中学受験 残り1カ月で大切にしたい3つのこと

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「詰め」を誤ると後悔する
何よりも優先される「睡眠時間」
模試よりも実戦の場数を踏む
・「最強」は親が与える安心感

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「詰め」を誤ると後悔する

2022年も最後の1日を迎えました。年が明ければ10日後には埼玉入試が始まります。関西や九州の首都圏会場入試も松の内が明けたころから順次行われます。

勉強も大詰めです。だからといって特別なことをする必要はなく、「ジタバタするな」というのが「詰め」の鉄則です。新しい問題集をやるなら塾のテキストの復習を、できない問題でいつまでも頭をひねるよりできる問題を確実に正解にする確認を、など出来得る範囲の「詰め」を心がけます。

この冷静な「詰め」を誤ると、受験は「こんなはずでは…」という結果になりがちです。

直前期にできない問題や届かない偏差値に焦りを感じる気持ちはよくわかります。しかし、ここで一気に差を縮めようとして動くと、逆に沼にハマります。今まで積み上げてきたものをおろそかにすることにつながり、「財産」として持っていたものが最後の「仕上げ」の段階で磨きをかけられずに入試を迎えることになります。

「詰め」を誤ると後悔します。残りの1カ月の過ごし方は、受験全体の流れを大きく左右します。最後の段階で親御さんが頭に入れておいてもらいたいのは「睡眠」「場数」「どっしり構える」の3点です。

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何よりも優先される「睡眠時間」

最優先されるべきは受験生の体調です。インフルエンザやコロナ感染に気をつけることはもちろんですが、親御さんが気にしてほしいのは「十分な睡眠と休養」です。

入試直前になり、のんびりしている子でもさすがに緊張感からエンジンがかかります。そうなると「あれも足りない、これもやっていない」という心理状態になり、頑張る子が続出、親御さんも夜遅くまで勉強する子どもを容認しがちになります。

しかし、入試直前だからこそ、睡眠と休養を第一に考えます。夜頑張っても、塾での演習授業中に頭が働かなかったり、机の前に座っているけど眠気で朦朧として…では「詰め」の学習に支障をきたします。それよりも起きているときはいつでも頭が回る状態にしておき、疲れたら休む、仮眠をとるくらいのスタンスの方が勉強効率ははるかに良くなります

やらなければいけない課題、克服したい単元、確認したい問題…不安なことはたくさんありますが、決めた時間が来たら「強制終了」です。遅くとも日付が変わる前には床に就くようにします。最低でも7時間、できれば8時間の睡眠時間は確保です。

「終わり」が決まっていますから、どうすれば終了時間までに少しでも有益になるかを考えてスケジュールを組みます。個人でやるべきことの「優先順位」は違いますが、その順位の高いものから順に並べるのが基本です。スケジュールは各単元とも短時間交代で組むのも集中力が持続する1つの手段です。

塾へ行く途中の乗り物の中、風呂上がりに髪を乾かす時間、朝食が運ばれてくるまでのほんの数分…。こういう「すき間時間」も有効活用します。漢字数個の確認、理社の一問一答、算数の間違い直しの復習など、出来ることはたくさんあります。

計画を立てるときは必ず「予備の時間」を多めに取ります。休養に充てるも良し、前日未消化の部分に取り組むも良しです。パンパンに詰め込んだスケジュールは必ず破たんします。「未消化」を気にする「消化できたこと」を数えた方が、気持ちは前向きになれます。

時間の管理は親御さんが担当するのが理想的です。難しい場合でもタイムスケジュールを組むところまでは関わってほしいところです。子どもに「丸投げ」だけは避けます。

模試よりも実戦の場数を踏む

直前期になると一部の塾では志望校の予想問題による「そっくりテスト」のようなものが行われます。得点や順位だけでなく「合格点を●点超えている」とか「合格点まであと●点」とか、気にするなと言っても無理な成績表が突き付けられます。

熱望校の合格判定は自信になる時もありますが、やはりそこは模試です。この時期になると志望校対策の模試以上に、実際の入学試験=実戦の方が受験生にとって何倍も「有益」です。2月までに前受け校を複数受験するのは「イチオシ」の直前対策です。

本番独特の緊張感は模試では味わえません。時間内に問題を解き切るための作戦立案を自分でしかも冒頭の1,2分で組み立てることは、科場数を踏めば踏むほど2月入試で生きてきます。終わってからミスをしたことが分かり、解き直しをすれば、インパクトが強く、次の入試からは慎重に問題を解き進むことができます。

実際の入試は難易度に関係なく「気づきの宝庫」です。模試で一喜一憂するくらいなら、さまざまなシチュエーションの中での受験の方が、第1志望校合格に前進します。

模試の判定では合格に程遠かった子でも、前受け校に連戦連勝ですることで自信を付け、試験に対する取り組みを体得し、逆転合格につながったというケースは珍しくありません。

「最強」は親が与える安心感

最後は親御さんの言動です。親御さんも入試直前は揺れます。子どもののんびりした態度につい「そんなことでは合格しない」とか「やる気あるの?」「なんでこんなことができないの?」という、「それを言っちゃぁ…」という言葉をぶつけがちです。

しかし、子どもは親御さん以上に不安だし、言われなくてもわかっています。そこで「追い打ち」をかけてしまうと、子どもは反発こそしても奮起はしません。余計に頑なになります。こうなると、直前期に何をやっても「吸収」しません。

親御さんがどっしり構えていると、子どもは安心します。安心するからこそだんだん素直になって、不安を吐露してきたり、勉強でできないこと、分からないこと、困っていることを話す気になります。素直は勉強する際に、最強の武器になります。素直になると、吸収力が違います。

小言を言いたいときもあると思います。不安に押しつぶされそうな時もあるでしょう。しかし、日々頑張っている子どもの前では、悠然として「入試までにできることをしよう。できることは助けるから」とさりなげなく伝えます。

ほかにも言葉はあるかもしれませんが、明るく動じない親御さんに子どもは安心感を覚えます。それだけでも志望校合格へ近づくことになります。

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