大学附属・系属校

中学受験 大学全入!?立教系中学の人気度


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女学院、香蘭は立大全入!?
立大不人気の背景に英語のスコア
理系が…附属系属も立教離れ
・25年度は志願者増の番

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女学院、香蘭は立大全入!?

東京の人気私大「MARCH」の1つ、立教大学に関係する私立中学は東京と埼玉に4校あります。

共学校はなく、男子校の立教新座と立教池袋が大学の附属、女子校の立教女学院(東京都杉並区)と香蘭女学校(品川区)が系属校という位置付けです。

男子校の方では中学受験に関して目立った動きはありませんが、女子校の2校は昨年立大入学に関して「発表」がありました。

女学院と香蘭の両校で、25年度から推薦枠が大幅に拡大します。具体的には立教女学院が151人→195人、香蘭は97人→160人になります。

これは両校の「募集人数」と一致します(立教女学院は中学入試で120人募集、小学校から75人程度進学)。

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つまり、成績さえクリアすれば全員立教大学へ進学できる枠が用意されているということになります。

両校とも国公立や早慶、医学部進学をする生徒も一定数いることから、現実的に「全入」は考えにくいのですが、少子化の中で「学生確保」に大学側が必死になっている姿がうかがえます。

立大不人気の背景に英語のスコア

系属校の推薦枠「満タン」の背景に、最近の立教の一般入試での「不人気」が影響している可能性も否定できません

立大は文学部を除き、独自の英語の入学試験を廃止、共通テストの英語の得点と英検やGTEC、TOFELなど民間の外部英語試験のスコアを得点化する方式に変わりました。

共通テストの英語の得点と民間試験のスコアの一番高いものを100点満点に換算して判定するという方式です。

一見革新的に見えますが、かなり物議をかもしています。

最大の問題点は民間試験のスコアがどのように得点換算されているのかが公表されておらず、どれぐらいのスコアを取れれば立教に合格できるのかが全く分からないことです。

そのため、英検が有利なのか TOFEL の方が高い点数になりやすいのかもわからず、分かりずらい入試が受験生の「立教敬遠」という流れにつながっています。

実際23年度の立大の志願者数は5万8208人で、前年度の6万2646人から4438人減少。06年度以来の志願者が6万人割れとなりました。

24年度も下落傾向は続き、減少幅は縮小したものの5万6495人で1700人以上減りました。

系属校の推薦枠を100人強増やしても、学生確保には「焼け石に水」ですが、将来的に何もやらないよりは…というところでの増枠と考えられます。

理系が…附属系属も立教離れ

立教は私立中高一貫校だけでなく、公立高校にも「学校推薦型」(指定校推薦)枠の拡大を図っているようで、「立教離れ」に歯止めをかけようとしています。

しかし、難関・上位校から推薦で立教に進もうという生徒は、人気の明治や青山学院と比べるとそう多くないというのが現状です。

かつて文学部などに進んでいた、女子も最近は有名私大の文系より、医歯薬理工系に人気があり、理系を学べる学部学科が少ない立教は生徒から「敬遠気味」で、それは女学院や香蘭でも見られる傾向です。

男子も立教の理系では物足りないのか、多くの生徒が他大学受験に踏み切ります

24年度に理学部へ進んだのは、新座から2人、池袋から1人。池袋は理学部に8人の枠がありましたがほとんど埋まらなかったことになります。

26年度に池袋キャンパスに新設予定の環境学部は、これから時代の代表的なテーマ「環境」を通じて、文理融合を実現する学部になるといいます。

これが立教の人気復活の「起爆剤」となるか、動向が注目されます。

25年度は志願者増の番

大学の現状と中学入試はそれほどリンクしませんが、立教の附属・系属4校は24年度入試で軒並み志願者数が減りました。

大きな理由はなく隔年現象とみられ、そうなると立教系4校は25年度入試は増える番になります。

人気としては例年並みとなりますが、立教系4校の入試はどれも楽ではありません。

繰り上げ合格が100人を超えたり、その翌年はゼロだったりと「読めない入試」になる1月の新座入試は「1回目必勝」が鉄則です。

2月3日に2回目がありますが、毎年ほぼ40人定員プラス若干名しか合格を出しません。

都内難関校受験の「前受け」の子と同じ土俵での勝負で厳しい戦いとなりますが、2回目の5倍前後の実質倍率の受験をしなくて済むように、2倍強のうちに合格を勝ち取ります。

池袋も同様で1回目入試の2月2日勝負です。

合格して手続きをする「歩留まり」率が良く、2回目入試の「定員20人より多く合格者が出ることはあり得ない」という覚悟が必要です。

女学院は2月1日午前の「一発勝負」。しかも定員120人のプラス1割程度しか合格を出しません。

学力の充実が一番ですが、女学院の入試はそれ以上に「気持ちの強い子」が勝ちます。模試など対外試合を数多く経験し、「動じない」練習を積むのが得策です。

香蘭は2度の入試機会があります。3日の2回目は倍率5倍以上になる激戦ですが、定員60人の倍前後の合格者を出します。

1日の1回目残念で2回目合格の「リベンジ合格」の割合は4割近いです。

女学院の入試同様、最後は「気力」勝負。焦らず基本問題を「取りこぼさなかった子」が合格します。


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池ノ内 潤

 「その子基準」で、勉強法、成績アップ、スケジュール立案、受験校・併願校選びなど、受験のあらゆる相談に乗る「受験デザイナー」。  昭和四十年代の夏、神奈川県生まれ。教師を志し、偏差値40程度の県立高校から独自の勉強法を駆使し、同校で初めて早稲田大学に合格。  進学塾講師、家庭教師で中学~大学受験に関わる。就職後もスポーツや執筆活動を通じ、教育や受験に携わる。    子ども2人の中学受験をサポート。1人は大手進学塾最下位クラスから転塾を経て、首都圏1都3県の偏差値トップ私立全てに合格し、第1志望に進学。  もう1人は偏差値30台から「親塾」でベースを固め、6年から入塾。3校に合格して大学付属中学へ進学した。

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