中学受験「逆転合格」狙いなら2校に絞る

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厳しい合格判定に大胆な作戦を
「熱望」と「確実」の2つに絞る
「割と」「惜しい」をきっちり
・苦手を深追いせず得意で攻める
・メンタルは入試を大きく左右する

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厳しい合格判定に大胆な作戦を

 2月1日の東京・神奈川の入試解禁日まで約1カ月。最後の胸突き八丁です。悔いなく、やり切ったと言える状態で本番に臨みたいです。

 1月入試の出願も終え、その結果次第で2月の出願に変化が生じるかもしれません。結果に関わらず、初志貫徹という揺るぎない受験生もいるでしょう。その初志貫徹組の中には、模試の偏差値が志望校に10ポイント程度届かず、合格可能性判定も20%を切っていても「諦めたくない」と頑張っている受験生もいます。少しでも合格に近づくためには大胆な作戦で残り1カ月を過ごすのも「あり」です。

「熱望」と「確実」の2つに絞る

 基本的な作戦は1つ。2月の受験校を熱望校と確実校の2校に絞り込みます。志望校はチャンスがある限り、可能な限り回数を受け続けます。

 もう1つの確実校は持ち偏差値から10~15ポイント下の学校で「ここなら6年間通ってもいい」というところを選択します。志望校への夢がかなわなかった場合は、そこで大学進学へ向け再起を期すという展開になります。

 「志望校に合格しなければ公立」という親御さんもいますが、12歳の子どもが数年間取り組んで「結果が出ない」というのは、大きな心の傷になります。大人のように切り替えて次へという芸当はできず、トラウマになって一生引きずる可能性が高いです。なので、確実に1勝できるところの確保に全力をあげてください。

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「割と」「惜しい」をきっちり

 熱望校を1本に絞る意味は、徹底した対策をするためです。そのため、併願校対策をする余裕はなく、確実校の過去問を2、3年程度が精いっぱいになります。

 熱望校の過去問をもう一度総点検し、どこで得点が積み上げられ、どこを切り捨てるべきかを見極めます。算数は子どもが①「完全にできる問題」➁「割とできる問題」➂「あやふやだったり、惜しい間違いをしている問題」④「手も足も出ない問題」というように仕分けし、➁と➂をきっちり正解できるように類題などで徹底演習してマスターします。

 分析をもとに合格最低点を10点くらい上回ることを目標に「得点の読み」をします。つまりどの問題を正解に導き、どれは間違えていいのか、部分点を狙う問題など、子どもの実力と比べながら計算していきます。完全に皮算用の世界ですが、こうしないと具体的方針は立てられません。

 作戦の立案、遂行は塾の先生が関わってくれればベストですが、時期的にも時間的にも難しければ親御さん自身が戦略を練るしかありません。あるいは個別塾、家庭教師という選択もありますが、いずれにしても受験生の自力だけでは無理なので大人のサポートは必須になります。

苦手を深追いせず得意で攻める

 直前期は苦手科目克服に走りがちですが、深追いしてもパンクするのがオチです。逆に得意科目で攻めまくります。これには2つの効果が期待できます。

 1つは1点でも多く得点するための近道だからです。得意科目は「伸びしろがない」と思われがちですが、過去問でコンスタントに95点以上(100点満点の場合)とれていなければ、まだ穴があります。

 得意科目なら子どもは自主的に取り組みやすく、吸収も早いです。過去問の中でできていなかったものをピックアップし、そこに傾向があれば類題を塾のテキストなどから探し出し取り組みます。実は勘やなんとなくで正解したものを「きっちり」できるように解説を読み、理解を深めます。過去問や模試で80点取れている科目が、これで90点になれば算数の小問2~3問正解と同じ威力です。

 解説で足りない、理解できない部分は親御さんがアシストします。親御さんも難渋する場合は、塾の先生への質問の橋渡しをします。

 2番目にできる科目でもこれは通用します。入試直前、少しでも多くの「そっか、そういうことだったのか」が増えれば、自信を持って入試に臨めます。あやふやな定着していないものばかりで本番、とは大きな違いです。

メンタルは入試を大きく左右する

 2つ目はメンタル面。苦手な科目で「分からない」「できない」が続けば、勉強は嫌になります。直前期だろうと、明日が入試だろうと子どもは踏ん張れません。少しでも「希望の光」が差し込んでいるならば、頑張れます。入試最後の1カ月前、得意科目で加点が見込めれば、少しでも「なんとかなりそう」となれば、継続して走ることができます。

 メンタルの良い状態が続けば、自然と苦手科目に目が行きます。直前期に全くお手上げの問題をどうにかしようとはなかなか思えませんが、「もう少しで…」なら何とかしようとと思えてきます。気持ちが前向きだからです。勉強はメンタルの状態が左右します。能力はあっても「気持ちが乗らないと」どうにもならない、というのは珍しくありません。

 6年生の入試直前の応急処置的なやり方ですが、4,5年生の日々の勉強でも使えます。苦手科目は一朝一夕にどうにかなるものではありません。受験まで1年2年と時間があれば、焦らずじっくりで。6年生なら開き直って得意科目勝負。追い込まれている状況で逆転合格を狙うなら「攻め」の一手です。(受験デザイナー・池ノ内潤)

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