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今「買い」の中央大系 志願者増加傾向変わらず


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男子人気の中大附 中横は横ばい
・中大附属、男子併願校は多彩
中大附志望女子 併願もしっかり
・慶應志望男子の併願多い中横
・法政、青学…中横以外の選択も

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男子人気の中大附 中横は横ばい

 人気の大学附属中学の中で年々存在感を増しているのが中央大学系の2校です。中大看板の法学部に「一番の近道」かもしれない中大附属中学(東京都小金井市)は自由な校風も子ども達には好評で、今「買い」の学校の1つです。一方、中大附属校としては歴史が浅い中大附属横浜(横浜市都筑区)も大学附属校が多い神奈川県の中で志望者が多く、男女とも倍率3倍前後の入試が毎年展開されます。

 まだ受験校を決定していない家庭も多く、途中経過ですが22年度入試は中大附属が志願者増の流れ、特に男子が大幅増の可能性があります。中横は今のところ横ばいか微増の傾向ですが、第2回入試が2日午後という併願しやすい日程のため、受験プランに組み込んでくる家庭も多いと見られ、最後まで目が離せません。

中大附属、男子併願校は多彩

 中大附属の男子合格可能性80%偏差値は2月1日第1回が56、4日の第2回が57、同50%は1回目52、2回目53(四谷大塚合不合判定テスト4月実施の偏差値、以下同)。上位30%くらいの位置する受験生の併願校プランはさまざまなケースが考えられます。

 1月の埼玉入試では80%前後の持ち偏差値なら開智の先端1回目(10日、80%偏差値54)や大宮開成の特特(12日、55)あたりが妥当。ボーダーラインならば、無理せずさいたまスーパーアリーナで行われる城北埼玉の第1回(12日、44)あたりで実戦経験を積みます。千葉は専大松戸(20日、52)、芝浦工大柏(23日、53)へ。25日に立教新座(60)の1回目入試がありますが、早慶受験組が数多く受けるため、リスクを冒す必要はないと思います。

 そして2月。1日午前に中大附属1回目の入試です。午後はボーダーラインの生徒なら明治学院1回目(45)、東京電機大2回目(47)という選択肢もあります。合格発表が2日午前なので、2日は併願校を受けるパターンになるでしょう。学習院中等科第1回、法政第二第1回(ともに56)、明大中野1回目(55)と合格可能性80%前後生徒には実力相応校が並びます。午後に中大横浜2回目(57)も考えられます。ボーダー付近なら国学院久我山2回目(52)、日大豊山2回目(49)です。1日に残念だった場合は、併願校へ進むか、4日の2回目にトライです。

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中大附志望女子 併願もしっかり

 中大附属の女子の合格可能性80%偏差値は1回目が58、2回目が59。50%偏差値はそれぞれ-4ずつ。埼玉入試は持ち偏差値に余裕があるなら大宮開成の特特(12日、57)、淑徳与野1回目(13日、58)あたり受けます。千葉は21日の国府台女子学院(52)、男子同様専大松戸(20日、54)などで手堅く白星を取りに行きます。

 2月1日午前の中大附属1回目の合格発表は2日午前。中大附属が万が一だった場合、埼玉、千葉の合格校に進学しないのなら、1日午後と2日あるいは3日試験の学校で合格を確保しつつ、4日の第2回に再チャレンジします。候補としては大妻中野第2回アドバンス(1日午後、49)、法政1回目(2日、58)、共立女子2回目(2日、53 )、明大中野八王子A2回目(3日、56)、日大二2回目 (3日、46) など。もし、神奈川方面への通学も考えられるのなら、2日午前に法政二1回目(58)、午後は中大横浜2回目(59)や2日午前に神奈川大附属2回目(56)、午後日本大中B(日大日吉、49)というパターンも検討できるでしょう。

慶應志望男子の併願多い中横

 中大横浜の男子80%合格偏差値は1日の第1回が56、2日午後の第2回が57で同50%はそれぞれ̠-4ポイントとなっています。2回のチャンスはありますが、2日午後は慶應義塾普通部(1日、64)、同中等部(3日、64)、サレジオ学院(1日、61)、浅野(3日、64)などの難関校狙いの受験生が併願してきます。第1回の入試で必勝を期しつつ、しっかり併願校を決めて臨みたいところです。

 1月の埼玉入試は大宮開成1回目(10日、53)や 城北埼玉の1回目(12日、44) を、千葉なら20日の専大松戸(52)、23日の芝浦工大柏(53)のそれぞれ1回目を受けます。佐久長聖の東京会場入試(11日、49)でも良いでしょう。

 1日午前に中横1回目の後、午後は神奈川大附属1回目(58)との併願が目立ちますが、リスクを伴います。神大付もいい学校なので「どうしても」というのなら、1日午後は日大日吉A2(50)、青稜1回B(53)、関東学院1期B(48)で合格を取ります。1日夜に中横の発表があるので、桜が咲けば終了、ラストチャンスにかけるなら、2日午前に神奈川大附属2回目(54)に進み、午後の中横リターンマッチに臨みます。

法政、青学…中横以外の選択も

 中大横浜の女子80%合格偏差値は1日の第1回が58、2日午後の第2回が59で同50%はそれぞれ̠-4ポイントとなっています。男子同様、2日午後の2回目はフェリス女学院(1日、65) 、洗足学園1回目 (1日、65) 、 慶應義塾中等部(3日、70)狙いの子が併願してきます。やはり1日で仕留めたいです。

 1月は倍率は4倍城と高いですが、青学大系属浦和ルーテル1回目(10日、52)や国府台女子学院(21日、52)、男子と同じく 佐久長聖の東京会場入試(11日、49)もあり得ます。1日午後プランは男子と同じでも可。やはり神奈川大附属(60)は避けた方が無難でしょう。1日夜で終わればめでたし。万が一の場合は2日午後にリベンジ、さらに2日午前に法政二1回目(58)、3日午後に青学大横浜英和C日程(2科目、57)というのもありです。(受験デザイナー・池ノ内潤)


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池ノ内 潤

 「その子基準」で、勉強法、成績アップ、スケジュール立案、受験校・併願校選びなど、受験のあらゆる相談に乗る「受験デザイナー」。  昭和四十年代の夏、神奈川県生まれ。教師を志し、偏差値40程度の県立高校から独自の勉強法を駆使し、同校で初めて早稲田大学に合格。  進学塾講師、家庭教師で中学~大学受験に関わる。就職後もスポーツや執筆活動を通じ、教育や受験に携わる。    子ども2人の中学受験をサポート。1人は大手進学塾最下位クラスから転塾を経て、首都圏1都3県の偏差値トップ私立全てに合格し、第1志望に進学。  もう1人は偏差値30台から「親塾」でベースを固め、6年から入塾。3校に合格して大学付属中学へ進学した。

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池ノ内 潤

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