合否を決める理科でトドメの「あと10点」

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・理科は「真ん中2つ」に絞る
実験、観察は頻出 顕微鏡要注意
昆虫に豆電球 地学系はこの3つ
選択肢は短文記述で「使える」
・10の生煮えより1つの確実な財産

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理科は「真ん中2つ」に絞る

 理科で得点を積み上げやすい順番は一般的に①生物②地学③化学④物理です。受験生それぞれで得意、苦手は違うので、総復習では真ん中の2つ、2番目に得意な分野と2番目に苦手な分野に的を絞ってやるというのも手です。

 勉強時間を確保してというよりは、塾のテキストのまとめのページなどを自宅学習の合間におやつを食べながらとか、あるいはパウチ加工した紙を風呂に持ち込んで湯船につかりながらリラックスしてやります。一度は覚えたものなので、「抜け」がないか、曖昧な箇所はないかを確認しながら進めます。

実験、観察は頻出 顕微鏡要注意

 最近の理科の入試問題は実験や観察をテーマにした問題が頻出です。

 化学分野でいえば「溶解度」や「水の状態変化」などの実験の過程、結果を通して考察し、分析力を問います。理科は知識の暗記で勝負できるものもありますが、傾向としては一問一答的なものは減少、問題に即して妥当な実験手順や理由、結果が読み取る力をみています

 実験器具といえば、顕微鏡の使い方と名称をもう一度おさらいすることをお勧めします顕微鏡のみで大問が構成され、出題されることもあります。分かっている子は分かっているのですが、あやふやな子もかなりいます。「うろ覚え」は受験失敗につながります。

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昆虫に豆電球 地学系はこの3つ

 生物分野はヒト以外の動物でいえば、昆虫が圧倒的な出題率を誇ります。中でもチョウ、ハチ、セミ、バッタ、トンボなどは常連です。体の特徴をまず押さえ、何を食べ、どういう“くらし”(どういう一生)を送るのかまで整理しておくと、得点につながります。

 チョウやハチ以外はそれ単体で出るよりも、他の昆虫と横並びで出ることが多いのも特徴です。あとは両生類のカエル、魚類のメダカ、は虫類のカメ、それとクモあたりまでをまず確認しておけば、そう困ることはないと思います。

 物理系と並んで苦手にしている人が多い地学系は「川の流れと働き」「月の満ち欠け」「太陽の動き」などが最終チェック候補でしょう。

 「川の流れと働き」では浸食と運搬、たい積の作用、川の形状を、「月の満ち欠け」では太陽と地球と月の位置関係をもう一度おさらいしておくと得点につながります。「太陽の動き」は季節ごとの動きと「かげ」についてがポイントです。

 物理系は「豆電球」にスポットを当ててみましょう。化学は「飽和水溶液」「水の状態変化」の問題演習をやって確認をするのが得策です。

選択肢は短文記述で「使える」

 選択肢は「使い回し」ができます。特に「理由」を答える短文記述で使えます。正解の選択肢は短くよくまとまっています。理由を答える記述問題にそのまま、あるいは少し長く、短くすることで「解答」になるのです。

 丸暗記はお勧めできませんが、選択肢問題もただ解答を出して合っていた、間違っていたでおしまいではもったいないです。「出会った問題」は骨までしゃぶって、得点能力のアップにつなげます。

10の生煮えより1つの確実な財産

 2月1日まで全部復習しきれなくても、親御さんも受験生も焦らないようにしてください。漏れがないようにするのが理想ですが、追えば追うほど「あれもやっていない、これもやっていない」と気になります。それよりもやったことを確実に正解できるようにすることが「合格への近道」です。

 1つの確実な財産は、10の生煮えの知識に勝りますこの確実な財産をいくつキープできるかが勝負が決まります。(受験デザイナー・池ノ内潤)

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