「二月の勝者」にみる個人面談でのビックリ親

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中学受験はホントに十人十色
人に言えないような学校じゃ困る
とにかく慶應じゃないと…
無理ですぅ(泣)

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中学受験はホントに十人十色

 11月27日放映の日本テレビ系ドラマ「二月の勝者―絶対合格の教室―」では、9月の模擬試験後の保護者面談の様子が描かれていました。ドラマですから描写は大げさですが、どれも「保護者面談あるある」です。

 親御さんを見ていると、中学受験も十人十色、同じ中学校を志望校としていても目指す動機はそれぞれ、抱えている事情もそれぞれ。集団塾でもほぼ個別対応が必要なことを考えると、塾の先生もそれが仕事とはいえ、本当に「ご苦労さま」です。予告では12月4日放映の第8話ではもっとすごい「事情」の島津家の話が展開されます。信じられないようなエピソードですが、全くないとは言えない事例です。

人に言えないような学校じゃ困る

 「あくまで偏差値が高い学校を目指すことに意義があるんですよ。人に言えないような学校じゃ困る。みんなが知ってるーって学校じゃないと」。極端な言い方ですが、本心はこういう親御さんが多いです。6年間どういう学園生活を送れるのか、この子との相性はどうかより、とにかく名門校、とにかく有名校、最近話題の学校、というのが受験校選択の基準になります。高校野球で言えば「大阪桐蔭」とか「東海大相模」のように、野球に興味がない人でも校名くらいは知っているというようなものです。

 中学受験のママ友の一部では「見栄の張り合い」という、“ヘンな文化”が昔から存在します。受験熱が高い地域では小学校のママ友がそのまま中受のママ友ともなり、中学受験の話題から逃れられません。「志望校どこ?」と露骨に聞いてくるママ友もいて、口に出す校名で「親子が値踏みされているみたい」と感じる母親も少なくありません。ドラマに出てきた桜花ゼミナールの“問題児”石田王羅くんのカードゲームのエピソードではありませんが「強いキャラを持っていないと相手にされない」のと同じように、「誰でも知っている学校」を目指していないと、疎外されている気持になるといいます。

 そういう煩わしいことに初めから関わらないように、外では一切受験の話題には触れず、塾も小学校のクラスメイトとは別のところに通わせたりしています。中には住んでいる地域ではない別の都市や都県に通塾しているケースも見られます。中学受験の話題はとてもデリケートで、あまりママ友との間で「情報交換」に夢中になると、受験校選定などさまざまな判断にバイアス(思考や判断に偏りをもたらす思い込み)をかけてしまう恐れがあります。

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とにかく慶應じゃないと…

 「うちは代々慶應出身なんです。とにんく慶應じゃないといけないんです」。慶應に限らず、とにかく「御三家でないと」「大学附属でないと」など、「ここしかない」系の親御さんも少なからずいます。子どもの現状の学力、成績を度外視して「この中学に合格してもらわないと私が困る」とばかり、受験プランの組み方も強気、というか現状を無視した「全滅」も十分あり得る志望校をばかりが並べてくる親御さんもいます。

 「ここしかない」系の受験生の多くが、「ここ」に合格するには学力、気力とも足りないことは多々あります。「ここしかない」は親御さんや祖父母の思いだけであって、本人は学校に対する思い入れもなければ、どうしても合格したいという強い気持ちもあまりありません。本当はどこでもいい、あるいは中学受験なんてしたくはないけど、これをやらないと母親に見捨てられる、家族に嫌われるからという「恐怖感」で通塾している子もいます。

 「ここしかない」系の親御さんは追いつめられると、家庭教師、個別、別の塾の志望校対策講座へ金に糸目を付けずに「投入」します。「これをやれば」と一首の精神安定剤の役目をしますが、その効果といえば「効き目があった」と言えないことの方が多いでしょう。入試直前になって大量のインプットをしたところで、子どもの処理能力が追い付かず「消化不良」になるだけです。

 どうしても「ここしかない」というのなら、直前期はその学校の傾向に沿ってやるべきことを絞り、確実に「得点につながる」勉強をするのが得策。問題はそのピンポイントな作戦に伴走し、うまくナビゲートできる人がいるかどうかです。

無理ですぅ(泣)

 「無理ですぅ」と声を絞り出した後、ひたすら泣きじゃくるお母さん。現実の塾の保護者面談でも時々いるそうです。ここでいう「無理」は、中学受験そのものです。連日のように通塾し、夜遅くまで勉強、それでもなかなか上がらない成績、志望校の偏差値と子どもの成績の差は縮まるどころか開く一方…。泣きたくもなります。中学受験は子どもより親の方が先に(精神的に)参ってしまう」といいますが、先が見通せる分、確かにその通りだと思います。

 夫も中学受験には無関心、相談できる人もいなければ、不安を吐き出す機会もない。まさに「孤立無援」状態の母親は本当につらくて、苦しいです。そんな時は塾の先生の言葉を真に受けて思いのままぶつけてしまえばいいのです。先生もそのあたりは毎年のことで慣れっこです。いい加減に聞いているだけ、というのではなく、聞き上手な姿勢で親御さんの不安を和らげてくれます。自分を追い込むまいに頼ってしまいましょう。決して恥ずかしいことではありません。

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