春から「過去問」を体感する3つのポイント

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ひと足先に親御さんが過去問体感
親の姿勢で塾を「お値段以上」
受験しない学校の過去問有効利用
・志望校の過去問に触れたいなら…

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ひと足先に親御さんが過去問体感

 「過去問」を購入して、ただ飾っておくだけ、では子どものモチベーションアップにつながっても、「もったいない使い方」と言わざるを得ません。「過去問」を春から意識する最初のポイントは、親御さんは、子どもに気が付かれないよう、ひと足先に「問題研究」に着手するということです。6年生の親御さんだけでなく、5年生、4年生の親御さんの「参戦」もありです。

 どういう問題が出題されているのか?、傾向は?などを教科別にまとめ、合格者平均、受験者平均を把握しておくと良いでしょう。できれば親御さんが実際に問題を解いてみるのがおすすめ。特に国語の読解は、分量の多さと時間内に解くことの難しさをぜひ体感してほしいところです。言うまでもありませんが、本に直接書き込まず、コピーをとって解いてください。

親の姿勢で塾を「お値段以上」

 子どもを叱咤激励するだけでは「伴走」にはなりません。我が子が挑戦しようとする学校が入試問題を通して、どのようなことを求めており、どのようなレベルの問題を出題するのかを知ることで、具体的な学習方針も立てやすくなります。

 国語なら素材文のテーマは「他者との共感ができるかどうか」で問題は「記述重視」などをつかみます。理科なら実験問題は必須、地震や異常気象など時事問題は好んで出題される傾向など、大体の方向性を見つけます。学校別の特徴を知ることで、普段の子どもが小テストや塾内テスト、模試などでの出来を漫然とではなく、1つ1つを注視するようになります。

 塾の先生に「ウチの子、国語ができないんですが…」「理科が苦手で…」と相談、質問しても「ざっくり」「もやっと」した答えしか聞けません。「記述の書き出しがいつも長すぎるのですが…」とか「物理系の実験問題の目の付けどころはありますか」などと尋ねれば、より具体的な答えが返ってきます。先生も「研究している」親御さんの姿勢を見抜きます。こういうやり取りができると、塾を「お値段以上」で使えることにつながります。

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受験しない学校の過去問有効利用

 2つ目のポイントは、受験生自身の「過去問」体感です。子どもの方も、どうしても入試問題に触れたい、体感したい、という感情が自然と湧いてくるでしょう。実際の入試問題の難度、塾のテストや模擬とはひと味違う質感を肌でかじることは大切です。ならば、まず受験しない学校の過去問に触れてみるのもいいでしょう。

 男子なら女子校、女子なら男子校の問題を、あるいは距離的に通学が難しい、例えば神奈川在住なら千葉の学校のをといった感じです。偏差値が高いから「難しくていい問題」とか、低いから「易しくて歯ごたえのない問題」とは限りません。学校の偏差値にとらわれず、さまざまな学校の問題にトライしてみましょう。最新の過去問は平均して2000円以上しますので、志望校でもないのに購入するのは抵抗があるかもしれません。古書店やネットオークションなどで物色してみるのが得策です。

志望校の過去問に触れたいなら…

 他校のでは意味がない!というのなら、志望校の最新の過去問集に出ていない年度のものを入手して、できそうなものに取り組むという手もあります。これが「過去問」体感3つ目のポイントです。

 声の教育社ではバックナンバー自体は販売していませんが、「カコ過去問」としてすでに販売が終了している赤本をネット通販しています。ただ、あらゆる学校に対応しているわけではありません。ネットオークションやアマゾンなどに、古い過去問集も数多く出品されているので、ここも検索してみると良いでしょう。

 確かに志望校がどの程度の難易度の問題を出題するのかなどを体感として知っておくのは、いざ過去問に取りかかった際に「心の準備」ができていて、落ち着いてできることでしょう。受験の鉄則は「敵を知り己を知れば百戦危うからず」。志望校の過去問をあらかじめ知っておけば、勉強への取り組みも違ってきます。「つまみ食い」も悪いことばかりではありません。(受験デザイナー・池ノ内潤)

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