過去問、最初は8点とか15点とか…

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・過去問で「相手を知る」 
・過去問で「練習試合」 
・過去問で「対応力をつける」 
・ 過去問、何周回すのか?
・過去の過去問を研究する意味 

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★過去問で「相手を知る」 
 志望校の過去問。本格的に取り組むのは9月以降になる受験生が多いと思いますが、最初はいったい何点くらいとれるのでしょうか。合格体験記などを読むとリアルな数字が出てきます。

 「第Ⅰ志望の算数。最初は8点でした。計算問題以外、勝負になりませんでした」「合格最低点に50点近く足りなかった。これで合格するのかと、ぼう然としました」「理科15点、はて何点満点のテストだろうと思いました」――。驚くべき話ではなく、これは中学受験ではきわめて普通の話です。 

 志望校の過去問であまりにも点数が悪いと、確かにヘコみます。その後の勉強に支障をきたすかもしれません。しかし、チャレンジを恐れて直前まで、手を付けないというのも得策ではありません。 

 相手の正体をできるだけ早くとらえ、同時に自分の「学力の現状」もしっかり見つめ直します。出題傾向に合わせて対策を立て、入試日にベストの状態に持っていくという「調整力」が最終的には問われます。 

★過去問で「練習試合」 
 夏休みの間は志望校、併願校の過去問はまだ本格的に解かなくてもOKです。その前に受験しない学校の過去問を丸ごと1年分「入門」として解いてみるのは「あり」です。男子なら女子校のものを、女子なら男子校のものを、まず受験することはない地域の過去問をネットオークションやブックオフなどで2、3校分安く買い求めて、時間を見つけながら取り組みます。いわば「練習試合」です。 

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 志望校や併願校と傾向が違うところの問題を解いても…という声も聞こえてきますが、入試問題には変わりありません。志望校で出題されやすい問題の類題が含まれていることもよくあります。サピックスなどが、通称「電話帳」と呼ばれる「有名中学入試問題」の国語や社会の問題を家庭で解かせているのも、その一環です。 

★過去問で「対応力つける」 
 自分の持ち偏差値比べて「楽勝」と思っていた学校の過去問に取り組んでみて「合格点に達しなかった」という事例はよくあります。落ち込む必要はありません。模試や塾内のテストではよく問われる問題や単元の重要カ所を出題してくる、標準的な設問が並びますが、実際の入試ではその学校の作問者である先生の「クセ」が出たり、満点防止の超難問が混じっていたりします。

 そういった「凸凹感」を味わうのも入試問題ならではというもの。見たことがない問題に動じず、それをいつまでも考えずに飛ばして、基本問題を確実に、時間内に、正解を積み重ねていくという感覚を実際の過去問にあたることで研ぎ澄ましていくのです。 平坦な道ばかりを走らず、起伏に富んだ道のの「対応力」、入試突破には必要な力です。 

★過去問、何周回すのか? 
 さて、秋から志望校、併願校の過去問に取り組むとして、本番までに「何周回すのか」が受験の世界ではしばしば話題になります。同じ過去問に何度トライするかということですが、個人的見解を言えば「多くて2周」です。9~11月に初トライ、12月、1月に2回目です。1回目にやった直後にできなかったもの、正解はしたものの解答へのプロセスが不安なものは解き直しをしますが、2回目までは時間を開けます。 

 過去問演習は「その学校の出題傾向を肌で感じる」というのが最大の目的です。中には「志望校の傾向を熟知しなければ」とばかり、5周とか7周とかやる受験生がいます。やるたびに得点が上がって合格点突破となるかもしれませんが、あまり意味はありません。何周もしているうちに解答を暗記してしまいます。解答へのプロセスをマスターしたのではなく、あくまで暗記なので意味がありません。 

 期間を開けて、つまり忘れたころにやって正解できるかどうかがミソです。解き直しの時にしっかり解放へのプロセスを理解していたか、次にトライするまでに様々な問題を解くことで力が付き、数カ月前までできなかったものができるようになっているか測るために「2周」に意味があります。 

★過去の過去問を研究する意味 
 書店に並ぶ過去問は3年から5年が主流で、1回しか入試が行われない学校は10年分収録されていることが多いです。すべてやり切れるかどうかは、家庭で親御さんがうまくスケジュールを組むか、どう監督するかで決まります。 

 親御さんがさらに志望校の問題研究を進めたい場合は「過去の過去問」を入手します。市販されているより前の過去問、掲載されている年度より古い問題が載っている本をアマゾンなどで探してみます。すべてではありませんが見つかるときがあります。 

 「過去の過去問」の研究は出題のヒントになるときがあります。中学校の入試問題は「原点回帰」をすることもあって、7年前に出題された算数の類題が出題された、なんてこともよくあります。私立は先生の異動も少なく、前に入試問題を作成した先生が「再登板」することがあります。絶対、というわけではありませんが、デキる親御さんは、これ、やっています。(受験デザイナー・池ノ内潤) 


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