中学受験と「体育が苦手」

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意外と多い受験理由「体育苦手」
一貫校の体育は「参加に意義」
「水泳の授業がイヤ」な女子
・インドア系でも「居場所」あり

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意外と多い受験理由「体育苦手」

 私立中高一貫校の受験理由として、意外と多いのが「体育が苦手」というものがあります。運動が不得手でも、その子自体が劣っているということは何もないわけで、後ろめたい気持ちになる必要も全くないのですが、本人は結構気にしているものです。

 小学校のクラスメイトと同じ公立中学に進めば、また嫌な思いをする…というので、そこから抜け出すために、というのを中学受験のモチベ―ションにしている子もいます。

一貫校の体育は「参加に意義」

 そういう「受験動機」もあって、私立の中高一貫校の生徒は「運動が苦手」な子が割といます。一方で高校の強豪運動部が多い大学附属中学は、高校に進んだ後、部活動で活躍することをモチベーションにして受験に打ち込んできた子も多く、運動が得意な子が集まる傾向にあります。

 「体育がちょっと…」だと、公立では「不利」です。実技が「厳しい」場合、ペーパーテストで挽回はできますが、やはり実技の比重の方が高めで、内申点のネックになりかねません。高校受験で実技教科の内申点は主要5教科より高い傾向にあるので、体育苦手はマイナス要素になります。

 しかし、中高一貫校では体育の授業は「参加することに意義がある」とばかりに、実技の上手下手は成績にほとんど影響しません。ある男子校では授業にきちんと出席して、定期テストでよほどひどい点数をとらなければ評定が満点の「10」や「9」が付くといいます。毎日勉強で大変な中で「体育の授業中くらいは体を動かそうよ」というくらいの位置付けが、中高一貫校の体育の授業なのです。

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「水泳の授業がイヤ」な女子

 女子の場合は「水泳の授業がイヤ」という子も少なくありません。共学校は室内プルーなど立派な施設を所有する学校が多いのですが、女子校はプール自体がない、というのも珍しくありません。プールの有無、水泳の授業があるかないかで志望校を決めているという家庭さえあります。

 学校の敷地が狭く、体育の授業も室内でできるものに限られている中高一貫校もあります。一見、デメリットとしてとらえられがちですが「これがいい」と志望する生徒もいます。立派な人工芝グラウンドにナイター設備、冷暖房付きの体育館が複数、など「施設の充実」をアピールする学校も多いのですが、それが全く魅力にならない場合もあるのです。

インドア系でも「居場所」あり

 慶応義塾のように入試科目に「体育実技」が課されることもありますが、その出来不出来で合否は決まらないといいます。公立中学校だと、運動の苦手な子はどうしても肩身の狭い思いをしがちですが、私立中高一貫校は文化系や理科系の部活も充実しており、インドア系の子どもでも「居場所」があることで楽しく学校生活を送っています。

 全ての中高一貫校がそうだとは言いませんが、入学後の「体育」を気にしている親御さん、生徒がいるのなら、あまり心配しなくても大丈夫。中高一貫校で体育が苦手で悩むことはほとんどないといえます。(受験デザイナー・池ノ内潤)

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