中学受験 目に見えない「デッドライン」

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半数が「勝負になっていない」
偏差値帯で違うデッドライン
「基礎力あり」で実現する逆転合格
・春から始める基礎力再構築

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半数が「勝負になっていない」

中学受験には目に見えない、見えにくい「リミット」があります。

この先どう頑張っても第1、第2志望校や難関・上位校の合格は難しい、正直言って無理というライン、「デッドライン」です。

入試日のように明確な期日として存在するわけでも、はっきりと誰に指摘されるわけでもないので、目に見えない、もっと言うと「見たくない」ラインです。

残酷なようですが、6年生になって「最後まであきらめなければ…」と本気で言えるレベルの子は限られています

不合格者の多くは、入試前に既に「手遅れ」状態で入試を受けているのが現状です。

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例えば1000人が受験して300人が合格する中学だとすれば、最初から合格点にほど遠い子は500人くらい、つまり受験者の半分が「勝負になっていない」状態です。

塾は「それを言っちやぁおしまい」なので、口が裂けても「ムリ」とは言いません。

現状厳しい子、親御さんに対して「現実」を口にせず、入試当日の「ワンチャン」(運が良ければ、ひょっとすると)にかけて送り出します。

偏差値帯で違うデッドライン

「デッドライン」は人によって時期が違います。

目指す学校にもよりますが、偏差値30台、40台なら夏休み前、40台後半から50台前半なら10月末までに「光」が少しでも見えてこないと、目標を「現実路線」に転換しなければならない可能性が高くなります

成績が上がる、学力が伸びるには一定の時間が必要だからです。

成績が低迷しているほど、上昇するまでに時間がかかるのは、勉強に対するエンジンの「馬力」が弱いためです。

よく「過去問との相性が良ければ逆転合格は可能」といわれますが、それはどの教科もある程度の基礎ができている上での話になります。

問題の出題傾向を把握、分析をいくら重ねても、ベースとなる基礎力がある程度なければ「過去問対策」にいくら力を入れても効果は薄いでしょう。

何度もやって答えを暗記して「合格最低点に届いた!」となっても、合格に近づいたことにはなりません。

「基礎力あり」で実現する逆転合格

偏差値が振るわない40台前半の子の「デッドライン」は「6年生夏休み前」です。

「夏休みで一気に挽回して、逆転合格だ!」というシナリオを描いている受験生と親御さんが、毎年数えきれないほどいます。

塾によってはその類いの「掛け声」をスローガンにさえします。

しかし、9月の声を聞く頃の感想は「ほとんど何もできなかった」です。

偏差値40台の子はそもそも「基礎力」がおぼつかないために「その成績」なのです。

「一気に挽回して逆転合格」のシナリオは「基礎力」があって初めて実現します

6年生の夏休みは基礎力構築の場ではなく、「再確認」の場です。

「基礎ができていない」子が6年生の夏期講習に毎日通っても、特訓授業を受けても「実力の上積み」「再確認」にはならず、かえって「理解できない負債の上積み」になります。

春から始める基礎力再構築

基礎力=簡単、ではありません。

基礎力を付ける、とたやすく言う人は多いのですが、一朝一夕で何とかなるものではなく、ものをいうのは「積み重ね」の一点です。

有益な夏休みにするための第一歩は、実は春からの取り組みにかかっています

6年生の前半は各塾で演習が多めになり、宿題も若干少なめになる傾向です。

ここで時間をつくり、4月から7月半ばまで基礎力を再構築し、夏期講習以降を「理解できない負債の上積み」 から「実力の上積み」になるように「体質改善」を試みます。

これが「ラストチャンス」であることを親御さんが子どもに言い聞かせます。

いい加減に聞いていたり、どこ吹く風の子が多いかもしれません。

気に留めていないようでしたら塾の先生にひと肌脱いでもらいます。

多少「脅し」が入ってもいいでしょう。

「このままだと、どこも合格しない。全部落ちる」と。

ウソも何とかですが、言った以上、親御さんにも「責任」を持ちます。

塾の先生に相談してスケジュール取り組むメニューを決めてもらい、スケジュール管理と勉強の進捗具合を必ず親御さんが把握します。

子どもが自力で苦手と向き合うのは至難だからです。

親御さんが伴走できるのがベストですが、厳しい場合は信頼できる塾の先生、学習プラン、進捗状況まで見てくれる家庭教師にアシストしてもらいます。

ただ、外部にお任せしても親御さんは子どもの「観察」を怠らないように。

親の「丸投げ受験」の多くは、2月に「こんなはずじゃなかった」という結末を迎えます

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