だから60に届かない 中学受験 偏差値50台の世界

+13
にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(本人・親)へ
にほんブログ村 筆者プロフィール

◆中学受験の窓口 今日のメニュー
・「穴がある」から偏差値50台
偏差値50~52=「曖昧さの放置」
・偏差値53~55のケアレスミス
・偏差値60未満に「経験と粘り」

スポンサーリンク

「穴がある」から偏差値50台

「偏差値50台」はとても幅が広いです。

偏差値50が受験生の「真ん中」というのは分かりますが、100人いて40番目がだいたい偏差値52.5で、55で30番目くらい、上位4分の1なら57、大台の60直前の59で18番目くらいという具合に、ひと口に偏差値50台といっても差はけっこう大きいです。

共通して言えるのが、それぞれ「穴がある」ということ。50~52レベル、53~55レベル、56以上と3つのレベルに分けてみると、それぞれ何かしらの「物足りなさ」を感じます。

それぞれの「課題」をクリアしていくと、1つ2つ上のステージ、つまり「大台」の偏差値60が見えてきます。

偏差値50~52=「曖昧さの放置」

偏差値50~52レベルは一歩間違うと、40台への転落という危険性をはらんだ立ち位置です。40台と行ったり来たりの受験生は、常時40台の子と同じく、「曖昧さの放置」がその典型的な特徴です。

スポンサーリンク

理解してようと、していまいと、正解を書き写したことを間違い直しの「勉強」をしたことにしてしまい、「とにかく早く終わりたい」というタイプ。「勉強の質」に問題がある子がこの偏差値帯です。

この勉強習慣から脱するには、いたずらに「量」をこなすより、模試や塾のテストで全体の「正答率40%」までの問題を徹底的に洗い直します

正解している問題も、です。〇をが付いていても解答へのプロセスに曖昧さが残っていると、問い方を変えられれば、「こんなの習っていない」と言い、再度自力で正解は導き出せないでしょう。「どうしてこうなるのか」をきっちり詰めることによって、はじめて成績は安定します。

最初は取りかかる問題数は少なくても構いません。自分の考え方が筋道が通っているかどうか、子ども自ら親御さんなり、先生なりに説明します。第三者が納得してくれれば、「解答力」が付いたことになります。

曖昧さを1つ解消することで、算数や理科では他の曖昧だったところも2つ3つとクリアになって、偏差値にして5~7くらいアップします。60台の背中が見えてきます。

偏差値53~55のケアレスミス

偏差値53から55レベルの子に目立つのが「ケアレスミス」と呼ばれるものです。最大の原因は「問題への取り組みが雑」というのが挙げられます。

この偏差値帯の子は、算数の計算や国語の漢字、選択肢問題なども比較的スピーディーに解答します。正確なら偏差値60は優に超えますが、雑なのでポロポロ落とします。

計算間違い、解答欄への移し間違い、漢字なら同音異義語に注意せず思いついたものを書く、選択肢の細部まで吟味せず「エイ、ヤー」と答えてしまうのです。出題者が「ここで引っかかるだろうな」と仕掛けた問題で、引っかかってくれるのもこの偏差値帯の生徒です。

「ケアレスミス」を簡単に考えている生徒、親御さんはかなりいます。ケアレスミスは「惜しい」ではなく、紛れもなく「実力がない」と深刻に受け止めるべきものです。

厳しいことを言えば「1問を解き切る力がない」ということです。スピードも大切ですが、それ以上に「1問ずつ丁寧に解く」「1点ずつ積み重ね」るという意識を継続して持つだけで、成績は劇的に変わります。偏差値60の壁はあっけないくらい簡単に崩すことができます。

偏差値60未満に「経験と粘り」

偏差値56以上は概ね全体の25%より上にいる層です。

しかし、60にまで届いていない「あと一歩」の層でもあります。ミスも散見されますが、それ以上に一段レベルが上がった問題への取り組み方次第で、60の壁は打ち破ることができます。

習ったことは忠実に解答用紙へ再現できるレベルです。しかし、一歩踏み込んで「基礎と基礎のあわせ技」で解く、「別の角度」から問題にアプローチしなければならない、など変形・応用レベルを解き切る「経験と粘り」がやや欠けています。

家庭学習で塾から指定された問題はこなしても、それ以外の問題に取り組んでいますか。あるいはテストで間違った問題で、自分の理解が及んでいないものをそのままにしていませんか。

模範解答を見ながらでも構わないので、取り組んでこなかった問題、苦手な問題を「どう解いていくか」をたどりつつ、自分の脳ミソに「汗をかく(一生懸命考える)」勉強を習慣づけます。

偏差値60台の子の多くは、指定された以外の問題にも手を付け、自力で考え解答を導き出します。正解かそうでないかはに二の次で、問題を解く「経験と粘り」を身に付けます

これが模試や入試での「得点力」につながります。偏差値56以上60未満の子は「もう一歩踏み込む」ことによって「見える景色」が変わってきます

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(本人・親)へ
にほんブログ村 筆者プロフィール


人気ブログランキング こちらにもとても参考になる中学受験ブログがあります。
Print Friendly, PDF & Email
スポンサーリンク