中高一貫校 入学後も塾通い?

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中学受験成功!でもまた通塾!?
補習はあるが…通塾の諸事情
通塾も男子はあまり勉強しない
・通塾か、学校主体か

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中学受験成功!でもまた通塾!?

3年通った中学受験塾を見事合格で有終の美を飾り、晴れて志望校へ進学、となっても、引き続き「通塾」をする子どもが結構います

合格発表当日、大手予備校から個人塾まで「さあ、次は大学受験」とばかり、蛍光ペン付きの入塾案内やチラシをじゃんじゃん配布します。

御三家クラスになると、「東大への定番コース」鉄緑会(てつりょくかい、東京・新宿にある大学進学塾。鉄道研究会と勘違いする親御さんが毎年いる)が、コロナ前は門の外で入塾受付をしていたこともありました。他塾も「入学金免除」など、好条件で進学校に合格した子を、早いうちから囲い込もうとします。

補習はあるが…通塾の諸事情

中高一貫校の通塾率はどれくらいなのか、統計はなかなか見当たりません。中学校側も調べてといる学校もあるかと思いますが、内部資料で敢えて公表はしません。

大半の中高一貫校が、学校の勉強をしていれば大学への道が開けるという「塾いらず」を標榜しています。充実の補習体制、東大生によるチューター制、中には放課後学習を塾に出張してもらって「丸投げ」の学校さえあります。それが「売り」なのが私立中学です。

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それでも一貫校の生徒は通塾します。全科目フルで通っている子はほとんどいませんが、「英語だけ」「数学のみ」などで通塾している生徒は3~4割程度というのが肌感覚です。

理由としては、進度が早い中学の「授業についていけない」、「大学附属校なので自分が行きたい学部へ行くために」など、さまざま。オンライン学習も含め、中学段階からの塾通いは間違いなく増える傾向にあります。

塾によっては御三家など「指定校」ならある程度の成績を学校でとっていれば、無料で入塾させるところもあります。塾の自習室などが使える、とあって1科目程度受講して籍を置く生徒もいます。

無料で入れても、御三家クラスの子が将来弾き出す、大学合格実績を新年度の募集広告に出すだけで、違う生徒が入学して採算が取れてしまうからです。つまり無料入塾は宣伝費代わりといったところです。

通塾も男子はあまり勉強しない

では、中学に入学した後も通塾して子どもたちは、中学受験を戦ったように寝ても覚めても勉強するのでしょうか。そんな子はかなり「まれ」です。

女子御三家の一角、桜蔭中学の生徒は比較的まじめでコツコツ中学1年から勉強するようですが、男子御三家の開成や麻布の子が「鉄緑会」に入っても大半の子が「とりあえず親が行けっていうから」という雰囲気が中学のうちは漂っています。

他塾も似たり寄ったりで、中学受験で志望校に落ち、大学受験でリベンジを誓う生徒は「かなり真剣」ですが、そういうケースはそれほど多くありません。こちらも「親が行けって言うから」という空気。中学の授業の予習や復習をやっているわけではなく、定期テストの時期になると、そっちで忙しくて塾のテキストは全く復習していないという生徒も珍しくありません。

通塾か、学校主体か

大切なのは「どういう目的のために通塾するか」です。国公立大や難関大を一般受験するなら、それを視野に入れつつ中学から「実力」を付ける方向で進みます。

あるいは中堅校・一般校に通っていて、周囲の勉強に対する態度が「ユルい」「やらされている感満載」なら、上位校や難関校在籍の塾に通って「揉まれる」というのもありです。外部からの刺激を受けるので、校内という狭い世界ではなく、視野が広がります。

一方、学校型推薦(旧指定校推薦)や大学附属校の内部推薦を目指すなら、学校の授業、補習中心で行けば良いので、敢えて通塾する必要はないでしょう。

私立中高一貫校に通学するだけで、それなりのお金がかかるうえに、通塾となればかなりの負担です。入学して学校の雰囲気、子どもが授業にどう接しているかを判断してから、通塾なのか学校のカリキュラム主体で進むのかを考えても遅くありません

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