は、家庭教師、個別塾では希少価値です。 

 家庭教師、個別にお願いする場合は、親御さん、子どもと先生が互いをよく知ることが成績アップにつながります。一番怖い「先生にお任せ」にはならないようにしてください。 

受験の「勝利の方程式」は並走 
 結局、塾はカリキュラムの波にきちんと乗っていかないと、有効活用できないのです。だからスタートが大切。学習内容を先んずる必要は全くありませんが、塾の授業に沿っていけているかどうかを常に確認しながら進む、定期的に振り返って実力の塗り直しをするのが、成績、偏差値とも常に高く保つ一番のポイントです。受験は後手後手に回ると絶対に不利、かといって先行する必要もない。並走してついていくのが「勝利の方程式」です。 

 合格実績抜群の人気塾に低学年から入塾し、「座席確保」をしてホッとしている親御さんも多いと思います。それは多少運が良かった、程度とのことです。まだ学習の負担が軽く、時間に余裕がある段階で家庭でしっかり復習し、分からないところを積み残さない習慣をつけるのが、早期入塾の肝です。 

 3年生から入塾したのに、志望校に通らなかった。入塾時から成績が横ばいか若干下がったまま終わった、というのもよく耳にします。夏期講習は大切ですが、それを生かすも殺すも日々の取り組みで決まります。(受験デザイナー・池ノ内潤) 

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