学校説明会 持ち帰りたい5つの「みやげ」③

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◆中学受験の窓口 今日のメニュー
宿題への考え方は学校それぞれ
尋ねたい宿題の科目間調整
なぜ宿題が大量に出されるのか
・宿題に振り回されないためにも

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宿題量は学校、学年でそれぞれ

一部を除いて中高一貫校は、日々「宿題」が大量に課されます

親御さんは歓迎するかもしれませんが、国数英を中心に、時には理科社会、実技教科の提出物、レポートなどてんこ盛りに出されると、生徒は手に負えない状態になります。最初はやる気があった生徒も、やってもやっても追われる宿題の山にやがて「戦意喪失」をします。

1つの学校全体が同じ傾向で宿題を出す、とも限りません。同じ学校でありながら、学年によって宿題の考え方が違う場合も多々あります。

中高一貫校の多くは「学年団」という単位でほぼ同じ先生(多少の入れ替わりはあります)が生徒共に中2、中3、そして高校と歩んでいきます。

宿題も今年の中1は多いけれど、去年の中1は少なかったなどの差が生じることも珍しくありません。宿題だけではありませんが、さまざまな面で各学年団を比べ、生徒たちは自分たちは「当たりだ」「はずれだ」などと言ってはばかりません。

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尋ねたい宿題の科目間調整

中高6年間を宿題に振り回されないために、親御さんには学校説明会の際に、個別で聞いてほしいことがあります。「宿題は科目間で調整はありますか」という質問です。

例えばある週で英語の宿題が多く出された場合、数学や国語は少なめ。別の週は、理科のレポートや家庭科の提出物があるので主要3科目は軽め、など学年の中で先生同士が話し合い、生負担にならない課ように調整しているかどうかを尋ねます。

「調整している」と、当然のように答える中学もあれば「そういうことはない」と不思議そうな顔で答えた学校もあります。同じ中高一貫校でも、宿題の考え方もそれぞれです。

調整している学校であれば、その後の生徒の進路指導でも適切なアドバイスやアシストが期待できます。生徒への「想像力」がさまざまな場面で働くからです

逆に宿題の量だけ多く、科目間調整をあまり念頭に置いていない中学校は、生徒の授業以外での生活への「想像力」が欠けているように思われます。生徒は勉強だけしているわけではありません。部活動の時間や遠距離通学で、それだけでひと苦労という生徒もいます。それを差し引くと、自宅学習も「限度」があります。

先生の中には「ほかの科目も宿題が出ているのに、この量を出してできるのか」と頭の中をよぎるかもしれませんが、自分の教科の「面倒見の良さ」を形として証明するには…、となり宿題が上積みされていきます。

なぜ宿題が大量に出されるのか

宿題を多く出す背景は、学校としての「アリバイ作り」という側面があります。課題を出して学校としては、預かった生徒の学力向上を目指し「やることはやった」=「面倒見の良さ」ということを形として示すためです。その点では補習もしかり、講習もしかりです。

学校としては「やることはやった」ので、あとは生徒次第。冷たい言い方ですが、それが「面倒見の良さ」の現実ということもあります。

もちろん、それぞれの生徒に対して親身になって指導してくれる学校もたくさんあります。しかし、多くは自分から先生、学校側にアプローチした子が「対象」です。自分から前に出ない子は、中高一貫校の「面倒見の良さ」の恩恵はなかなか享受できません

宿題に振り回されないためにも

宿題量は子どもの学校生活を左右します。入学してからではないと分からないのが実際のところですが、入学前に聞いておくのとおかないのでは、学校生活を考えるうえで全く違います

通学・帰宅の所要時間、部活動の活動日と時間とともに、おおむねどれくらいの宿題量、どれくらいの時間が必要なのかを知ることで、1日をどう過ごすかの「タイムテーブル」が見通せます。中高一貫の6年間をどう使うかによって、「中学受験をした意味」が決まります。

中学受験は偏差値や大学合格実績、素晴らしい設備に目を奪われがちですが、些細なことに見える「宿題」にも少し関心を持つことも大切です。

宿題に6年間の学園生活を振り回されないためにも、頭の片隅に受験のチェック項目として付け加え、学校説明会では先生だけでなく、できれば在校生にも「取材」したいところです。

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