日大系中高 内部進学か、他大学か…

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・ブームひと段落も日大系は別
親御さんの日大系受験の決め手
日大系からの外部受験
・高校からじゃ日大は合格しない?

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ブームひと段落も日大系は別

2年前の2020年をピークに、中学受験での「大学附属校ブーム」は落ち着きを見せた感があります。今のところ23年度入試も横ばい状態で推移するとみられますが、難易度上昇、志願者増傾向にあるのが日本大学の付属中学校です。

東京と神奈川、千葉に計9校ある日大系の中学校のうち、目黒日大、日大藤沢、千葉日大一は男女とも、日大一は男子が、日大三は女子が前年度比で志願者増となりました。

男子校の日大豊山、女子校の豊山女子は志願者数は減ったものの、偏差値がアップ。豊山に至っては、5年前の「35」から「46」(1日午前、四谷大塚・合不合判定Aライン=80%合格偏差値)となり、受験者層が一変しています。

親御さんの日大系受験の決め手

日大アメリカンフットボール部の悪質タックル事件、大学理事長の脱税事件など、ブランドイメージを失墜させる不祥事相次ぎましたがが、中学受験の世界ではダメージはそれほど大きくありませでした。

むしろ、大学入試改革を不安視した親御さんは、第1志望からすべり止めまで、幅広く日大系の中学校受験を選択。日本一を誇る文理合計16学部87学科への進学が可能、一部条件付きながら日大進学の権利を持った他大学受験もできる魅力は根強い人気を支えました。

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その内部進学状況は、下の表の通り。日大系の中高は「正付属」(日大●●タイプ)、「特別付属」(日大の後に漢数字のタイプ)、「準付属」(地名+日大)の3つに大きく分けられますが、タイプによっての傾向はあまりみられず、学校によって「進路」の考えはそれぞれです。

日大豊山女子のように高校1年から日大進学を主に考える「N進学クラス」と、国公立、難関私大などを受験をする「A進学クラス」のようにコースを分けているところもあります。選択肢の多彩さが、日大系中学受験をする親御さんの決め手になっていることは間違いありません

22年度日大付属校 内部合格割合(首都圏の中学がある学校)

学校名卒業生内部合格割合(%)
日大一35125564.1
日大二40815939.0
日大三36913135.5
日大豊山49035271.8
日大豊山女子24014560.4
目黒日大32722167.6
日大(日吉)43822651.6
日大藤沢42518943.4
千葉日大一35920356.5

日大系からの外部受験

日大以外を考えた場合、付属校から合格する大学は、学校によって特徴があります。外部受験が多い日大二は、22年度京大の合格者を輩出。千葉大、お茶の水女子大、東京医歯大にも合格しています。神奈川の日大高校(日吉)は難関私大にも強く、22年度は早大に12人、慶大16人、明治は46人、東京理科16人をの合格をを数えました。

一方で日大への内部進学率が高い学校では、外部受験組は日大より偏差値で見れば下回る学校が多くなる傾向です。内部進学率7割強の日大豊山は22年度城の場合、城西大、拓殖大などのの合格者が多く、同じく65%近い日大一は麗澤大、明星大などの合格者が目立ちました。

高校からじゃ日大は合格しない?

中学受験での日大系は、偏差値的には中堅校から一般校のカテゴリーで「難関」ではありません。しかし、公立高校から日本大学を一般受験した場合、進学校なら現役合格も十分あり得ますが、偏差値60前後の高校からだと、合格できないことも珍しくありません。

日大系は高校受験もあります。しかし、偏差値はいずれも65以上のことが多く、中学受連よりハードルは高くなります。内申点も気にしながらの中学生活よりも、経済的な事情が許すのなら、中学受験で「真ん中」くらいの成績で合格できるうちに、という判断は賢明かもしれません。

中学の段階から、まずは「日大確保」というのは、作戦として「あり」です。中学受験時はそうでもなくても、中高一貫での6年間で子どもは見違えるほど成長します。学力が向上し、他大学受験に舵を切る、という目も出てきます。進学するかどうかは別として、最悪浪人を避けたい場合は日大進学という選択肢も残ります。

16学部もあれば、高大連携によって、進路もより具体的に頭に描けるというメリットもあります。成績に関わらず、親御さんにとって日大系の中学校は、検討に値します。

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