中学入試前日「勉強体力」キープで本番へ

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・「感情に任せて」は絶対NG
入試前日の声掛けのタイミング
「ホラを吹く」のも作戦のうち
「あれもやっておこうかな」
・親の「焦り」が子どもを追い込む

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「感情に任せて」は絶対NG

 「前受け」を経験して、受験前日、当日の流れ、雰囲気は概ね体感できたと思います。そこで気が付いたことも多いと思いますが、入試前日をどう過ごすかは大きなポイントになります。

 特にメンタル面では子どもの性格によって接し方が違ってきますが、共通して言えるのは「感情に任せてものを言わないこと」。これだけは肝に銘じてほしいと思います。

入試前日の声掛けのタイミング

 翌日の準備にしても、家庭での勉強態度やの出来にしても、もしかしたらイライラの種がそこかしこに転がっているかもしれません。それでも親御さんはグッと堪えます。良かれと思って口にしたひと言は、子どもにしてみればイラっとくることがあります。

 特に勉強の出来、あるいはやり方に関しては注意。子どもによっては「今更やっても…」という感じの子もいます。確かにその通りです。

 声を荒げてもいいことは何もないので、とがめたりはせず、タイミングを見計らって、子どもの一番得意な科目を「エサ」にしてこう言ってみてください。「●●だけでも見ておいたら。よく前の日に見たものが出るって言うでしょ」。

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「ホラを吹く」のも作戦のうち

 笑われるかもしれません、「ウソだぁ」とけげんそうな顔をされるかもしれません。でも真顔で言ってみてください。

 「知らないの?有名な話だよ」「●●先生が保護者会で言っていたよ」。少々「ホラを吹く」のもこの際OKです。

 目的は1点でも多くとか、最後の詰めではありません。「勉強体力」をキープするためです。スポーツと同じで、休むと調子を取り戻すのに少し時間がかかります。今まで頑張ってきた時間と努力を緊張感を保ったまま、入試本番に臨むためです。好きな科目を提案するのは、それほど気持ちの負担にはならないからです。

「あれもやっておこうかな」

 12歳、反抗期かもしれません、口をきけば言い争いかもしれません。でもまだ子どもです。よほど自信があるか、鈍感か、本当に気が付いていないか以外、内心は不安で不安でたまらないはずです。

 親御さんがホラを吹いて、どういう言葉が返ってくるか分かりませんが、笑いながらでも、寝転がりながらでも、なんとなく勉強を始めればOK。そうすれば「あれもやっておこうかな」となって、入試前の「最終チェック」が始まります

親の「焦り」が子どもを追い込む

 ただ、入試前日です。あまりのめり込んでしまっても良くありません。できるだけ早く床に就かせることを親御さんは考えてください。中学入試、ここまできたらジタバタしても仕方ありません。

 なかなか眠れない子もいます。分かっているとは思いますが「早く寝なさい」は禁句。横になっているだけでも体は休まっています。多少寝つきが悪くても、そのうち眠りに落ちます。言葉がけでもそうですが、親御さんの「焦り」が子どもを追い込んでしまいます

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