合否を分ける「あと5点」理科でトドメを刺す

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理科は「真ん中2つ」に絞る
実験、観察は頻出 顕微鏡も必須
昆虫に豆電球 川そして月と太陽
・10の「生煮え」より1つの「完璧」

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理科は「真ん中2つ」に絞る

受験も大詰めです。前受けを経験して合格できたにせよ、残念だったにせよ、「1点の重み」に気が付いた受験生、親御さんはかなりの数に上るはずです。合否線上の「ボーダーライン」から、合格安全圏へ「あと5点」積み重ねるには、理科と社会の「総点検」をやるのが、この時期最も効果があります

理科で得点を積み上げやすい順番は一般的に①生物②地学③化学④物理です。受験生それぞれで得意、苦手は違うので、総点検では自分にとっての「真ん中の2つ」=「2番目に得意な分野と2番目に苦手な分野」に的を絞るのが得策です。

勉強時間枠を確保してというよりは、塾のテキストのまとめのページなどを自宅学習の合間におやつを食べながらとか、あるいはパウチ加工した紙を風呂に持ち込んで湯船につかりながらリラックスして目を通します。一度は頭に入れたものなので、「抜け」がないか、「曖昧な箇所」はないかを確認します。

実験、観察は頻出 顕微鏡も必須

理科は実験や観察をテーマにした問題が頻出で、これを仕留めるかどうかが高得点への近道です。

化学分野でいえば「溶解度」や「水の状態変化」などの実験の過程、結果を通して考察し、分析力を問います。理科は知識の暗記で勝負できるものもありますが、最近は一問一答的なものが減少、問題に即して妥当な実験手順や理由、結果が読み取る力をみます。

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実験器具といえば、顕微鏡の使い方と名称は必須。もう一度おさらいします顕微鏡のみで大問が構成され、出題されることもあります。完璧に分かっている子にとっては「ラッキー」問題ですが、あやふやな子もかなりいます。「うろ覚え」は受験失敗につながります

昆虫に豆電球 川そして月と太陽

生物分野はヒト以外の動物でいえば、昆虫が圧倒的な出題率を誇ります。中でもチョウ、ハチ、セミ、バッタ、トンボなどは常連です。体の特徴をまず押さえ、何を食べ、どういう「くらし」=どういう「一生」を送る、のかまで整理しておくと、得点につながります。

チョウやハチ以外はそれ単体で出るよりも、他の昆虫と横並びで出ることが多いのも特徴です。あとは両生類のカエル、魚類のメダカ、爬(は)虫類のカメ、それとクモあたりまでを確認しておけば、まず困ることはありません。

物理系は「豆電球」にスポットを当てます。化学は「飽和水溶液」と、先述した「水の状態変化」の問題演習をやって確認をするのが得策です。

物理系と並んで苦手にしている人が多い地学系は「川の流れと働き」「月の満ち欠け」「太陽の動き」などが最終チェック候補です。

「川の流れと働き」では浸食と運搬、たい積の作用、川の形状を、「月の満ち欠け」では太陽と地球と月の位置関係をもう一度確認しておくと「やっててよかった」となります。「太陽の動き」は季節ごとの動きと「かげ」についてがポイントです。

10の「生煮え」より1つの「完璧」

2月1日まで全部復習しきれなくても、親御さんも受験生も焦らないように。漏れがないようにするのが理想ですが、追えば追うほど「あれもやっていない、これもやっていない」と気になって仕方がありません。それよりもやったことを「確実に」正解できるようにすることの方が合格点に届きます。

1つの完璧な知識は、10の生煮えの知識に勝ります。早さ重視で「流す」のではなく、1つずつ「丁寧」にです。

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