いじめと中高一貫校

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3年間で8割が「いじめられた」 
環境を変えるための中学受験 
・ “いじめ”なし、“いじり”ありの認識 
「居場所」がある中高一貫校 
「いじめ」に敏感な中高一貫の先生 

3年間で8割が「いじめられた」 
国立教育政策研究所が首都圏の10万人規模の都市で実施した調査で、2016~18年の3年間に「仲間はずれ」などのいじめを受けたことがある小学生は80%だったと7月16日に発表しました。この数字は、13~15年の前回調査よりも9ポイント減少したといいます。 この結果に、研究所担当者は「教員がいじめを積極的に見つける姿勢が浸透し、被害減少につながった可能性がある」と分析。ただ依然高水準だととも指摘し、さらなる対策の必要性を強調しました。 

 調査は1998年から同じ都市で実施。18年に小学6年生となった児童対象に、16年から3年間で計6回のアンケートを行い、612人が回答したもので、。調査結果によると、6回とも「仲間はずれや無視、陰口」のいじめを受けたと答えたのは2人でしたが、1回から5回は計487人。0回は123人でした。 一方でいじめの加害経験があると答えた児童は69%の421人いました。 

★環境を変えるための中学受験 
 小学校中、高学年で多少なりとも「いじめ」を体験した子が8割という数字は衝撃的ですが、それでも前回調査より約10%減った、というのも驚き。6年前は9割だったいうことです。いじめというのは対象となっている子どもを取り巻く環境が大きく変わらない限り、一旦解決したように見えて「火種」はくすぶり続け、いつまた…という怖さをはらんでいます。「環境を変える」という意味で、中学受験に舵を切る親御さんも多く、学校説明会の個別相談ではいじめについての質問は絶えないようです。 

 子どもも「環境を変えられるのなら」と、中学校への憧れ以上に、この理由をモチベーションにして受験を完走する子もいます。中学受験を描いたコミック「二月の勝者」にも進学塾には通っているものの、小学校の方は一時期保健室登校だった女の子が登場しますが、実際にもいじめやからかいで小学校は不登校になってしまい、受験は親塾と家庭教師で合格したという子も各中高一貫校には若干名います。 

 大人から見れば「些細なこと」と感じることでも、感受性の強い子や繊細な子には耐えがたい苦痛に感じてしまうこともあります。中学受験はそういう子にも、リスタートができる場を自ら勝ち取ると考えれば、とても意味があるチャレンジです。 

★“いじめ”なし、“いじり”ありの認識 
 しかし、私立中高一貫校でいじめが「ゼロ」かといえば、否定せざるを得ません。やはり少なくても50人弱程度、200~300人くらいはいる1学年の同級生は、いろいろなタイプの子がいます。特に中学受験をした子どもは、公立中学校へ進んだ子と比べて肌感覚ですが「個性的な子」が多く、中には周囲からその良さを分かってもらえない子もいます。 

 中高一貫校での「いじめ」は肉体的なものはほとんどありませんが、自分とは「異質」の子に警戒をし、人生経験の浅さからそれを「シカト」(無視)や「暴言」という形で排除してしまうことが中学生を中心に見られ、トラブルに発展します。「からかい」や「悪ふざけ」、SNSでの悪口を「いじり」と総称したりもします。 

 「ウチの学校は“いじめ”はないが、“いじり”はある」という書き方を、ネットの中高一貫校の中学生が書き込んだ掲示板でよく見かけますが、「いじり」を「いじめ」と認識していないあたりがまだ子どもなのでしょう。程度の差はありますが「いじり」は、どこの学校でも存在します。 

「居場所」がある中高一貫校 
 ただ、いじられている子が孤立無援かというと、そうでもありません。中高一貫校は「個性的な子」が多いと書きましたが、自分で殻にとじ込まらない限り、「馬の合う子」というのは必ずいるものです。クラスメイトのこともありますが、多くは部活で「馬の合う子」を見つけます。 

 中高一貫校は公立と比べて文化部系の部活動が充実しています。例えば公立中学で鉄道好きの「てっちゃん」は、運動部系でバリバリやっている子が多い中では目立たない存在ですが、一貫校には「てっちゃん」は結構いて、特に男子校の「鉄道研究会」などは校内でも存在感のある部活、ということがよくあります。そこで多くの友達と出会い、自分の「居場所」を見つけるのです。女子も何かしらの部活動に入り「気の合う子」と知り合い、自分が肯定される「居場所」を得ていきます。 

「いじめ」に敏感な中高一貫の先生 
 学校、先生によっても差はかなりありますが、中高一貫校は「いじめ」に対しては敏感に反応します。私立は何よりも「悪い評判」を恐れるからです。暴力行為や著しい侮辱などに対しては即退学処分とするところもあります。ただ、対立関係にある時や「いじり」際の判断は難しく、互いに話し合ったうえで「解決」とするという「火種」が完全に消えていない状態でまとめてしまうケースも多々あります。 

 しかし、次に問題が起きたら学校にいられなくなるかも…という防御本能が子どもの中で働き、心の中は別としてトラブルになった生徒同士はその後互いに接触を避ける、という行動とることが多いようです。特に高校生になると「私は私、あの人はあの人」。逆に自分とは違うものを持っている子に興味を持ったりして、友達になり「意外なコラボ」が生まれたりします。これも中高一貫校の醍醐味かもしれません。

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