中学受験「入学する学校」聞かないのがルール?

+13
にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(本人・親)へ
にほんブログ村 筆者プロフィール

◆中学受験の窓口 今日のメニュー
・浮かれていると6年後抜かれる
・受験結果話NGのお達し
・禁止しても「うわさ」は広まる
・中受成功は予選1回戦突破程度

スポンサーリンク

浮かれていると6年後抜かれる

追加合格者が出ている上記用ではあるものの、各中学の入学者説明会も大体終わり、23年度入試もひと段落、といったところです。

晴れて第1志望校入学、あと一歩及ばずも十分健闘した第2、第3志望への進学、思い描いていたのとは違う学校に進む子もいますが、いずれにしても気持ちを切り替えて、また1からスタート。

志望校合格で浮かれている子は、残念組で捲土重来を期する子に6年後、あっさり抜かれます。残り少ない小学校での生活を有意義に過ごし、同時に中学入学後を見据えた学習の「準備」をします。

受験結果話NGのお達し

受験が終わり、小学校を卒業、中学校へと進みますが、実は小学校の友達が「どこの中学校へ進むかよくわからない」という話をよく聞きます。

どうも「受験結果や進学先を教えることはしない」という「ルール」が、暗黙のうちに存在する地域があるようです。

スポンサーリンク

中学受験をする家庭が多い地域で比較的多くみられるようで、受験シーズンが始まる前に小学校側から「受験結果や進学先を相手に尋ねることはご遠慮ください」という内容の通達が出る場合も珍しくありません。

小学校の先生が子どもたちと親御さんに、あらかじめ「釘を刺す」のです。子どもたちは先生の言うことを聞き、仲の良い友達にでさえ、(表面的には)受験終了後の「中学受験話」をすることを極力避けます。

禁止しても「うわさ」は広まる

小学校側が先手を打って「受験結果公開」を禁止する背景には、保護者、生徒の間で過去にトラブルがあったと容易に推測できます。

「受験校をしつこく聞かれた」「不合格だったのに結果を詮索されてとても不愉快だった」などと、中学受験がさかんな地域では、小学校に訴え出る保護者が毎年後を絶たないのです。中学受験は小学校と直接関係はないのに、小学校側はそんなことまで気を回さなければならないとは、「とばっちり」もいいところです。

しかし、そんな「努力」にもかかわらず、親御さんの間では、誰が言ったか知りませんが「うわさ」は広がるものですママ友の間ではなんとなく「その話題」になって、だいたい進む先は知っているものです。

中には誰がどこに合格した、落ちた、どこへ進学するのかを興味本位なのか、話のネタにしたいのか、嗅ぎまわっている人もいます。

一方で、何があっても進学先を秘密にしている人もいます。気が付けば引っ越ししていたという例もよく聞きます。

通学の便が良くなるから、という現実的な引っ越しもありますが、制服や通学電車で「進学先」がバレてしまうのが「どうしても嫌」という理由もあるようです。

中受成功は予選1回戦突破程度

正直、誰がどこの中学に合格しようと、落ちようと、興味がないという人もいます。ただ、そういう「下世話なこと」が本心では好きなのも人間の一部です。

相手のことをいちいち詮索するのは品格としてどうなのかというのもありますが、もし「結果」について聞かれれば我が子のことは、誇張せず淡々と話せばよいのです。どんな結果でも隠すことはありません。我が子が全力で頑張ったことは誇るべきことです。

中学受験で成功しても人生の中では「予選の1回戦」に勝った程度。志望校に進めず「負けた」としても敗者復活戦でチャンスはこの先、いくらでもあります。うまくいかなかった受験だって、気にする必要はなく、聞かれればありのままを話します。

中学受験の合否話に神経質になって、貴重な時間を無駄にするのはもったいなさすぎです。

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(本人・親)へ
にほんブログ村 筆者プロフィール


人気ブログランキング こちらにもとても参考になる中学受験ブログがあります。
Print Friendly, PDF & Email
スポンサーリンク