学校説明会 持ち帰りたい5つの「みやげ」➀

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わずかでも可能性ありなら説明会へ
「出題予告」は聞き逃すな
採点基準、出題変更の重要情報
中学が「出題予告」をする背景

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少しでも可能性ありなら説明会へ

学校説明会は校長先生や教頭先生の話を聞いて「なるほど」と感心しているだけでは、どの学校も素晴らしく見えてしまい、「第1志望だらけ」になってしまいます。

学校にとっては大いなる宣伝の機会ですから、耳ざわりのいいことしか話しません。話は「半分」くらいのつもりで聞き、その学校を受験、進学する際のポイントとなる「みやげ」を持ち帰ります

受験の結果次第でどの中学校にご縁があるかは分かりません。志望校、受験校確定後はもちろん、受験する可能性がわずかでもあれば、学校説明会には出席しておきます。

一度も訪れたことのない中学を土壇場で受験することになるというのは最悪です。どんな学校かも知らない受験を避けるためにも、できるだけ多くの学校説明会への参加がおすすめです。

「出題予告」は聞き逃すな

多くの中学校の説明会では親御さんが一番気にしている「入学試験の出題」について触れます。中には「入試研究会」なる回を別に設けて、受験生に過去問を実際に解かせ、その後に中学の先生が解答解説をしてくれるところもあります。

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「出題予告」についてはピンからキリです。入試についてほとんど説明のない学校は、最難関、難関校でよく見られます。しかし、多くの学校では「出題予告」があるので、これを「みやげ」とします。

例えば社会なら「例年通り、地理、歴史、公民から大問1題ずつと、最後に時事問題を出題します」という大雑把なヒントの出し方の学校もあれば、「地理は日本の半島と港について出題します。歴史は明治時代以降の政治の流れの問題です」などと、かなり具体的に踏み込んだヒントをくれる中学校もあります。受験する可能性がほんの少しでもある場合、やはり説明会参加は必須です。

採点基準、出題変更の重要情報

採点基準を説明してくれる中学校もあります。国語で言えば、漢字の「とめ」や「はね」などを厳密にみるのか、記述問題で言えばどの程度まで書けば部分点がもらえるのか、記述の解答の中での誤字は原点の対象になるのかなどです。

算数なら解答だけを答案用紙に書くのか、途中式も書くのかも注目ポイント。学校によっては途中式の過程に問題がなければ、解答が間違っていても「限りなく満点に近い得点」を与えるといった学校もあります。

これまでの出題からの「変更」も説明してくれるケースもあります。「今年から国語は記述問題を出題します」とか「算数は例年図形問題は1題でしたが、今年度は平面図形と立体図形の2問を出します」などです。

入試本番で子どもが傾向の変更を知らずに、パニックになって合格間違いなしの中学に落ちた、という話も聞きます。説明会参加の意味を象徴した出来事です。

中学が「出題予告」をする背景

ただ、説明会での出題予告は主にその学校の第1回目の試験のものが大半で、第2回、3回となると丁寧な説明がない場合もあります。

個々で学校側に質問しても、個人にだけ情報を出すわけにはいかないので「例年通りです」といった答えでかわされることが多いです。

学校としては1回目の試験、つまりその学校を第1志望にしている子どもが比較的多く集まる回への「サービス」的要素が強いのです。2回目、3回目は1回目に残念だった生徒も再チャレンジする一方で、滑り止めだったり、他校の残念組だけど偏差値的には自校より高い子が集まる傾向から、そこまでしなくても受験生は集まると読んでいるようです。

1回目の入試情報を「濃厚」にすることで、志望順位で迷っている親御さんの気持ちを動かす意味もあります。黙っていても受験生が集まる、ごく一部の「超人気校」を除いて、多くの中高一貫校は生徒集めに「必死」です。

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