中学受験 大学附属校は「オイシイ」のか⑵

+15
にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(本人・親)へ
にほんブログ村 悩み解決のヒントになる受験ブログいっぱいです!

◆中学受験の窓口 今日のメニュー
・内部進学 オール3程度でも…
いつ?内部進学の最終決定
大学内部進学者への企業の視線
・「大学の心配がない」の落とし穴

・「タフさ」と「マイペース」

スポンサーリンク

内部進学 オール3程度でも…

 大学附属の中高一貫校に入学すると、余程のことがない限り推薦で併設の大学へ進めます。内部進学の推薦基準は「甘い」ことが多く、学校内の成績で5段階評価なら「オール3」程度でも進学でも大丈夫な学校も多いです。絶対評価でのオール3ですから「大甘」といえます。

 ただし、成績のいい順に学部は決まっていきますから、希望の学部に進めるかどうかの保証はありません。人気学部や理系の学部に進みたいなのら、それなりに学内で頑張っておく必要があります。

いつ?内部進学の最終決定

 ところで内部進学が最終的に決まるのはいつ頃なのでしょうか。

 夏休み前には決まり、高校生活最後の夏をエンジョイしたり、合宿免許でも取りに行くかなんて計画する生徒もいそうですが、さまざまな学校の話を聞くと11月後半から12月の中旬ぐらいに最終決定するようです。

 つまり、2学期の期末が終わってから、というのが大多数です。中には「クリスマスプレゼントに」という学校もあります。よほどのことがない限り、選考から漏れることはなさそうですが、最後まで気を抜かないように高校側もいろいろ考えているようです。

スポンサーリンク

大学内部進学者への企業の視線

 大学が決まれば、親御さんとしてもひと安心です。最近の大学生は就職のことを考え、語学や資格の勉強する人も珍しくありません。特に附属校から進学した場合こそ、その姿勢が必要です。

 というのも、大学内部進学者に対して就職する際の企業の目は厳しいものがあるからです。学歴を参考程度にとどめて採用活動をする企業も年々増えてはいるものの、就職しようとしている大学生が、これまでどういう「道のり」を歩んできたかは、企業としても注目しています。その時の「物差し」として、出身大学より出身高校、出身中学に視線を移す企業も結構あります

「大学の心配がない」の落とし穴

 加えて大学進学時に受験を経験している、つまり「チャレンジ」をした経験があるかどうかを採用担当者は見ます。逆に附属からエスカレーター式で進学したのならば、勉強以上にスポーツや芸術活動、あるいは語学習得の勉強に時間を割き、それを大学でも継続した、あるいは次のステップにしたというのなら大いに評価れます。受験よりも打ち込める大切なことがあり、それを貫いてきたことは大きな財産だからです。

 しかし、親に尻を叩かれて中学受験をし、その後はエスカレーター式に併設大学へ進み、これといって何もしてこなかった学生は、受験をして失敗した経験のある学生よりも評価は低くなる傾向です。このような事実を中学受験の前にした親御さんの多くが知らずに「大学の心配がないから」という安易な理由で附属校を選択すると、むしろ子どもを苦しめてしまう可能性もあるのです。

 大学を出れば、という時代はとうの昔に終わっています。「大学は出たけれど」という時代です。大学名よりも「何をしてきたか」、企業側はシビアに評価します。

「タフさ」と「マイペース」

 内部進学に背を向けて、違う大学を目指す生徒もいます。ただ、早稲田中・高以外では早慶ならかなり珍しいし、GMARCHクラスも8割方内部進学するので、その「逆風」の中で「わが道を行く」のは、精神的に「タフ」か、我関せずぐらいの「マイペース」である必要があります。

 日大系のように内部進学と外部へ行く生徒が半々のところは、それなりに刺激もあり、学校によっては受験対策もしてくれます。一方で多くの生徒が内部進学する学校では、他大学に行くための対策は期待できず、自ら積極的に動く必要があります。

 附属校の多くが良くも悪くものどかな雰囲気です。勉強熱心な生徒には「そんなに頑張らなくても」「何をそんなにムキになってるの?」というような目でも見られるといいます。「人と違う」という面白さもありますが、流されないだけの意志の強さが、他大学受験の成否のカギを握ります。(受験デザイナー・池ノ内潤)

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(本人・親)へ
にほんブログ村 最後までお読み頂き、ありがとうございます。マークをクリックして頂くと励みになります!


人気ブログランキング こちらにもとても参考になる中学受験ブログがあります。

Print Friendly, PDF & Email
スポンサーリンク