みんなが悩む志望校決定(1)

+12
にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(本人・親)へ
にほんブログ村 マークを押すと、悩み解決のヒントになる受験ブログあり!

◆中学受験の窓口 今日のメニュー
・ 11月に一度具体的な受験プランを
・ 第1志望「一念岩をも通す」
・ 3校程度選択「進学したい学校」
・ 「超安全校」に進学する意味
・ 12歳の「全落ち」絶対避けるべき

スポンサーリンク

11月に一度具体的な受験プランを

 2月1日の東京、神奈川入試解禁日まで3カ月。そろそろ併願校を含めた志望校のプランを具体的に考える時期になりました。言われなくても、みなさんさまざまなケースを想定して何通りものパターンを考えていると思います。

 ただ、我が子のこととなると客観的に見ることが難しくなり、いつまでも決めかねて時が過ぎてしまうということもよくあります。併願校と言えども、過去問に触れる必要があります。その後も「軌道修正」しなければならないこともあるかもしれませんが、早めに動けばその後の動きも後手に回りません。この時期に一度、具体的なプランを立ててみることをお勧めします。

第1志望「一念岩をも通す」

 まずは軸となる第1志望を決めます。第1志望の考え方はさまざまですが、ここでは「持ち偏差値に関係なく、本人が一番進学したい中学校」とします。

 現実的には合格が難しいとしても、この第1志望の試験日程をいの一番にプランに組み込みます。ここまで受験勉強を頑張ってきた象徴として掲げてきた「旗」が第1志望校のはずです。受験直前になって旗を降ろすことは、子どものモチベーションを下げます。加えて一度後に引いたら、後は楽な方に流れて合格するはずの学校ですら受からなかった、という例は数多くあります。最後まで追い続けましょう。

 1回しか入試のない学校は、何を差し置いてもそこに入れます。複数回ある場合は、最低でも1回目、2回目はエントリーしてください。熱望しているならすべての回に登録してください。精神論ではありませんが「一念岩をも通す」です。

スポンサーリンク

3校程度選択「進学したい学校」

 中学受験はこの「熱さ」が絶対必要ですが、同時に「クール」な一面も不可欠です。第1志望が決めたら、「第Ⅰ志望に引けを取らない、進学したい学校」を組み入れます。できれば3校程度ピックアップしてほしいです。通学時間などを考慮し「ここなら喜んで」という学校です。

 偏差値を基準に考える親御さんもいれば、それは考えずに子どもとの相性を重視して選ぶケースも多いでしょう。ここから先は「理想」だけでは語れず「合格できるかどうか」という現実的な話になります。持ち偏差値(公開模試数回分の平均偏差値)より高い偏差値の学校は1校まで。持ち偏差値相応(±0)~マイナス3程度)の学校と、安全校(模試で常に合格可能性80%)は必ず選んでください。

 「通わせたい学校はそんなにない」と話す親御さんもいますが、そのために長い時間をかけて「学校研究」をしてほしかったのです。この先は5年生から下の子を持つ親御さんに覚えてもらいたいのですが、偏差値だけで判断して「ここは関係ない」と調べもせずに切ってしまうのは残念です。通える範囲であるならすべて「進学候補」の1次エントリーくらいはしておいてください。受験も「縁は異なもの味なもの」です。

「超安全校」に進学する意味

 大抵は「持ち偏差値相応校」「安全校」で収まります。しかし、いくつもの「逆転合格」物語があるのと同じかそれ以上に「まさかの不合格」も現実には起こります。できれば「石橋を叩いて渡る」気持ちで、もう1つ「超安全校」を組み込めれば完璧です。

 下世話な話をすれば、これまで頑張ってきたことを思うと偏差値的に物足りないという学校になるかもしれません。それならいっそのこと公立中学で、という判断を下す親御さんもいると思いますが、偏差値だけでは測れない、その学校の良さは私立にはあります。加えて、入学時から成績優秀で先頭を走ることができれば特待生になり、学校からも“優遇”され、クラブ活動も充実、大学進学もかなり有利になれます。志望校に入ったけど「深海魚」になるより、はるかに意味のある6年間になります。

12歳の「全落ち」絶対避けるべき

 中学受験で受験校を1つも合格できない「全落ち」は、12歳の子どもにとって残酷以外の何物でもありません。今後の人生でも心に大きな傷を残すことになり、公立へ進むことになっても不登校になったり、高校進学時の受験に消極的になったりする可能性があります。

 「ここ以外行く意味はない」と強気なラインナップで受験に臨む親御さんもいますが、偏差値や学校名なんて値札と商品名みたいなものです。購入(合格)できても「合わない」ことも「イメージと違う」「使い勝手が悪い」ということもあります。商品なら返品できるかもしれませんが、学校はそう簡単に変えられません。

 今からでも間に合います。一生懸命、学校選択のために親御さんは汗を流して、悔いのない受験をしてほしいと思います。(受験デザイナー・池ノ内潤)

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(本人・親)へ
にほんブログ村 最後までお読み頂き、ありがとうございます。マークをクリックして頂くと嬉しいです!

Print Friendly, PDF & Email
スポンサーリンク