学校見学 教室、職員室から分かること

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◆中学受験の窓口 今日のメニュー 
・説明会の後は校舎、施設見学 
・教室の掲示物で分かる校風 
・「赤本」が教室にある学校 
・透明なガラス張り職員室が意味するもの 
・中高一貫校 大切なのは「日常生活」 

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説明会の後は校舎、施設見学 
 コロナ禍でその対応が学校によって分かれるかと思いますが、中学校の学校説明会では終了後に校内見学ができるところがあります。校舎や体育館、各教室など教職員の方がガイド役になって回ってくれるところもあれば、比較的自由に見せてくれる学校と、それぞれです。 

 広くて明るい体育館、キレイなトイレに人工芝のグラウンド、コンビニまで備わっている学校に充実した学食メニューと、どの施設をとってもなかなか魅力的です。我が子を是非この学校へという思いも親御さんの中で募ると思います。 

教室の掲示物で分かる校風 
 しかし、ただ憧れの中学校の施設見学を堪能しているだけでは説明会に来た意味は半減です。できることなら学校内のさりげない掲示物や物品に目を向けてみてください。その中学校の“日常”が想像できます。 

 例えば教室の前後や廊下にある掲示板。ここに学校の行事、文化祭や体育祭、修学旅行、学年旅行などに関係したものが多ければ、行事系に熱を入れている、しかも生徒主体で取り組んでいる学校だということが伝わってきます。逆に各教科のテストの成績優秀者や宿題の提出状況、英検など各種検定や大学受験に関連すること、勉強の心得などが数多く掲示されている場合は、行事よりも勉強を優先させる方針の学校であることが多いです。 

「赤本」が教室にある学校 
 教室にある物品でもさまざまなことが見えてきます。高校生の教室には大学入試問題の「赤本」が何冊も置いてある教室もあります。普通は進路指導室にあるものですが、先輩から譲り受けたのか“年季の入った”ものが多いです。 

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 教室に「赤本」がある学校に共通して言えるのは、偏差値上昇中の勢いのある「進学校」。生徒たちの”意気込み”も感じますが、そこには学校側が“プレッシャー”をかけていることも少なくないありません。「赤本」とよくセットで見かけるのが、教室前方の壁に貼られている「学習目標」。学校挙げての大学受験、という雰囲気があり、このような中高一貫校は、6年間勉強に明け暮れる生活が想像できます。 

 職員室前の掲示板には大学の偏差値ランキングや卒業生の進路状況が大々的に張られている学校も多いです。中には「勉強アンケート」のようなデータを掲示しているところがあって、ここでも生徒たちに受験を意識させている雰囲気が伝わってきます。 

透明なガラス張り職員室が意味するもの 
 職員室の雰囲気もできればのぞいておきたいところです。学校によっては、透明のガラスで職員室内の様子がよく見える学校もあります。「生徒が先生がいるかどうか、確認しやすくするため」と校長先生は説明していました。 

 職員室もありますが、学年団の先生が教室と同じフロアにあり、少しでも時間と行動のロスを減らしている中学校もあります。ここも透明のガラス張り。休み時間などの生徒の言動を何気なく見ることによって「さまざまな気付きがある」といいます。 

 ただでさえ職員室は子どもたちにとって「ハードルが高い」場所です。怒られるときぐらいしか入らない、というイメージがあります。そこを空間的な距離を詰めて、先生の方から近づいていくのは「面倒見がいい」といえます。小さなことかもしれませんが、こういう心遣いが長年続いていくと、生徒に思いやりのある学校という校風ができあがります。 

中高一貫校 大切なのは「日常生活」 
 子どもが通学する場合、大切なのは「日常生活」です。日々、どういう環境で授業を受け、どういう先生に接し、教室はどのような雰囲気なのか、などに目を向けてみてください。 

 海外の修学旅行や素晴らしいホール、提携大学との学術連携なども中高一貫校の魅力ですが、一番長い時間を過ごす「日常生活」を第一に考えてあげることが、親御さんの役目でもあります。(受験デザイナー・池ノ内潤) 

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