偏差値UP!?塾の「宣伝文句」を読み取る

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魅力的な宣伝 親は立ち止まって
ピンポイントで問題解決する?
「驚きの成績アップ」の条件
・具体的オファーをする

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魅力的な宣伝 親は立ち止まって

「苦手克服」「驚きの成績アップ」「お子様に合った学習プランの提供」…中学受験を手掛けている進学塾、個別指導塾のホームページ(HP)やチラシなどは、魅力的な言葉が並び、思わず身を乗り出してしまいます。

ただ、「ここで頑張れば成績も上がって志望校に合格できる」という感覚にさせてくる一方、「こんなはずじゃなかった」と、当初思い描いたのとは全く別の結果に終わる生徒が少なくないのも事実です。

塾は勉強を教えてくれる「慈善団体」ではなく、勉強という「商材」を使って利益を追求する営利団体です。インパクトのある宣伝文句で誘ってくるのは当然で、親御さんはちょっと立ち止まって、その文言をいろいろな角度から検討する必要があります

ピンポイントで問題解決する?

ある塾のホームページに「ピンポイントで分からないところを分かるようにする」という意味の言葉がありました。自力で解答が出せない問題を先生のアシストによって、クリアにすると解釈できます。

なかなか成績が上がらない子ども、親御さんは「ここで救われるかも」と目が輝くかもしれません。しかし、分からないところをその1点に絞って何とかできるのは、基本的に「できる子」だけです。偏差値なら60以上の子です。

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算数の場合、ある問題でひっかかっている子が先生の解説を聞いて「ああそうか、分かった!」となるのは、限られた生徒です。今までの経験から「問題を解く引き出し」を多数持っていたけれど、どう組み合わせていいか分からなかった子が、先生のアドバイスで合点がいった、という状態です。これが「ピンポイントで分かるようにする」です。

偏差値50前後からそれ以下の子はピンポイントで教えても、多くは理解できません。「その問題が分からない」のではなく、「その問題を解くための前提となる基礎が分かっていない」からです。レベル3の問題を解くのに、レベル1と2が分かっていないから3が解けないのです。

成績が伸びていない子は、ピンポイントの解法を教えてもらうより、その問題を解くための前提となる基礎、「最初からの学び直し」が必要なのです。

「驚きの成績アップ」の条件

「驚きの成績アップ」は「そういう例もありますよ」、という一例で、誰でもというわけではありません。

比較的早期に成績アップがかなうパターンとしては、
➀それまで自分なりに頑張っていたがきっかけがなかなかつかめず塾で「ひと押し」してもらって「障害物」がなくなった
素直な性格の子で、指示されことを忠実にやり、復習をしっかりやった
の2パターンです。

全く勉強をやっていなかった子や自分のやり方に固執し、与えられた課題をきちんとできない子の成績はなかなか上がりません。

成績が上がらないと、個別や家庭教師では「コマ数を増やせば」という話になります。しかし、勉強への「姿勢」が変わらない限りはどうにもなりません。先生に教わるだけでどうにかなると思っている親御さんは要注意です。

具体的オファーをする

個別塾を利用する場合は、明確な目的意識が大切です。

「算数が苦手なのでできるようにしてほしい」とか「国語の読解で正解するようにしてほしい」など、漠然としていると教える方も漠然とした教え方になりますし、時間もかかります。

「算数の立体問題を集中的に」「国語の読解で100字以上の記述の目の付けどころを教えてもらいたい」「理科の物理系の実験問題を重点的に」など、より具体的なオファーをすることをお勧めします。

ただ、その狙いに応えてくれる先生がいるかどうかは別問題。個別塾で先制の粒がそろっている教室は、それほど多くないのが現状です。家庭教師の方が、要望に応えてくれる確率は高いかもしれません。

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