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尋ねるのはNG!?中学受験「進学する学校」


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勉強習慣と勉強体力の「継続」を
・受験結果話NGのお達しが出る
・禁止しても「うわさ」は広まる
・中受成功は予選L初戦突破程度

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勉強習慣と勉強体力の「継続」を

2月3日までに見事合格を果たし「進学先決定」という受験生のみなさん、おめでとうございます。

晴れて第1志望校入学の子もいれば、あと一歩及ばずも十分健闘した第2、第3志望への進学、あるいは思い描いていたのとは違う学校に進む子…それぞれです。

いずれにしても気持ちを切り替えて、また1からスタートです。

中学受験自体は終了でも、次の扉「中高6年間の生活」はもう開いています。

志望校合格で浮かれている子は、残念組で捲土重来を期する子に6年後、あっさり抜かれます。

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残り少ない小学校での生活を有意義に過ごしつつ、中学入学後を見据え、英語など中1の学習の「準備」をします。

せっかく身に付けた「勉強習慣」と「勉強体力」です。

量は減らしても、質とパワーが落ちないように「丁寧に継続する」ことが大切です。

親御さんにとっては、中学受験最後の「締めの伴走」。子どもが「継続」しているかの見守りが大事です。

受験結果話NGのお達しが出る

受験が終わり、小学校を卒業、中学校へと進みますが、実は小学校の友達が「どこの中学校へ進むかよくわからない」という話をよく聞きます。

地域によって「受験結果や進学先を教えることはしない」という「ルール」が、暗黙のうちに存在します。

中学受験をする家庭が多い地域で比較的多くみられるようで、受験シーズンが始まる前に小学校側から「受験結果や進学先を相手に尋ねることはご遠慮ください」という内容の通達が出る場合も珍しくありません。

小学校の先生が子どもたちと親御さんに、あらかじめ「釘を刺す」のです。

子どもたちは先生の言うことを聞き、仲の良い友達にでさえ、(表面的には)受験終了後の「中学受験話」をすることを極力避けます。

禁止しても「うわさ」は広まる

小学校側が先手を打って「受験結果公開」を禁止する背景には、保護者、生徒の間で過去にトラブルがあったと容易に推測できます。

「受験校をしつこく聞かれた」「不合格だったのに結果を詮索されてとても不愉快だった」などと、中学受験がさかんな地域では、小学校に訴え出る保護者が毎年後を絶ちません。

中学受験は小学校と直接関係はないのに、小学校側はそんなことまで気を回さなければならないとは、「とばっちり」もいいところです。

しかし、そんな「努力」にもかかわらず、親御さんの間では、誰が言ったか知りませんが「うわさ」は広がるものです。

ママ友の間ではなんとなく「その話題」になって、だいたい進む先は知っているものです。

中には誰がどこに合格した、落ちた、どこへ進学するのかを興味本位なのか、話のネタにしたいのか、嗅ぎまわっている人もいます。

一方で、何があっても進学先を秘密にしている人もいます。

小学校の卒業式まで出席せず、気が付けば引っ越ししていたという話も耳にします。

通学の便が良くなるから、という現実的な引っ越しもありますが、制服や通学電車で「進学先」がバレてしまうのが「どうしても嫌」という理由もあるようです。

中受成功は予選L初戦突破程度

正直、誰がどこの中学に合格しようと、落ちようと、興味がないという人もいます。

ただ、そういう「下世話なこと」が本心では好きなのも「人間」という生き物です。

相手のことをいちいち詮索するのは品格としてどうなのかというのもありますが、もし「結果」について聞かれれば我が子のことは、誇張せず淡々と話せば良いのです。

どんな結果でも隠すことはありません。

我が子が全力で頑張ったことは誇るべきことです。

中学受験で成功しても、人生の中では「予選リーグの第1戦」に勝った程度のものです。

志望校に進めず「負けた」としても、リーグ戦はまだ続きます

チャンスはこの先、いくらでもあります

うまくいかなかった受験だって、気にする必要はなく、聞かれればありのままを話します。

中学受験の合否話に神経質になって、貴重な時間を無駄にするのはもったいないことです。

志望校合格にせよ、そうでなかったにせよ、次のステージは始まっています。

中学での「乗り遅れ」は中学受験のつまづき以上に厄介なことになります。

合格、進学先が決まったら1日だけ喜びや感慨に浸り、翌日からは次に向かって再スタートです。


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池ノ内 潤

 「その子基準」で、勉強法、成績アップ、スケジュール立案、受験校・併願校選びなど、受験のあらゆる相談に乗る「受験デザイナー」。  昭和四十年代の夏、神奈川県生まれ。教師を志し、偏差値40程度の県立高校から独自の勉強法を駆使し、同校で初めて早稲田大学に合格。  進学塾講師、家庭教師で中学~大学受験に関わる。就職後もスポーツや執筆活動を通じ、教育や受験に携わる。    子ども2人の中学受験をサポート。1人は大手進学塾最下位クラスから転塾を経て、首都圏1都3県の偏差値トップ私立全てに合格し、第1志望に進学。  もう1人は偏差値30台から「親塾」でベースを固め、6年から入塾。3校に合格して大学付属中学へ進学した。

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